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July 27, 2007

全米、食品スーパーマーケットNo.1はウォールマート、Wスコア!

   アメリカの業界誌、Retaling Todayの最新号、7/16号でカテゴリーセンサスの特集を組んでおり、その中でFood、食品についても最新のデータをもとに全米のランキングを公表している。ランキングは3つに分かれており、ひとつは、食品全体の売上ランキング、2つ目は食品スーパーマーケットの売上ランキング、そして、3つ目はスーパーセンターの売上ランキングである。特に食品全体の売上ランキングについては、業種、業態を問わずのランキングであり、文字通り、全米の食品を取扱っている小売業の全社のランキングである。そのランキングのNo.1はウォールマートであった。売上1,113.70億ドル(約13.5兆円)である。No.2がクローガーであり、577.12億ドル(約7兆円)であるので、ウォールマートは全米で圧倒的な食品のシェアを占めているといえよう。ウォールマートの年商は約40兆円であるので、食品の構成比は逆算すると約35%となる。

   しかも、ウォールマートのこの数字は昨対109.25%であり、No.2のクローガーの107.93%、その他のベスト店舗の伸び率と比較しても、伸び率が高く、今後、その差はさらに開くものと予想される。No.3はスーパーバリュであり、374.06億ドル(約4.5兆円)であり、伸び率は107.60%である。スーパーバリュは経営危機に陥ったアルバートソンの一部を買収しており、その数字が貢献しているといえよう。No.5はセイフウエィであり、スーパーバリュとほぼ同じ347.21億ドル(約4.2兆円)であり、昨対103.43%である。そして、No.5には日本へも参入したコストコであり、やや数字は下がるが、261.72億ドル(約3兆円強)であり、昨対は101.32%である。

   ウォールマートがここまで高い食品のシェアを急速に拡大している要因はスーパーセンターの急成長にあり、そのスーパーセンターのみの全米での売上ランキングを見てみると、No.1のウォールマートのスーパーセンターは1,895.44億ドル(約23兆円)であり、伸び率は何と119.51%である。スーパーセンターの売上げが、食品の売上を越えているが、これはスーパーセンターは衣食住すべてを扱っているからである。このスーパーセンターの急成長とともに、ウォールマートは全米の食品のシェアを急拡大し、今後もさらに高まると予想される。

   全米ではスーパーセンターはウォールマートだけかというと、売上のシェアはウォールマートのスーパーセンターほどではないが、No.2は日本ではほとんど知られていないがメイジャーであり、141.00億ドル(約1.7兆円)であり、伸び率は100.57%と低成長であるが、約170店舗のスーパーセンターを中西部に展開している老舗である。No.3は復活著しいスーパーターゲットであり、102.34億ドル(約1.2兆円)であり、伸び率は急成長であり、ウォールマートのスーパーセンターを越え、121.40%である。そして、No.4はフレッドメイヤー/マーケットプレイスであり、77.21億ドル(約1兆円弱)であり、昨対106.66%である。スーパーセンターは全米ではウォールマートがほぼ独占しているといえるが、スーパーターゲットがまだウォールマートのスーパーセンターの5%強の売上規模ではあるが、急激に店舗数を拡大しており、No.2のメイジャーとともに今後どこまで成長するかが気になるところである。

   そして、もうひとつのランキングである食品スーパーマーケットであるが、No.1はクローガーであり、544.46億ドル(約6.5兆円)であり、昨対109.42%である。食品スーパーマーケットではこのNo.1のクローガーが頭ひとつ抜け出ており、No.2はセイフウェイの401.85億ドル(約5兆円)であり、昨対は104.60%、約1.5兆円の差である。そして、No.3以下は混戦であり、No.3がスーパーバリュのスーパーマーケットであり、280.16億ドル(約3.5兆円)、昨対は何と163.43%である。これは先ほども触れたように、吸収合併したアルバートソンが新たに加わったためである。No.4はアホールドであり、224.37億ドル(約2.7兆円)であり、昨対99.51%であり、伸び悩んでいる。そして、No.5はパブリックスであり、216.55億ドル(約2.5兆円)であり、昨対105.18%と安定した成長である。

   このように全米の最新の食品スーパーマーケットの状況はRetaling Todayの最新号によれば、ウォールマートのスーパーセンターの急成長に支えられ、ウォールマートが圧倒的な食品市場を制しており、依然として、高い成長を維持しており、当面、この構造が続くものといえよう。また、食品スーパーマーケット業態ではクローガーが抜け出した状況といえ、成長率も2桁に迫る勢いであり、今後、全米の食品スーパーマーケット業界はクローガーを中心に動いてゆくものといえよう。全米の食品市場は、ウォールマートのスーパーセンターと食品スーパーマーケットのクローガーとの2大業態の対峙が鮮明になりつつあるといえる。

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July 27, 2007 in 経済・政治・国際海外情報 |

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