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September 29, 2008

ピーコックストア新店、2号店、上池袋店を見る!

   9/27、ピーコックストア2号店、上池袋店がグランドオープンに先駆けて、特別内覧会を開催した。9/27、9/28の2日間の限定オープンであり、9/29がグランドオープンとなる。たまたま自宅の近く、自転車で約10分ぐらいであり、ちらしにも入っていたので、夕方寄ってみた。ちなみに、9/27のちらし商品は全農紅白たまご10コ入100円、森永ビヒダスヨーグルト500g118円、金目鯛1尾980円、モロッコ産真だこ100g168円、富山JAこしひかり5kg1,780円、牛肉20%OFF、茨木産アールスメロン1コ780円等である。

   店内に入ってびっくりしたのは、入り口正面が天ぷら、フライ、左が寿司・弁当、右がサラダとデリから始まったことである。デリからはじまるレイアウトはここ最近オープンした大丸ピーコックの都心型食品スーパーマーケットの新店で採用されている。昨年3月にオープンした大丸ピーコック三田伊皿子店(東京都港区)、同3月の大丸ピーコック東池袋店(東京都豊島区)、同じく3月の大丸ピーコック芝浦アイランド店(東京都港区)はいずれも都心型食品スーパーマーケットであり、デリからはじまるレイアウトを採用している。特に、大丸ピーコック東池袋店は、競合するほど近くはないが、同じ池袋商圏であり、比較的似た商圏構造でもあり、ここで積み重ねたノウハウを活かしてのデリ強化型のレイアウトを採用したのではないかと思われる。

   それ以上にびっくりしたのは、以前から都心型食品スーパーマーケットの最強レイアウトを目指して、私自身も研究し、各クライアントで実践してきたが、ほぼ、私の研究成果どおりの戦略的なレイアウトができあがっていた点である。店内に入って数歩あるいた瞬間にイメージがピタッと一致した。あとで、レイアウト図を見てみたが、都心型食品スーパーマーケットとしては、戦略的にはよく練られたレイアウトであり、今後、POSデータ、特に、ピーコックストアはポイントカードを積極的に進めているので、ID-POS分析を活用し、レイアウト、商品構成を顧客のニーズに合わせて改善してゆけば、数年で商圏内の強い支持を獲得できるのではないかと思った。ただ、ひとつ気になったのは、和、洋において、常に洋をメインにし、和をサブにしていたことである。PI値から見れば、和の方が圧倒的に重要な商品であり、もっと、和を重視しても良かったのはないかと感じた。

   少し、店内を買い物したつもりで、店頭のデリから歩いてみると、デリの次のコーナーが、野菜である。平台と壁面での展開となり、さらに歩を進めると果物の平台となる。通常は果物、野菜となる順番が逆転し、野菜、果物となっているところがオリジナルであろうか。そして、鮮魚やはり、平台、壁面は刺身であり、そして、つき当り正面は塩干となる。そして、精肉、やはり、平台と壁面での展開である。精肉の平台は1台であるが、その後ろに2台平台があり、ここはグロサリーの特売コーナーとなる。どちらかというと縦長のレイアウトであるので、グロサリーのエンドが十分に活用できないので、この平台ができたものと思われる。そして、角に折れると、レジまで平台が6台並び、ここに壁面と平台で日配、パン、酒が並び、壁面と反対側に平台をはさんで冷凍食品の平台が並ぶ。内側はグロサリーゾーンであり、デリの近くは菓子ゾーン、生鮮の近くには食品、雑貨ゾーンとなっているレイアウトである。

   さて、今回のピーコックストアであるが、これまでは大丸ピーコックというブランドで出店していたが、今後は、J.フロントリテイリンググループとなり、松坂屋ストアとも合併したことにより、店舗のブランドは4つとなった。大丸ピーコック、松坂屋ストア、ピーコックストア、エクセピーコックである。今回見た店舗はこのピーコックストアにあたり、このタイプは昨年9月にオープンした洋光台店(神奈川県横浜市)につぐ2号店ということになる。エクセルピーコックは高級コンビニタイプの高感度ショップであり、現在4店舗である。松坂屋ストアは9店舗、その他86店舗が大丸ピーコックであり、全部で101店舗、このピーコックストア上池袋店がちょうど101店舗目の食品スーパーマーケットとなる。また、これを地域別で見ると、首都圏55店舗、関西地区31店舗、中部地区8店舗、百貨店事業部7店舗と合計101店舗となり、年商は1,330億円である。参考までにこの第1四半期の売上、営業利益であるが、大丸ピーコック261.71億円(3.80億円:売上対比1.45%)、松坂屋ストア51.80億円(0.22億円:売上対比0.42%)、その他である。

   このように、今回、たまたま、自宅近くにピーコックストア上池袋店がオープンし、グランドオープン前に見る機会があったが、以前、約1年半前に本ブログでも、取り上げた、大丸ピーコック東池袋店の時の店舗よりも、都心型食品スーパーマーケットとしての完成度が増したといえ、今後、新生J.フロントリテイリンググループの食品スーパーマーケット部門として、都心部をどのように開拓してゆくのか楽しみである。

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September 29, 2008 in 経済・政治・国際 |

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