« ブルドックソース、2008年3月度、第1四半期決算を見る! | Main | カウボーイ、新中期5ケ年経営計画、実行体制整う! »

August 28, 2007

PI値を改めてまとめてみた、PI値理論の概要固まる!

   PI値の説明を10項目に渡ってまとめてみた。数年前に一度、一覧表を作る機会があり、まとめて以来であり、前回は9項目であったが、今回は1項目増やして、10項目にしてみた。前回との最大の違いは、この数年間で客単価3D分析が固まり、ID-3D分析も理論的にほぼ完成し、新たな発展を入れたPI値理論そのものの体系化がほぼ固まったことである。また、前回はPI値導入の効果について入れてなかったが、今回は、その効果として、客単価1円の重みを入れ、チェーンストアにおける導入の効果を明確にしたことである。このように、PI値を現時点で説明すると、ほぼ10項目にまとめることができ、今後、この10項目の内容をさらに見直しながら、より、わかりやすくまとめていきたい。

   さて、実際、今回のPI値のまとめの第1項目目であるが、「PI値、PPIは何の略?」からはじまる。時々、PI値のつづりを忘れたり、PPIのはじめのPを忘れたりするので、改めて、第1項目目にもってきた。特に、PI値は日本固有の指標ではなく、米国生まれであり、PI研が独自に発展させたものであるので、補足でそのことを明記した。第2項目から第4項目までは、「PI値とは?」、「PI値の種類は」、「PI値の特徴は?」という内容であり、これらは、これまでのPI値の説明とほぼ同じであるが、ひとつ、違いを上げれば、PI値の活用場面を3つにまとめたことである。まず、マーチャンダイジング指標としては、数量PI値と金額PI値、マネジメント指標としては、粗利PI値と経費PI値、そして、新たにマーケティング指標として、PPIと客数PI値を取上げた。

   第5項目では、「PI値の数式は?」を示し、これまで数量PI値から粗利PI値までのマーチャンダイジング、マネジメント指標のみを示してきたが、今回は、新たにマーケティング指標としてのPPI、客数PI値をいれ、特に客数PI値が入ったことにより、PI値の指標は無限に拡大したことを示した。第6項目では、「PI値活用のポイントとは?」であり、これはこれまでの内容と同じ、時間(期間、移動平均など)、空間(全店平均など)、目標(自己最高など)の3つの基準値をしっかり設定し、PI値を活用することがポイントであることを示した。

   第7項目は今回最も改訂内容が多かったところであり、「PI値と売上の関係は?」と題し、従来の初期のMD方程式に加え、最新のID-3D分析までを網羅し、通常のPOSデータからのPI値と売上との関係、レシートデータからのPI値と売上との関係、そして、IDデータからのPI値と売上との関係を改めてまとめ直してみた。最近、ブログでも、左上のPI研究所という社名の横に「売上を科学する!」というキャッチフレーズを付け加えたが、まさに、PI値は売上を科学したものであり、この3つの段階でPI値と売上を見てゆくことにより、より、売上の本質に迫ってゆけることを明らかにしようとした項目である。PI値が単なる指標から、PI値理論といってよい、理論、体系化ができたのではないかと思う。ここではごく簡単にまとめているが、その本質は充分に説明できたのではないかと思う。

   第8項目は、「PI値と商品分類は?」であり、ここでは以前からの主張どおり、単品管理ではなく、小分類管理、すなわち、カテゴリーマネジメントがポイントであることを示した。第9項目では、「PI値導入のステップとは?」であり、7段階のステップにもとづいて、PI値を導入していゆけば、無理なく、PI値を各企業へ導入できることを示した。ここは以前とほとんど同じ内容である。そして、最後の10項目では、「PI値導入の効果は?」を新たに追加し、以前は9項目でPI値を説明していたが、今回からは、この10項目目が新たに加わった。効果のポイントは客単価1円の重みであり、約100店舗クラスのチェーンストアであれば、年間延べ1億人の客数となり、客単価1円の改善が年間では1億円の売上改善につながり、その改善のポイントが重点商品の欠品をなくすことであり、フェイスを見直すことであり、品揃えを見直すことであり、レイアウトを見直すことであり、販促を見直すことであり、それらの現場での小さな改善が大きな成果を生み出すことを示した項目である。

   以上、ひさしぶりに、PI値の説明を改めて見なしてみて、これまで、初期のMD方程式にとらわれすぎており、最近の最新の研究成果が充分に盛り込まれていなかった点と、その効果が項目になかったことに気付き、改めてPI値の説明をまとめ直してみた。実際、まとめ直してみて、以前からPI値理論という言葉をつかってはいたが、PI値理論という言葉に文字通り相応しい体系化ができあがったといえるのではないかと思う。少なくとも以前の説明よりも分りやすく、体系化できたのではないかと思う。今後は様々な場面で、PI値って何?という場面に出くわした時には、この新しくできたPI値10項目の説明をまずはじめに示してゆきたい。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
Mixi(ミクシィ)に食品スーパーマーケット最新情報のコミュニティを創設!(現在192人)
週間!食品スーパーマーケット最新情報:まぐまぐ!スタート(現在809人)
PI研厳選!オリジナルe-book、CD 発売!

August 28, 2007 in 経済・政治・国際PI値 |

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference PI値を改めてまとめてみた、PI値理論の概要固まる!:

Comments

Post a comment