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January 25, 2008

Google Analyticsにはまる、ID-POS分析のモデルがここにある!

   最近、Google Analyticsにはまっている。Google Analyticsは1年前ぐらいから使いはじめたが、つい最近、リニューアルをし、私にとっては実に使いやすくなった。Google Analyticsはホームーぺージの解析ソフトであり、Googleが無料で提供しているものである。使い方は簡単で、ホームページの各コンテンツにGoogleが提供するトラッキイングコードを張り付けるだけでよく、あとはGoogleが独自に集計し、分析をしてくれる。ちょうど、食品スーパーマーケットのバーコードと同じ役割であり、このGoogleのバーコード(トラッキングコード)をつければ、GoogleというPOSレジが、サイト訪問者の履歴を集計分析するという仕組みである。私が、特に、このGoogle Analyticsに興味を持ったのは、ID-POS分析に極めてよく似た分析を提供していたからであり、このGoogle Analyticsを理解することが、ほぼ、イコールでID-POS分析を理解することにつながるように思えたからである。実際に活用して、まさに思った通りであり、Google Analyticsを勉強し、使いこなすことはID-POSを理解し、使いこなすことに通じると確信した。

   ただ、いくつか不満な点があるといえばあり、ID-POSのIDの考え方が、Google Analyticsでは2つにわかれている。技術的には完全なIDでの分析が可能であるはずであるが、必要ないと判断して提供していないか、あえて提供してないかがわからないが、ここが若干不自由なことである。どういうことかというと、Google AnalyticsにはIDにあたる概念として、セッションとユニークユーザーとがある。この2つはページビューに対応する顧客の把握概念であり、セッションがそのサイトに30分以上滞在していたサイト訪問者のIDを表しているのに対し、ユニークユーザーは時間制限がなく、IDそのもののサイト訪問者、まさにIDを表しており、微妙に違いがある点である。全体のサイト分析ではサイト訪問者をこの3つの指標で分析しているが、個々のコンテンツになると、セッション分析まではするが、ユニークユーザー分析はしていないのが実態であり、ID分析が、セッション分析までとなってしまう点である。

   そのため、POS分析でいえば、通常の全体客数のPI値-POS分析、レシート客数のグループ客数のPI値-POS分析まではほぼ可能であるが、ID客数によるID-POS分析が十分にできないため、リピート分析等が十分でない点である。ただ、セッションもユニークユーザーに近い概念であるため、レシート分析よりは、ID-POS分析に近いところまで迫るこができるので、とりあえず、現在はこれで我慢して活用している。将来、ユニークユーザ分析が各コンテンツでもできるようになるとほぼ、POS分析のID-POS分析とイコールになるので、期待している。ただ、Googleの目的は、Google Adwordsの広告収入の不正を見つけるためのIDの把握が目的であるようであり、セッションとべージビューを区別できれば、ある意味十分といえ、ユニークユーザーまで今後把握し、提供するかは何ともいえないといえよう。

   ただ、この時点でも、Google AnalyticsはID-POS分析に極めて近い分析をし、様々な工夫された帳票を公開しているので、ID-POSを個人で勉強するには、このGoogle Analyticsが最適な仕組みといえよう。私個人はこの分析に加え、客単価3D分析のノウハウを導入し、サイト訪問者の時間の3D分析をしているが、独自の工夫を加えなくとも、様々な分析指標、基本帳票が用意されており、十分、実践に活用できる内容であるといえよう。

   実際、どのようなサイト訪問者の分析が行われているかをいくつか見てみると、基本サマリーはセッション、ユニークユーザー、ページビュー、平均ページビュー、平均サイト滞在時間、直帰率、新規セッション率の7項目であり、この7項目すべてが、時系列でグラフですぐに見れるようになっている。しかも、時間の指定は自由に指定でき、初期設定は直近の1ケ月の30日間の日別折れ線グラフである。このグラフが、この7項目をクリックすると、すぐに表示され、時間の指定も自由であり、2つの時間を指定し、重ね合わせ、比較することもできる。実によくできた構造である。この7項目の平均ページビューはページビュー÷セッションとなっており、ユニークユーザー=IDで割っているわけではなく、Google AnalyticsのIDの基本的な把握はセッションであることがわかる。

   Google Analyticsにはおもしろい指標もあり、直帰率、離脱率などというものがあり、各コンテンツごとに表示される。直帰率は、別のサイトからこのサイトに来た訪問者がそのまま他のサイトへ飛んでいった比率であり、離脱率は、同様にこのサイトに来た訪問者がこのサイトのコンテンツをいろいろ見て、どのコンテンツから他のサイトへ移ったかを見る指標であり、よく考えられていると思う。これを食品スーパーマーケットでとろうとしたら、簡単ではなく、ICカードを活用すればできるのかもしれないが、把握できれば、マーチャンダイジングに役立つといえよう。

   このように、Google Analyticsは将来のID-POS分析の先行分析指標、先行帳票を提供しているといえ、使えば使うほど、実におもしろいし、示唆に富む内容である。現在、各食品スーパーマーケットでID-POSデータが算出されつつあるが、まずは、このGoogle Analyticsで慣れた上で、さらに自由に加工ができるので、工夫を加えながら、その結果を参考に取り組んでゆくといいのではないかと思った。ちなみに、以前も本ブログでも触れたが、GoogleはGoogle Adsenceの広告料金算定にPI値、金額PI値を活用し、PI値の概念はすでに取り入れられており、この面でもPI値分析と実に相性が良い。

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January 25, 2008 in 経済・政治・国際CRM、FSP |

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