« 日経MJ、新製品ランキング、4/20、客単価500円に注目! | Main | イズミ、丸久、2007年2月期、好決算、自己資本比率に課題! »

April 23, 2007

売上速報2007年3月度、食品スーパーマーケット、堅調な推移!

   食品スーパーマーケット上場企業の内、月次売上速報を公表している約20数社の2007年3月度の売上の集計結果をまとめた。店舗数は九九プラスの約850店舗を含め約2,500店舗の集計結果であり、食品スーパーマーケット業界全体の傾向の先行指標といえよう。全体では106.6%、既存店も100.0%と堅調な推移である。特に、客数が好調で109.9%で推移している。客単価は98.4%でやや苦戦気味であり、特に、平均単価は100.5%と昨対を超えたが、PI値が98.6%と下がっており、買上点数が伸び悩んでいる傾向である。全体では110%以上の食品スーパーマーケットが6社、110%以下、105%以上が6社、合計12社が105%を越え、集計した食品スーパーマーケットの約半数が105%を超えており、堅調な売上の伸びといえよう。

   このような中でNo.1は大黒天物産であり、127.2%と図抜けた売上の伸び率である。大黒天物産は今期、怒涛の出店を繰り広げており、今年に入り、3月にラ・ムー摂津店、2月にラ・ムー大洲店、1月にラ・ムー高松東店と3店舗、昨年は10月にディオ鴨島店、ラ・ムー倉吉店、9月にディオ鳴門南店、ラ・ムー大安寺店、8月にラ・ムー広島中野東店、ラ・ムー松山中央店、7月にディオマート児島店、ディオ今治北店、そして、6月にディオ東予店とこの1年間に12店舗を出店しており、この新規出店が全体の売上を127.2%へと押上げた原動力となっている。また、四国へも今期、愛媛県に4店舗、徳島県に2店舗、香川県に1店舗と5店舗出店しており、四国も新たなドミナントエリアとして確立したといえ、今後、さらに新店が増えるものといえよう。ただ、既存店はやや苦戦気味であり、98.5%、客数は100.4%と昨対を越えたが、客単価が95.9%と客単価の落ち込みが大きいのが気になるところである。

   次に、この3月度110%の堅調な伸びを示している食品スーパーマーケットが5社ある。No.2はバローであり、113.3%であり、既存店も100.5%と好調である。No.3はマックスバリュ東海であり、112.0%、No.4はマックスバリュ中部であり、111.2%である。奇しくも,No.2からNo.4までが中部、東海地域であり、日本の中でも最も景気の良い地区であり、消費動向も売上に反映しているようである。マックスバリュ東海は既存店も102.2%、特に客数が112.0%と好調であり、客単価は100.0%である。ほぼ同じ傾向でマックスバリュ中部も続いており、客数111.0%、客単価100.2%と好調な数字である。そして、No.5はカスミ110.7%であり、No.6はオオゼキの110.1%である。特にオオゼキは既存店も回復基調であり、104.4%とこの3月度の集計食品スーパーマーケットの中ではトップの既存店伸び率である。既存店の客数が103.7%、客単価が100.7%と客数の伸びが大きかったといえよう。

   上記110%についで、105%以上の食品スーパーマーケットは6社である。No.7にハローズの109.6%、既存店は97.1%とやや厳しい状況であるが、新店効果により、全体の売上は好調である。No.8にアークランドサカモトの108.6%であり、既存店も103.4%と好調である。No.9はエコスの108.2%、No.10はイズミの約107%、No.11はヤオコーの107.1%、既存店も100.1と堅調な伸びである。そして、No.12がマックスバリュ西日本の106.1%、既存店も103.9%と好調である。

   以上がこの3月度105%以上の12社であるが、105%以下の食品スーパーマーケットで堅調な動きをしているのがマルエツである。マルエツは店舗の閉鎖の関係かと思うが、全体は102.0%であるが、既存店が103.5%と既存店の方が全店よりも伸び率が高く、この伸び率は今回の集計食品スーパーマーケットの中ではオオゼキについで2番目に高い既存店の伸び率である。特に、既存店の客数が103.4%と伸びているのが特徴である。

   一方、これまで常に売上ではトップクラスを維持してきたPLANTと九九プラスであるが、PLANTは101.2%、既存店96.1%と厳しい状況である。新店の売上が一巡し、ここ最近新規出店がないためであり、既存店も96.1%と今後既存店の活性化が急務といえよう。九九プラスも全体は102.8%とこれまでの2桁の伸びが新店の出店抑制により、大きく下がり、厳しい状況といえる。ただ、既存店は100.4%と僅かではあるが、100%を越えており、既存店活性化の効果がみえつつあるといえよう。今後、ローソンとの提携がどのように数字に表れるかも注目である。

   このように、2007年3月度の食品スーパーマーケットの売上は全体としては、106.6%と堅調な推移であり、既存店も100.0%を越え、特に、好調な企業は103%、104%と回復しつつある。すでに2007年2月期決算期の食品スーパーマーケットの公表はほぼ終了し、全体としては好決算が多く、この3月の好調な売上の推移からも、今期の食品スーパーマーケット業界の業績は期待がもてそうである。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
Mixi(ミクシィ)に食品スーパーマーケット最新情報のコミュニティを創設!(現在135人)
週間!食品スーパーマーケット最新情報:まぐまぐ!スタート(現在648人)
PI研厳選!オリジナルe-book、CD 発売!

April 23, 2007 in 経済・政治・国際食品スーパーマーケット売上速報 |

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 売上速報2007年3月度、食品スーパーマーケット、堅調な推移!:

» 実は、株で勝つことは簡単なんです from 実は、株で勝つことは簡単なんです
11万が693万になった禁断の株式投資法。あなたは知りたくありませんか・・・? [Read More]

Tracked on May 16, 2007, 1:36:21 PM

Comments

Post a comment