January 18, 2017

コスモス薬品、中間決算、増収増益、新店41店舗!

コスモス薬品、2017年5月、第2四半期、1/11
・http://www.cosmospc.co.jp/pdf/170111_2Qtanshin.pdf

CF関連:キャッシュの配分:
・営業活動によるキャッシュ・フロー: 131.33億円(昨年98.19億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△135.68億円(103.32%:昨年(△151.07億円)
  ⇒有形固定資産の取得による支出 :△137.99億円(昨年 △165.46億円)
財務活動によるキャッシュ・フロー:△42.52億円(昨年103.57億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):△46.88億円 (昨年50.69億円)

B/S関連:キャッシュの蓄積:
・総資産: 2,093.43億円
・自己資本比率:40.2%(昨年 37.6%)
・現金及び預金:225.94億円(総資産比 10.80%)
・有利子負債:184.77億円(総資産比 8.83%)
・買掛金 :824.28億円(総資産比 .39.38%)
・利益剰余金 :757.36億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高:2,470.44億円(14.1%) 、営業利益:118.80億円(29.8%)
・経常利益:130.43億円(28.2%)、当期純利益:86.83億円(41.5%)
  ⇒ 通期予想:売上高:4,900.00億円(9.6%:進捗 50.42%)、営業利益: 187.00億円(0.3%:進捗 63.53%)
・原価:79.89%(昨年 80.43%):-0.54、売上総利益:20.11%(昨年 19.57%):+0.54
・経費:15.30%(昨年 15.35%):-0.05
・営業利益:4.81%(昨年 4.22%):+0.59

コスモス薬品のコメント:
・当社グループは消費者にとって「安くて、近くて、便利なドラッグストア」を目指して力 を注いでまいりました。具体的には、単純化・標準化・平準化を行うことによって店舗運営コストを抑制し、「毎 日安い(エブリデイ・ロー・プライス)」政策に磨きをかけてまいりました。つまり、ごく限られた期間の「派手 な安さ」ではなく、ご来店いただく全てのお客様が「安心の低価格」をいつも実感できるような店舗運営を目指し ました。
・また、自社競合による一時的な収益性の低下も厭わず、次々と新規出店を行いました。同時に、新商勢圏への店 舗網拡大も図ってまいりました。これにより、新規出店につきましては、中部地区に1店舗、関西地区に4店舗、 中国地区に11店舗、四国地区に5店舗、九州地区に20店舗の合計41店舗を開設いたしました。また、スクラップ& ビルドにより4店舗を閉鎖したことで、当第2四半期連結累計期間末の店舗数は775店舗となりました。

日本経済新聞:1/12
・コスモス薬品の6~11月、経常益28%増 猛暑で飲料好調
・http://www.nikkei.com/article/DGXLZO11563710R10C17A1DTA000/
・コスモス薬品が11日発表した2016年6~11月期の連結決算は、経常利益が前年同期比28%増の130億円となり、同期間では2年連続で最高益を更新した。西日本を中心に夏場の気温が高かったことで、清涼飲料やビールなどの販売が伸びた。一部メーカーからの仕入れ条件が改善し、粗利率が向上したことも貢献した。

コスモス薬品の株価:1/17
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=3349.T
・時価総額 427,809百万円(1/17) = 21,390円(1/17) × 20,000,400株(1/17)
・株価 21,390円(1/17)=PER(会社予想):31.37倍(1/17)×EPS 681.83円(2017/05)
・株価 21,390円(1/17)=PBR(実績):5.03倍(1/17)×BPS 4,253.58円(2016/2)

PI研のコメント:
・1/11、コスモス薬品が2017年5月期の中間決算を公表しました。結果は増収増益、すべての指標が2桁増となる好決算となりました。日経新聞も、「経常利益が前年同期比28%増の130億円となり、同期間では2年連続で最高益を更新」と報じており、過去最高益となりました。通期予想の進捗率も、営業利益ベースで63.53%であり、優に50%を超えており、今期、好決算が期待されます。特に、この中間期では、原価が-0.54ポイントと大きく改善されており、これが利益を押し上げたといえます。それにしても、日経新聞によれば、「清涼飲料やビールなどの販売が伸びた。一部メーカーからの仕入れ条件が改善し、粗利率が向上」と報じていますが、ドラックストアというよりも、食品スーパーのコメントともいえ、それだけ、食品がコスモス薬品を大きく牽引していることがわかります。一方、売上高の方ですが、「新規出店につきましては、中部地区に1店舗、関西地区に4店舗、 中国地区に11店舗、四国地区に5店舗、九州地区に20店舗の合計41店舗を開設」と、中間時点で41店舗、全体が775店舗ですので、全店の5%の新店であり、積極的な成長戦略を推し進めています。コメントでも「一時的な収益性の低下も厭わず、次々と新規出店を行い」とのことですので、成長戦略への強い経営の意思が感じらます。実際、CFでも投資キャッシュフローが営業キャッシュフローの103.32%ですので、全キャッシュを成長戦略に配分しており、それだけ、ここは攻めとの確信をもった経営判断といえます。これを受けて、株価も高値で推移、PERは31.37倍、PBRも5.03倍ですので、投資家の評価は極めて高く、小売業業界の中でも極限の数値といえます。コスモス薬品、この好調な決算を背景に、さらに成長戦略を推し進めると思われ、今後、「新商勢圏への店 舗網拡大」をどう図ってゆくのか、その動向に注目です。

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January 17, 2017

大黒天物産、中間決算、増収増益、新店4店!

大黒天物産、2017年5月、第2四半期、1/12
・https://www.e-dkt.co.jp/ir/pdfs/library/tanshin_20170112.pdf

CF関連:キャッシュの配分:
・営業活動によるキャッシュ・フロー: 26.93億円(昨年18.81億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△37.00億円(137.40%:昨年(△76.56億円)
 ⇒有形固定資産の取得による支出 :△34.43億円(昨年 △70.03億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:△3.95億円(昨年34.95億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):△14.03億円 (昨年△22.79億円)

B/S関連:キャッシュの蓄積:
・総資産:520.09億円
・自己資本比率:55.0%(昨年 54.0%)
・現金及び預金:47.12億円(総資産比 9.09%)
・有利子負債:41.05億円(総資産比 7.90%)
・買掛金 :94.36億円(総資産比 18.15%)
・利益剰余金 :254.98億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高:757.25億円(8.2%) 、営業利益:28.77億円(15.7%)
・経常利益:29.30億円(16.9%)、当期純利益:17.46億円(13.5%)
  ⇒ 通期予想:売上高:1,528.40億円(5.3%:進捗 49.55%)、営業利益:60.61億円(6.7%:進捗 47.47%)
・原価:76.49%(昨年 77.18%):-0.69、売上総利益:23.51%(昨年 22.82%):+0.69
・経費:19.72%(昨年 19.28%):+0.44
・営業利益:3.79%(昨年 3.54%):+0.25

大黒天物産のコメント:
・小売業界におきましては、円安による原材料価格の値上げや慢性的な人材不足、さらに業種・業態を超えた価格 競争の激化により厳しい経営環境が続いております。
・このような環境の中、当社グループでは食の安心・安全を確保するための品質・鮮度管理の徹底、更なるお客様 への価格訴求として『大幅値下宣言』を唱えた販売戦略を実践してまいりました。成長戦略として、岡山県に1店 舗、滋賀県に1店舗、兵庫県に1店舗、大阪府に1店舗の計4店舗を新規に出店いたしました。また、既存店舗の 活性化を図るため、生鮮売場を強化した店舗改装を8店舗において実施いたしました。

Kabtan:1/12
・大黒天、上期経常が17%増益で着地・9-11月期も8%増益
・https://kabutan.jp/news/?b=k201701120035
・大黒天物産 <2791> が1月12日大引け後(15:00)に決算を発表。17年5月期第2四半期累計(6-11月)の連結経常利益は前年同期比16.9%増の29.3億円に伸び、通期計画の61.2億円に対する進捗率は5年平均の43.7%を上回る47.8%に達した。

大黒天物産の株価:1/13
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=2791.T
・時価総額 72,807百万円(1/16) = 5,040円(1/16) × 14,445,900株(1/16)
・株価 5,040円(1/16)=PER(会社予想):20.02倍(1/16)×EPS 251.78円(2017/02)
・株価 5,040円(1/16)=PBR(実績):2.48倍(1/16)×BPS 2,035.08円(2016/2)

PI研のコメント:
・大黒天物産が1/12、2017年5月期の第2四半期決算を公表しました。結果は増収増益、好決算となりました。今期は「岡山県に1店 舗、滋賀県に1店舗、兵庫県に1店舗、大阪府に1店舗の計4店舗を新規に出店」と、積極的に新店を展開し、これが売上高を押し上げたといえます。CFを見ても、投資キャッシュフローが、営業キャッシュフローの137.40%と成長戦略にキャッシュを配分しており、いまは攻めとの経営判断かと思います。出店地域も地元の中国地方は1店、関西地区へ3店と、東へ攻め上っており、関西地区が新たなドミナント地区となりつつあります。一方、増益となった要因ですが、経費は上昇しましたが、それを大きく上回る原価の改善が大きく、これが利益を押し上げたといえます。それにしても、大黒天物産の株価ですが、PERが20.02倍と高い評価であり、PBRも2.18倍と、これも高い評価ですので、投資家からの評価は高く、株価はかなり高い水準で推移といるといえます。大黒天物産、この好調な決算を背景に、今期後半、そして、来期、どのような成長戦略を打ち出すのか、注目です。

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January 16, 2017

スーパーバリュー、第3四半期、増収大幅増益、株価高騰!

スーパーバリュー 、2017年2月、第3四半期、1/13
・http://www.supervalue.jp/uploads/important-pdf/20170113_24915566.pdf

B/S関連:キャッシュの蓄積:
・総資産:233.96億円
・自己資本比率:24.8%(昨年 23.9%)
・現金及び預金: 11.35億円(総資産比 4.86%)
・有利子負債:75.72億円(総資産比 32.37%)
・買掛金 :58.95億円(総資産比 25.20%)
・利益剰余金 :51.41億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高:547.13億円(9.4%) 、営業利益:4.64億円(240.6%)
・経常利益:5.39億円(144.2%)、当期純利益:3.37億円(179.0%)
  ⇒ 通期予想:売上高:733.47億円(7.2%:進捗 74.60%)、営業利益:7.10億円(25.3%:進捗 65.36%)
・原価:78.73%(昨年 79.26%):-0.53、売上総利益:21.27%(昨年 20.74%):+0.53
・経費:20.90%(昨年 20.92%):-0.02
・マーチャンダイジング力:+0.37%(昨年-0.18%):-0.55
・その他営業収入:0.48%(昨年 0.45%):+0.03
・営業利益:0.85%(昨年 0.27%):+0.58

スーパーバリューのコメント:
・当社の所属する小売業界におきましては、消費税率の引き上げは延期されたものの、消費者マインドに改善の動 きは見られず、消費の二極化が鮮明となりつつあります。また、人材不足とそれに伴う人件費の上昇は一層大きな 課題となっており、業種・業態を超えた企業間競争は激しさを増し、依然として厳しい経営環境が続いておりま す。
・このような環境の中、当社では、低価格の商品と「できたて」「作りたて」「おいしい」にこだわった品質の高 い商品をバランス良く品揃えすることで、“価格”と“こだわり”それぞれを重視するお客様の満足度を充足して まいりました。また、本年3月1日より、店舗の営業時間を20時から21時まで1時間延長し、お客様の利便性向上 を図るなど、お客様のニーズに応える店舗づくりも進めてまいりました。その結果、既存店売上高は順調に推移 し、前年同期比100.7%となりました。
・利益面では、利益改善と「よい商品をより安く」の観点から仕入面の見直し及びロス対策等に取り組んだ結果、 売上総利益率は前年同期を0.5ポイント上回る21.3%を確保することができました。
・経費面では、新卒社員23名の入社及び人材確保対策としての全体的な賃金上昇に伴う人件費の増加、当期新店に 係る開店一時経費57百万円の発生、前事業年度に出店しました八王子高尾店を主とする新店の経費増加等により、 販売費及び一般管理費は前年同期比109.3%と増加いたしました。
・店舗展開におきましては、新規出店として、平成28年10月21日に食品スーパー店舗の川口伊刈店(埼玉県川口 市)を出店し、当第3四半期会計期間末の店舗数は28店舗となりました。また、草加店において、食品売場の拡大 及び品揃えの拡充を中心にお客様がよりお買い物しやすい売場づくりを目的として、平成28年4月に店舗改装を実 施いたしました。

四季報Online:1/13
・スーパーバリューがストップ高気配、株式分割や増配などを好感
・https://shikiho.jp/tk/news/articles/0/153604
・ジャスダックのスーパーバリュー(3094)が後場に急伸した。午後0時57分現在、制限値幅上限の前日比500円(23.15%)高の2660円ストップ高買い気配で推移している。前引けは30円高の2190円だった。

スーパーバリューの株価:1/13
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=3094.T
・時価総額 4,283,288百万円(1/13) = 2,660円(1/13) × 886,441,983株(1/13)
・株価 2,660円(1/13)=PER(会社予想):10.70倍(1/13)×EPS 248.71円(2017/02)
・株価 2,660円(1/13)=PBR(実績):0.98倍(1/13)×BPS 2,707.29円(2016/2)

PI研のコメント:
・スーパーバリューの株価が異変、第3四半期決算の増収、大幅増益の発表と同時に1株を3株への株式分割、40円の配当を50円に増額等が重なり、1/13の株価はストップ高、2,660円となり、明けて1/18も値がつかない状況ではじまりました。これだけ株価が異常高騰するのはめずらしく、投資家の目は、いまスーパーバリューに熱く注がれています。今期の決算ですが、原価が-0.53ポイントと大きく改善したことに加え、経費も-0.02ポイントとわずかですが、改善、さらにはその他営業収入も0.03ポイント改善し、トリプルで利益を押し上げたことが大きいといえます。ただ、改善したとはいえ、営業利益率は0.85%ですので、さらなる改善が今後の課題といえます。スーパーバリュー、今期売上高は9.4%と好調であり、各社がどちらかというと成長戦略よりも、利益改善に走る中、積極的な経営を推し進めています。今後、この強気の成長戦略と回復しつうある利益を背景に、残された四半期、そして、来期、どのような経営戦略を打ち出すのか、注目です。

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January 15, 2017

セブン&アイHvsイオン、決算比較、第3四半期!

セブン&アイHとイオンの決算比較:2017年2月度、第3四半期
・前者はセブン&アイH、後者がイオン:
・http://www.7andi.com/dbps_data/_template_/_user_/_SITE_/localhost/_res/ir/library/kt/pdf/2017_0112kt.pdf
・http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1429790

B/S関連:キャッシュの蓄積:
・総資産:5兆3,405.00億円
  ⇒総資産:8兆6,747.51億円
・自己資本比率:41.6%(昨年 43.6%)
  ⇒ 自己資本比率:12.5%(昨年 13.9%)
・現金及び預金: 1兆1,324.08億円(総資産比 21.21%)
  ⇒ 現金及び預金: 6,542.93億円(総資産比 7.55%)
・有利子負債:1兆666.42億円(総資産比 19.98%)
  ⇒有利子負債:2兆2,536.37億円(総資産比 25.98%)
・買掛金 :4,475.94億円(総資産比 8.39%)
  ⇒買掛金 :9,343.83億円(総資産比 10.71%)
・利益剰余金 :1兆7,716.94億円
  ⇒利益剰余金 :5,466.37億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・営業収益:4兆2,889.29億円(△5.0%) 、営業利益:2,740.06億円(5.0%)
  ⇒営業収益:6兆998.60億円(1.1%) 、営業利益: 853.76億円( 5.6%)
・経常利益:2,764.01億円( 6.6%)、当期純利益:755.38億円(△39.8%)
  ⇒経常利益:850.40億円(3.7%)、当期純利益:△172.56億円( %)
・原価:77.26%(昨年 77.93%):-0.67、売上総利益:22.74%(昨年 22.07%):+0.67
  ⇒原価:72.63%(昨年 73.14%):-0.51、売上総利益:27.37%(昨年 26.86%):+0.51
・経費:41.15%(昨年 38.73%):+2.42
  ⇒経費:38.52%(昨年 37.85%):+0.67
・マーチャンダイジング力:-18.41%(昨年-16.66%):-1.75
  ⇒マーチャンダイジング力:-11.15%(昨年-10.99%):-0.16
・その他営業収入:26.48%(昨年 23.81%):+2.67
  ⇒その他営業収入:12.73%(昨年 12.50%):+0.23
・営業利益:8.07%(昨年 7.15%):+0.92
  ⇒営業利益:1.58%(昨年 1.51%):+0.07

株価:
・時価総額 4,283,288百万円(1/13) = 4,832円(1/13) × 886,441,983株(1/13)
  ⇒時価総額 1,498,838百万円(1/12) = 1,719円(1/12) × 871,924,572株(1/12)
・株価 4,832円(1/13)=PER(会社予想):53.40倍(1/13)×EPS 90.48円(2017/02)
  ⇒株価 1,719円(1/12)=PER(会社予想): 143.97倍(1/12)×EPS 11.94円(2017/02)
・株価 4,832円(1/13)=PBR(実績):1.92倍(1/13)×BPS 2,511.93円(2016/2)
  ⇒株価 1,719円(1/12)=PBR(実績):1.33倍(1/12)×BPS 1,295.64円(2016/2)

PI研のコメント:
・1/11、イオン、1/12、セブン&アイHが公表した2017年2月期の第3四半期決算の双方をB/S、P/Lで比較しました。前者がセブン&アイH、後者がイオンです。まずはB/Sですが、総資産の差が約3兆円、イオンが高く、いかに資産が巨大であるかがわかります。その要因はイオン銀行とセブン銀行の差にあるといえ、イオン銀行は決済中心のセブン銀行と違い預金があり、それを貸し出し、利ザヤを稼ぐことが主な業務のため、1兆円以上の資産が計上されるためです。ただ、これが自己資本比率にも影響し、預金が負債に2兆円以上計上されますので、セブン&アイHと比べ極端に低く、12.5%と異常に低い数値となります。これは有利子負債も影響しているといえ、その差、約5,000億円弱ですので、イオンは2重の自己資本比率の低さへの影響を受けているといえます。一見、不安な水準ですが、預金はすぐに返済する必要はないですので、実質、約30%は自己資本を押しあげているとも見れますので、セブン&アイHとほぼ同じと見てもよいかと思います。B/Sでは、これ以外には利益剰余金の違いであり、約1兆円、セブン&アイHが高く、これまでの利益の蓄積の差が大きいことがわかります。一方、P/Lですが、大きな構造はよく似ており、売買差益、すなわち、マーチャンダイジング力では全く、利益がでない構造であり、どちらも、その他営業収入に依存する構造といえます。というよりも、その他営業収入がむしろ利益の源泉ともいえ、小売業=マーチャンダイジングではなく、小売業の集客力を通じて、その他営業収入で利益を生み出す新業態とみることもできます。それにしても、セブン&アイHのこの数値は26.48%、セブンイレブンというフランチャイズシステムが主要業態でるあるからこそともいえますが、異常な数値といえます。今後、両企業ともに、単純な小売業態とは別業態となったといえ、どのような収益構造、そして、資産を形成してゆくのか、その経営方針に注目です。

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January 14, 2017

セブン&アイH、第3四半期、減収増益、PB好調!

セブン&アイ・ホールディングス 、2017年2月、第3四半期、1/12
・http://www.7andi.com/dbps_data/_template_/_user_/_SITE_/localhost/_res/ir/library/kt/pdf/2017_0112kt.pdf

B/S関連:キャッシュの蓄積:
・総資産:5兆3,405.00億円
・自己資本比率:41.6%(昨年 43.6%)
・現金及び預金: 1兆1,324.08億円(総資産比 21.21%)
・有利子負債:1兆666.42億円(総資産比 19.98%)
・買掛金 :4,475.94億円(総資産比 8.39%)
・利益剰余金 :1兆7,716.94億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・営業収益:4兆2,889.29億円(△5.0%) 、営業利益:2,740.06億円(5.0%)
・経常利益:2,764.01億円( 6.6%)、当期純利益:755.38億円(△39.8%)
  ⇒ 通期予想:営業収益:5兆7,700.00億円( △4.6%:進捗 74.34%)、営業利益:3,530.00億円(0.2%:進捗 77.62%)
・原価:77.26%(昨年 77.93%):-0.67、売上総利益:22.74%(昨年 22.07%):+0.67
・経費:41.15%(昨年 38.73%):+2.42
・マーチャンダイジング力:-18.41%(昨年-16.66%):-1.75
・その他営業収入:26.48%(昨年 23.81%):+2.67
・営業利益:8.07%(昨年 7.15%):+0.92

セブン&アイ・ホールディングスのコメント:
・当社グループにおきましては、「変化への対応と基本の徹底」を経営スローガンに掲げ、様々な社 会環境の変化やお客様の心理変化を捉え、付加価値の高い商品及び地域の嗜好に合わせた商品の開発を推進するとと もに、接客力の向上に取り組んでまいりました。
・グループのプライベートブランドである「セブンプレミアム」やグループ各社のオリジナル商品につきましては、新商品の 開発を推進するとともに既存商品のリニューアルを計画的に実施することで、品質の向上と新しい価値の提案を図りました。 なお、当第3 四半期連結累計期間における「セブンプレミアム」の売上は8,750 億円(前年同期比18.1%増)となり、年間 計画 1 兆 1,500 億円(同 14.9%増)に対して順調に推移いたしました。
・当社グループの横断的な取り組みとして推進しているオムニチャネル戦略につきましては、グループ統合ポータルサイト 「omni7(オムニ 7)」における商品力と品揃えの拡大を図るとともに、戦略の抜本的な見直しに取り組みました。国内 1 日あ たり約 2,200 万人の来店客数とお客様のニーズに応える様々な業態を有する当社グループの強みを活かし、質の高いサ ービスを提供すべく、各社共通のポイントプログラムなどが利用可能なスマートフォン用アプリケーションの開発に着手いた しました。
・親会社株 主に帰属する四半期純利益は、主にスーパーストア事業と百貨店事業の店舗に係る減損損失や、百貨店事業に係るのれ んの減損損失等を含む特別損失を計上したことにより 755 億 38 百万円(同 39.8%減)となりました。

日本経済新聞:1/7
・セブン&アイ純利益40%減 3~11月、特損が重荷
・http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL12HLJ_S7A110C1000000/
・セブン&アイ・ホールディングスが12日発表した2016年3~11月期の連結決算は、純利益が前年同期比40%減の755億円だった。主力のコンビニエンス事業は好調だったが、スーパーや百貨店に関する減損損失が膨らみ、特別損失が重荷となった。

セブン&アイ・ホールディングスの株価:1/13
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=3382.T
・時価総額 4,283,288百万円(1/13) = 4,832円(1/13) × 886,441,983株(1/13)
・株価 4,832円(1/13)=PBR(実績):1.92倍(1/13)×BPS 2,511.93円(2016/2)

PI研のコメント:
・セブン&アイHが1/12、2017年2月期の第3四半期決算を公表しました。結果は減収増益、当期純利益は減益となるやや厳しい決算となりました。ただ、株価は上昇、投資家は買いと判断したといえます。その要因は特に営業利益の通期予想が現時点で 77.62%となり、今期は予想を上回る増益になる公算が高くなったためと思われます。また、今期は減収、すなわち、成長戦略を抑制し、リストラに取組み、「スーパーストア事業と百貨店事業の店舗に係る減損損失や、百貨店事業に係るのれ んの減損損失等を含む特別損失を計上」とのことで、この方針を株主が評価したためと思われます。それにしても、PBは「「セブンプレミアム」の売上は8,750 億円(前年同期比18.1%増)となり、年間 計画 1 兆 1,500 億円(同 14.9%増)に対して順調に推移」とのことで、絶好調、これが原価を-0.67ポイント押し下げた要因といえ、営業利益の改善に大きく寄与したといえ、PBも1兆円の時代に入ったといえます。セブン&アイH、「「変化への対応と基本の徹底」を経営スローガンに掲げ」と、依然として、これまでのスローガンを堅持していますが、来期は恐らく新たなスローガンが掲げられるのではないかと思いますが、来期、今期課題の成長戦略をどう打ち出すのか、その成長戦略に注目です。

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January 14, 2017 | | Comments (0) | TrackBack (0)

January 13, 2017

イオン、第3四半期、増収増益、最終赤字、株価は上昇!

イオン、2017年2月、第3四半期、1/11
・http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1429790

B/S関連:キャッシュの蓄積:
・総資産:86,747.51億円
・自己資本比率:12.5%(昨年 13.9%)
・現金及び預金: 6,542.93億円(総資産比 7.55%)
・⇒銀行業における貸出金:1兆4,627.24億円(総資産比 16.87%)
・⇒銀行業における預金:2兆3,996.53億円(総資産比 27.67%)
・有利子負債:2兆2,536.37億円(総資産比 25.98%)
・買掛金 :9,343.83億円(総資産比 10.71%)
・利益剰余金 :5,466.37億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・営業収益:6兆998.60億円(1.1%) 、営業利益: 853.76億円( 5.6%)
・経常利益:850.40億円(3.7%)、当期純利益:△172.56億円( %)
・親会社株主に帰属する四半期純損失は、当第3四半期連結会計期間において前年同期と比較し 77 億 20 百万円の増益となり大幅な改善を達成した結果、当第3四半期連結累計期間では 172 億 56 百万円(前 年同期より2億 18 百万円の増益)となりました。
  ⇒ 通期予想:営業収益:8兆4,000.00億円(2.7%:進捗 72.62%)、営業利益:1,900.00億円(7.4%:進捗 44.94%)
・原価:72.63%(昨年 73.14%):-0.51、売上総利益:27.37%(昨年 26.86%):+0.51
・経費:38.52%(昨年 37.85%):+0.67
・マーチャンダイジング力:-11.15%(昨年-10.99%):-0.16
・その他営業収入:12.73%(昨年 12.50%):+0.23
・営業利益:1.58%(昨年 1.51%):+0.07
  ⇒減損損失:51.97億円(昨年132.55億円)
  ⇒災害による損失:20.74億円(昨年 億円)

イオンのコメント:
・グループ共通戦略:
・6月から、新たな共通ポイント「WAON POINT」サービスを開始し、現金でのお買物にも 対応する「WAON POINTカード」を新たに発行しました。これまでイオングループ各社で 運営していた会員組織を順次新サービスに統合しており、「WAON POINTカード」稼働人 数は、8月末時点で新規会員を含めて 3,000 万人を突破しました。「WAON POINT」は、 加盟店でのお買物以外にも、ウォーキング等の健康増進活動や環境保護活動でポイントを貯めたり、 寄付等の社会貢献活動でポイントを利用できる、社会性、公共性に優れたサービスです。地域との 連携も推進し、地域社会の基盤となる共通ポイントサービスを目指しています。
・フランスを中心に欧州にてフローズン専門の小型SM事業を展開するPicard Surgelés SAS社(本 社所在地:パリ)と、6月、日本における「PICARD(ピカール)」の本格展開について合意し、新 会社「イオンサヴール株式会社」を設立しました。日本初のフローズン専門SMとして、11月23日 に「Picard青山骨董通り店」、12月9日に「Picard麻布十番店」の2店舗をオープンしました。「365 日、いつでも誰でもおいしさ溢れる食卓を」というコンセプトのもと、冷凍技術を最大限に活かし たおいしくかつ美しい商品が、お客さまからご支持をいただいています。
・6月に、フランスを基点に欧州にてオーガニック小型SM「Bio c’ Bon(ビオセボン)」を展開 しているMarne & Finance Europe社(本社所在地:ブリュッセル)と合弁会社「ビオセボン・ジャ ポン株式会社」を設立し、12月9日に日本1号店となる「Bio c’Bon麻布十番店」をオープンしま した。オーガニック食品を気軽にお試しいただけるように対面キッチンのデリコーナーを設置し、 出来立ての惣菜やサンドイッチを提供する等、オーガニックのあるくらしを積極的に提案しお客さ まからご支持をいただいています。
・アジアシフトを推進する中、成長著しいミャンマー市場において同国でのSM事業、専門店事業や 不動産事業等を営むCreation Myanmar Group of Companies Limited(以下、CMGC社)と合弁会社 「イオンオレンジ株式会社(AEON Orange Co.,Ltd.)」を設立し、8月、CMGC社傘下のHypermart 社から14店舗を譲り受けて事業を開始しました。9月30日には、最大都市ヤンゴン市に、新会社と して1号店となる「イオンオレンジ North Okkalapa店」をオープンしました。

日本経済新聞:1/7
・イオンが小幅高 最終赤字も店舗の統廃合進捗を評価
・http://www.nikkei.com/markets/company/article/?n_cid=DSMMAA13&ng=DGXLASFL12HD9_S7A110C1000000&scode=8267
・(10時5分、コード8267)続伸している。寄り付き直後に前日比19円50銭(1.1%)高の1718円50銭まで上昇した。11日の取引終了後に発表した2016年3~11月期の連結決算は、営業利益が前年同期比6%増の853億円だった。ドラッグストアの好調などが寄与した。一方、店舗の減損損失などにより最終損益は172億円の赤字となり、株価は小幅ながら下げる場面もあった。ただ、市場では「小売り再編の流れから店舗の統廃合などはやむを得ず、財務体質改善のためにも方向性は悪くない」(国内機関投資家)との声があり、現時点では低迷する総合スーパー(GMS)事業の改革などを評価する動きがやや優勢なようだ。

イオンの株価:1/12
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=8267.T
・時価総額 1,498,838百万円(1/12) = 1,719円(1/12) × 871,924,572株(1/12)
・株価 1,719円(1/12)=PER(会社予想): 143.97倍(1/12)×EPS 11.94円(2017/02)
・株価 1,719円(1/12)=PBR(実績):1.33倍(1/12)×BPS 1,295.64円(2016/2)

PI研のコメント:
・イオンが1/11、2017年2月期の第3四半期決算を公表しました。結果は営業、経常段階では増収増益、当期純利益は減損損失が嵩み、赤字決算となりました。日経新聞によれば、投資家は今回の決算結果を買い優勢と判断したとのことで、株価は下がることなく、若干ですが、上昇しています。「現時点では低迷する総合スーパー(GMS)事業の改革などを評価する動きがやや優勢」とのことで、GMSへどうイオンが本格的に向き合うか、そこを見ているといえそうです。営業段階で増益となった要因ですが、原価、経費段階では経費が大きく上昇、原価の改善を上回り、マイナスとなっていますが、それをGMS業態特有ともいえるその他営業収益の改善でプラスにもっていったことが大きいといえます。それしても、その他営業収益が12.73%、売買差益、すなわち、マーチャンダイジング力が-11.15%とは、食品スーパーをはじめ小売業では考えられない財務構造といえ、GMS改革は、この構造にどうメスをいれるかが大きなポイントといえます。また、イオンは金融関連の経営へのインパクトが大きく、今回の決算でも負債に「銀行業における預金:2兆3,996.53億円」、資産に「銀行業における貸出金:1兆4,627.24億円」を計上しており、1兆円単位のB/Sへのインパクトであり、これも小売業の決算とは異質のものとなりつつあります。今回、このような中で興味深い動きとしては「新たな共通ポイント「WAON POINT」サービスを開始」したことです。金融を中核に据えるのであれば、クレジットカードへのシフトが通常かと思いますが、あえて現金カードを新たに発行、「会員組織を順次新サービスに統合」してゆくとのことです。すでに、 会員も3,000 万人を突破とのことですので、日本でも有数のポイントカードとなりつつあります。今後、この「WAON POINT」がイオングループのメインカードとなってゆくと思われ、どのような顧客との関係を構築してゆくのか、気になるところです。イオン、GMS改革に本格的に取り組みはじめたといえ、今後、どのように企業構造を変革してゆくのか、その動向に注目です。

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January 13, 2017 | | Comments (0) | TrackBack (0)

January 12, 2017

ABCマート、新規顧客獲得に照準!

新規客獲得が増益の秘訣 売れ筋は現場で見極める:野口 実 エービーシー・マート社長
・東洋経済PLUS:
・http://tkplus.jp/articles/-/14113
・靴小売専門店の国内最大手であるエービーシー・マート。個人消費が伸び悩み、業界でも店舗が過剰状態にあるといわれる中、同社は14期連続の増収増益に向けて快走を続ける。好調の要因は何か。今後の戦略を含め野口実社長に聞いた。
・増収増益を続ける秘訣は?
・われわれは毎年20%の既存客を失う前提で戦略を組んでいる。つまり、既存客の囲い込みと、新規客を20%以上獲得するための魅力的な商品作りが重要だ。
・新規客を獲得してきたことで、既存店売上高を11期連続で伸ばしてきた。新規出店をすれば増収は可能だが、新しい客を増やす仕組みを作らなければ、増益は実現できない。

ABCマート:
・http://www.abc-mart.net/shop/

2017年2月、第3四半期:1/10
・http://www.abc-mart.co.jp/ir/pdf/2017/kessan03.pdf
・通期予想:
・売上高:2,405.00億円(1.0%)、営業利益:420.60億円(1.3%)
・当社グループは引き続き顧客ニーズに沿った商品開発と広告宣伝に注力いたしました。出店に つきましては、当四半期までに国内外合わせて96店舗の新規出店を進め、当社グループの店舗数は、1,137店舗とな りました。
・商品につきましては、引き続きファッションスニーカーを中心にスポーツシューズの販売強化をいたしました。 また下期は、主に女性客に向けた販売戦略を進めてまいりました。テレビCMを中心とした宣伝により、履きやすい パンプスやブーツを提案し、また親子に提案する商品については、企画開発から販売促進活動までを一貫して強化 することで、レディースシューズとキッズシューズの双方の需要を喚起させる取り組みを行いました。
・店舗展開につきましては、既存の「ABC-MART」の他、新業態の「Charlotte」や「ACE Shoes」の新規出店を多数 進め、当四半期で32店舗、上期と合わせ65店舗の新規出店を行いました。これにより、当四半期末における国内店 舗数は910店舗となりました(当四半期閉店1店舗)。既存店においては、都市部の大型店の強化を図るため、既 存の旗艦店を「Grand Stage」業態に改変するなど、業態変更を伴う大規模な改装を積極的に実施しました。また キッズをメインにお母さん需要も同時に取り込む業態「ABC KIDS MART」を7店舗出店(業態変更含む。)しまし た 。

2017年2月、中間、10/5
・商品につきましては、ファッション雑誌やSNS等を積極的に活用してファッションスニーカーの販売促進を行 い、スポーツシューズの販売を強化しました。また、テレビCMを中心とした宣伝により、女性の顧客層に向けトレ ンドサンダルや履きやすいパンプス・フラットシューズを提案してまいりました。キッズについては、定番スニー カーの子供モデルを品揃えしたことにより好調となりました。
・店舗展開におきましては、既存の「ABC-MART」の他、レディース新業態の「Charlotte(シャルロット)」やシ ューズのセレクトストア「ACE Shoes」の新規出店を多数行い、上半期で33店舗の出店をいたしました。この結 果、当四半期末における国内店舗数は879店舗となりました(閉店3店舗)。既存店におきましても、業態変更や 増床を含めた改装を18店舗(うち増床6店舗、業態変更7店舗)実施しました。

PI研のコメント:
・ABCマートの野口社長へのインタビュー記事が東洋経済、1/14号に掲載されました。興味深い内容であり、タイトルは「新規客獲得が増益の秘訣、売れ筋は現場で見極める」です。特に、「増収増益を続ける秘訣は?」との問いに対し、「われわれは毎年20%の既存客を失う前提で戦略を組んでいる。つまり、既存客の囲い込みと、新規客を20%以上獲得するための魅力的な商品作りが重要だ。」とコメントしています。実際、食品スーパー、ID-POS分析すると約15%が毎年、既存店で失う顧客であり、ドラックストアでは30%近くになります。専門店のABCマートが20%としたのは実態に近い数値であるといえ、これを前提に戦略を組み立てることは実に理にかなっているといえます。ちなみに、これを商品に応用すると約50%以上になりますので、さらに、新規顧客の獲得が重要な戦略というよりも、最優先課題となります。東洋経済によれば、「新規客を獲得してきたことで、既存店売上高を11期連続で伸ばしてきた。」とのことですし、「新しい客を増やす仕組みを作らなければ、増益は実現できない。」ともいっていますので、新規顧客獲得は、増収増益の要ともいえます。ABCマート、今期も残りわずかですが、どのような新規顧客獲得戦略を打ち出すのか、その動向に注目でです。

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  *食品スーパー・ドラックストア、全上場企業約100社を対象!
  *過去5年間を(ドラックストア3年)、エクセルで自由自在に分析!
 3.週間!食品スーパーマーケット最新情報:まぐまぐ
 4.facebookに「食品スーパーマーケット最新情報」グループ創設655人!

January 12, 2017 | | Comments (0) | TrackBack (0)