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February 24, 2006

ウォールマート!1月の売上高も順調に推移!!

  ウォールマートの1月度の売上速報が2/2に公表された。速い!アメリカは時間の管理の基本が週別管理であり、年間を52週に分け、さらに四半期を13週にわけ、月度は、4週、4週、5週の13週で管理している。日本のように1/31、2/28、3/31という管理や、20日〆という時間概念は基本的にない。今回のウォールマートも1月度であるが、2006/1/1から2006/1/28までの4週間の数字であり、昨年は27日が土曜日であったので1/27までの4週間との比較である。週の初めは日曜日であり、週の終わりは土曜日で管理している。しかも、1/28〆の数字を2/2に公表するのであるから、正味5日間であり、いかに公表が速いかがわかる。現在、日本の食品スーパーマーケットの1月度の売上速報?の集計をしているが、今日現在(2/23)でマルエツとイズミの数字が公表がなされていない状況であり、日本の食品スーパーマーケットの集計がいかに遅いかがわかる。

  さて、ウォールマートの1月度の数字であるが、昨年対比114.5%、累計109.9%で好調な推移である。その中身は、スーパーセンターを含むウォールマートが110.5%、サムズホールセールクラブは110.0%、そして、海外が好調で130.0%であった。この中には、1月から日本の西友も含まれるということであり、西友はこの月から本格的にウォールマートの一角を占めるようになったといえよう。西友の売上は現在約1兆円であるので、ウォールマートの約3%強の売上構成比となる。また、ウォールマートの既存店は102.5%、累計103.4%であり、既存店も好調に推移した。特に、スーパーセンターを含むウォールマートが103.3%で全体を引っ張っており、サムズホールセールクラブは99.2%でわずかに昨年を下回った。
 
  ウォールマートの1月度の売上は約28億ドル(3.2兆円強)、累計約280億ドル(約32兆円強)となった。しかも、この月は69店舗の新店をオープンさせたという。これは1ケ月の新店オープン店舗数としてはウォールマートの歴代最高記録であるという。日本の食品スーパーマーケットは1月、2月はほとんど新店がなかったことと比較すると対照的な新店戦略である。そして、その69店舗の内訳であるが、スーパーセンターが51店舗、サムズホールセールクラブが10店舗、ディスカウントストアが5店舗、そしてネイバーフッドマーケット(食品スーパーマーケット)が3店舗であった。ウォールマートは2005年、スーパーセンターがディスカウントストアの店舗数を抜き、主力業態が完全にスーパーセンターに移ったが、その勢いは止まらず、この1月度も69店舗のうち、51店舗、70%以上の新規出店がスーパーセンターであり、逆にディスカウントストアの新規出店はわずか5店舗であり、今後、ますます、スーパーセンターがウォールマートの主力業態の地位を固めてゆくことになろう。

  ちなみに、1/5に発表された前月、すなわち、12月度(12/30)までの5週間の売上は昨対106.3%、48週の累計109.5%、既存店の売上昨対は103.2%、48週の累計は103.5%であった。12月度もけっして悪くは無いが、この1月の最新の数字が際立ってよかたったことがわかる。1月は4週間の集計、12月は5週間の集計であり、4週、4週、5週の管理で集計されていることがわかる。

  ウォールマートの2/23現在の株価は45.66ドルであり、1月の売上速報を受けた2月のはじめはやや株価を上げたが、今年に入ってからは46ドル付近でもみ合いが続いている。ハリケーンのカトリーナの時が40ドル付近まで落ち込んだのが、ここ数年では最安値であったが、その後は値を上げ、50ドルを越えた。そして、12月中旬頃からやや値を下げ、1月に入ってからは、現在の46ドル付近で推移している。

  当面、ウォールマートの成長はスーパーセンターが絶好調であり、今年も続くものと思う。さらに、徐々にではあるがネイバーフッドマーケットも出店を増やしはじめており、将来は食品スーパーマーケットに大きくシフトする時期も来る可能性も高く、これが軌道に乗れば、海外戦略と合わせ、あと10年は成長可能な戦略が着々と築かれつつあるといえよう。

February 24, 2006 in 海外情報 |

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