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January 17, 2006

ウォールマート 食品スーパーマーケット100店舗を達成!!

  ウォールマートが食品スーパーマーケットの出店を本格化させはじめた。2005年1月段階では85店舗であったが、この1年間に19店舗新規オープンし、1999年に1号店を地元アーカンソー州にオープンして以来、7年で、ついに100店舗を越えた。ただ、まだまだ、出店ペースは慎重であり、年間20店舗ペース、スーパーセンターの年間200店ペースの10分の1のスピードである。

  直近、5年間の食品スーパーマーケットの新規出店状況は以下の通りである。なお、ウォールマートは、食品スーパーマーケットのことをNFM(ネバーフードマーケット)と呼んでおり、日本でいうSSMにあたる。約1000坪、約40000SKUの品揃えの店舗であり、生鮮、惣菜、グロサリー、酒、雑貨等を販売している。

  さて、過去5年間の出店状況であるが、2001年、4月(1)、6月(2)、7月(1)、8月(2)、10月(3)の計9店舗、2002年、1月(5)、5月(2)、7月(1)、8月(1)、9月(2)の計11店舗、2003年、1月(10)、3月(1)、4月(1)、5月(1)、7月(1)、8月(3)、10月(4)の計21店舗、2004年、1月(4)、3月(3)、5月(1)、7月(3)、8月(3)、9月(1)の計15店舗、そして、2005年、1月(9)、5月(3)、6月(3)、8月(3)、11月(1)の計19店舗をオープンさせ、現在、累計100店舗を越えた。このように、出店ペースは2001年9店舗、2002年11店舗、2003年21店舗、2004年15店舗、2005年19店舗と慎重な出店ペースである。

  その中でも、現時点で最新店舗の2005年11月30日の7時30分にグランドオープンしたネバダ州ラスベガスのハリウッドの店舗についてみてみたい。なお、この店舗については食品商業(商業界)の2005年11月号に特集記事が売場写真入りで掲載されている。

  ウォールマート食品スーパーマーケット、ラスベガス店の店長パトリック・グラディ氏によれば、この店舗は面積が39,690スクウェアフィート(約1000坪弱)であり、大変便利なワンストップショッピングの店舗であるという。商品構成は、ベイカリー、冷凍食品、精肉、日配、青果、惣菜を含むフルラインのグロサリー構成であるという。また、雑貨としても、化粧品、衛生用品、ペットフード等も扱っているという。24時間365日の店舗であり、6台のレジといまはやりの6台のセルフレジを配置したという。それに加え、写真の焼き増しが30分でできるため、その間に買い物ができるし、薬についてはドライブスルーもあるという。さらに、新しい試みとして、「Grab-It-And-Go」(さっと買い物ができる)という、入口近くにファーストフードのドーナッツ、ペストリー、コーヒー、ジュース等を配置し、会計もすぐにできるコーナーをつくったことが自慢だという。また、このラスベガス店には1000人の求人があり、80人を採用し、時給10.28ドルで働いてもらっているという。

  ほぼ、ウォールマートの食品スーパーマーケットはこのようなイメージの店舗であり、まさに日本の食品スーパーマーケットとほぼ同じイメージである。実はこのプロジェクトをウォールマートの経営幹部として軌道に乗せた責任者が、現在、西友のCEOになったカレッジェスキー氏である。西友はすでに食品スーパーマーケットを数100店舗営業しており、今期はその大半を改装するという。したがって、ウォールマートは今後、西友としっかり連携をとりながら食品スーパーマーケット戦略を日米同時にすすめてゆくものと思う。

  その意味で、当面はスーパーセンターがウォールマートの柱であるが、スーパーセンターの出店が止まった後の柱はこの食品スーパーマーケットがウォールマートの本命であり、ウォールマートの成長は当分勢いは止まらないものと思う。

January 17, 2006 in 海外情報 |

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