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August 25, 2007

日経MJ新製品ランキング、低調な動き、客単価500円以上0!

   日経MJ新製品ランキングが8/24、公表された。このランキングは、全国33チェーン、193店舗のPOSデータを集計し、1,000人当りの客単価順にランキングをつけ、各部門ベスト20を公表している。本ブログでは、客単価500円以上をAランク、300円以上をBランク、200円以上をCランクとし、新製品を評価しているが、今週は客単価500円以上のAランク商品は1品もなく、全新製品の中でNo.1は飲料部門の日本コカ・コーラ、コカ・コーラゼロ500mlペットボトルであり、客単価は485円(1人当り0.485円)であった。また、Bランクの客単価300円以上は4品、Cランクの200円以上は5品、A、B、Cランク合計でも10品と低調な動きであった。特に、これまで好調であった飲料もA、B、Cランク合計で5品と少なく、飲料の新製品ラッシュも一段落したようである。

   今週はこのように客単価500円を越えるAランクの新製品は0であるので、Bランクの商品を見てみると、No.2はその他食品部門の男前豆腐店、マブ300g、客単価340円であった。No.3はNo.1同様、飲料部門の日本コカ・コーラ、コカ・コーラゼロの1.5Lであり、客単価338円でわずか2円の差である。カバー率を見ると、No.1の500mlが86.2%、1.5Lが69.4%であるので、500mlの方がカバー率が高く、定番化が進んでいるようである。No.4は家庭用品部門のふんわりニュービーズトロピカルブーケの香り1kg、客単価337円で、これもわずか1円の差である。そして、もう1品、家庭用品部門であるが、No.5の王子ネピア、ネピアティッシュ200組×5パック、客単価302円である。以上が客単価300円以上のBランクの新製品であり、全部で4品のみである。

   これに続いて、客単価200円以上のCクラスの新製品であるが、No.6はその他食品部門のエバラ食品工業、おいしいキムチボトル400g、客単価248円である。No.7は飲料部門の花王、ヘルシアウォータマスカット味500mlペットボトル、客単価231円である。カバー率が89.8%と飲料部門の中ではNo.1であり、完全に定番化されたといえよう。No.8は同じく飲料部門の日本コカ・コーラ、爽健美茶ヴィーナスホワイト500mlペットボトル、客単価207円であり、同じく客単価207円で、家庭用品からカネボウ化粧品、ブランシールホワイトニングコンクルージョンセットⅣ(医薬部外品)40ml+25ml+15mlが入った。そして、No.10は飲料部門のキリンビバレッジ、世界のKitchenからディアボロ・ジンジャー410mlがちょうど客単価200円である。先週は3位、先週比151円マイナスであるので、今後、どの辺で数字が落ち着くか分らないが、今週は200円と客単価Cランクぎりぎりであった。

   以上が客単価A、B、Cクラス以上の10品であり、飲料部門が5品、家庭用品部門が3品、その他食品部門が2品と飲料部門が半数を占めたが、それでも5品であり、ヒット商品が低調な1週間であったといえよう。

   客単価の上位ランクには入らなかったが、冷凍食品部門では、ここ数週間アイスクリームが独占しており、No.1はロッテ冷菓、クーリッシュ<Wグレープフルーツ>140ml、客単価163円であり、No.2はハーゲンダッツジャパン、ミニカップ、ブルーベリー120ml、客単価159円であり、No.3は明治乳業、エッセルスーパーカップマンゴー200ml、客単価149円であった。アイスクリームでは客単価200円を越えるヒット商品はなかなか登場しないが、100円台で安定している商品は数多くあり、アイスクリームはしっかり品揃えすることがポイントであるといえよう。

  そして、菓子部門であるが、No.1はカルビー、じゃがりこツナマヨポテト58g、客単価162円である。カバー率が90.3%と今週の全新製品の中でもNo.2のカバー率である。ちなみにNo.1は、カルビー、夏ポテトこだわりの球美の塩80gであり、客単価は76円と低いが、カバー率は94.4%と断トツの高さである。No.2はロッテ商事、プラスXアソートボトル150g、客単価114円であり、同じくNo.3にロッテ商事、カナディアンメープルトッポ2袋、客単価95円が入った。菓子は全体的に客単価は低いが、カバー率は他の部門と比べて高いのが特徴であり、新製品がもっとも速く定番化が進む部門である。

   このように今週の新製品は客単価500円を越えるAランクのヒット製品が不在となり、客単価300円以上のBランク、200円以上のCランクのみとなり、全部で10品、しかも、冷凍食品部門、菓子部門はランク外となり、全体として低調な新製品の状況であったといえよう。季節的にももうしばらく残暑が残るかとは思うが、そろそろ秋が近づいており、今後、登場するであろう秋から冬にかけての新製品に注目したい。

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August 25, 2007 in 経済・政治・国際 |

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