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January 06, 2008

大発会、速報、食品スーパーマーケットの株価、今年のゆくへは?

   1/4の大発会により、今年も、日本の株式相場が波乱の中でのスタートを切った。かつてない原油高に加え、円高が進行しはじめており、日経平均は616.37円(4.03%)安の14,691.41円という厳しい数字でのスタートとなった。これに連動する形で食品スーパーマーケット業界も厳しい株価となり、年末ストップ高で食品スーパーマーケット業界の株価を牽引していた九九プラスも-2,500円(-4.16%)安の57,500円の株価となる厳しい展開であった。食品スーパーマーケット上場企業約60社の中でも、値上がりした株はわずか5社であり、全面安という展開といえよう。ちなみに、値上がりした5社は、ドミー(590円、+13円、+2.25%)、PLANT(353円、+7円、+2.02%)、天満屋ストア(934円、+14円、+1.52%)、アオキスーパー(885円、+9円、+1.02%)、マックスバリュ東海(1,679円、+3円、+0.17%)であった。

   この上昇した5社の株価の中では、PLANTとマックバリュ東海が注目といえよう。PLANTの株価であるが、1/4の大発会は異常な動きとなった。始値がいきなり前日比68円(+119.6%)高の414円ではじまり、その後415円まで上昇したが、その後、352円まで急落、終値は前日比7円(102.0%)高の353円で引けた。ここのところPLANTの株価は下げ続けていただけに、一時的に急上昇した形であり、今後の動きが気になるところである。また、マックスバリュ東海については、12月に入り、厳しい株価が続いており、12/21には上場来最安値となる1,540円をつけたが、その後、株価は反転、上昇し始め、年末には1,676円まで上昇した。そして、1/4の大発会では1,679円 (+3円、+0.17%)となり、この厳しい経済情勢の中でも、上昇気味で推移しており、今後の株価の動きに注目といえよう。

   1/4は食品スーパーマーケットのこの状況を見ても全体的に厳しい株価となっており、上昇した株価はわずか5社であるので、ここでは、逆に、大きく下落した食品スーパーマーケットの株価ワースト10を見てみたい。そのワースト10は、マルミヤストア460円(-70円、-13.20%)、イオン北海道261円(-32円、-10.92%)、アークランドサカモト1,310円(-139円、-9.59%)、Olympic 639円(-60円、-8.58%)、アークス1291円(-97円、-6.98%)、CFS 440円(-29円、-6.18%)、イズミ1,575円(-98円、-5.85%)、ヤマザワ1,480円(-90円、-5.73%)、ライフコーポレーション1,388円(-82円、-5.57%)、原信ナルスホールディングス1,015円(-56円、-5.22%)であった。

   この中でもイオン北海道とOlympicはともに上場来最安値となり、この1/4の大発会で底値を付けており、厳しい株価であったといえよう。イオン北海道のチャートを見ると10月中旬までは400円前後で安定していたが、その後、株価急落、11月、12月と右下がりで推移し、年末は300円前後でもみ合っていたが、この大発会の1/4、大納会の株価を10%以上下回る売りとなり、上場来最安値となった。また、Olympicについても、1/4は上場来最安値となる株価となったが、ここ数ケ月は2週間から3週間周期で上げ下げを繰り返していたが、この1/4はこれまでの流れでは上げるトレンドとなっている時期であるが、急落し、厳しい株価となった。

 また、このワースト10の中ではイズミも5%以上、1/4の大発会の株価が下がっているが、特に、ここ数ケ月、下がり続けており、5日移動平均乖離率を見ると、全小売業の約400社の中でワースト1となる下げ率で推移しており、厳しい株価が続いている。イズミの株価は1,575円であるが、5日移動平均乖離率-14.47%、25日-16.87%、13週-16.30%、26週-16.91%とどのトレンドを見ても15%前後の下落率で推移しており、チャートを見ても、12月に入り、右下がりの厳しい株価が続いている。

   そして、もう1社、注目のCFSであるが、すでにイオンの株主説明会が開催され、現在、激しい委任状争奪戦(プロキシーファイト)を繰り広げているが、ここ最近の株価は厳しい状況で推移している。12/13にCFSがアインファーマシーズとの経営統合を付議するための臨時株主総会を今月1/22に召集することを公表してからも厳しい株価は続いており、当時520円前後の株価が現在440円と約15%株価が下落している。投資家はやや厳しく成り行きを見つめているといえよう。逆に、アインファーマーシーズの株価はゆるやかに株価が上昇しており、対照的な動きとなっている。

   このように1/4の大発会の食品スーパーマーケットの株価は全体の動きと連動する形で厳しい株価となり、この日、上昇した株価はわずか5社、残り約50数社の上場食品スーパーマーケットが株価を下げており、厳しい状況での今年の相場スタートを切った。今後、石油(原油)の相場、商品先物取引き、サブプラムローンの問題等、海外、特にアメリカの経済情勢の状況、これに呼応する形での円高の進行等、国内情勢も不安定な様相がくすぶっており、株価が回復するのは当面難しい状況といえよう。本ブログでも状況に応じて、食品スーパーマーケット各社の株の動きを注意深く見守ってゆきたい。

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January 6, 2008 in 経済・政治・国際 |

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