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September 28, 2008

食品スーパーマーケット、今週の株価、厳しい状況!

   いよいよ、アメリカのサブプラムローンに端を発した金融危機が大詰めを迎えようとしている。アメリカ政府が本格的に公的資金約75兆円を投入し、不良債権を買い取る方向で話が進んでいるが、選択肢としては、かつて、日本が金融危機の時、実施したように、資本注入の方が現実的のように思える。要はバランスシートの左か右下かという話であるが、左の場合は不良資産の査定がサブプライムローンの場合は複雑な金融商品となっており、評価が難しく、政府が買い取った場合も、マイナス分の損失は特別損失として残り、資本が激減する恐れがあるからである。どのような決着になるか、そして、それがどのような事態になるか予断を許さない状況であるといえよう。このような中で、日本の食品スーパーマーケットの株価が今週どのような状況であったかを見てみたい。

   5日移動平均乖離率の状況であるが、今週最も下がったのはアークランドサカモトである。9/26現在、979円(-18円、-1.80%)となり、(5日移動平均乖離率-7.02%、25日-11.64%、13週-13.59%、26週-12.82%)という状況であり、小売業全体約400社で見ても10番目となった。実際、チャートを見ても9月前半は1,150円前後であったが、中旬以降株価は急降下しており、9/25にはとうとう1,000円を割り込み997円となり、そして、9/27、979円とさらに株価を下げた。9/19に減収増益の決算を公表しているので、この減収が投資家から嫌疑されたようであり、来週以降、どの辺で株価が落ちつくかが気になるところである。

   No.2はCFSであり、9/26現在、642円(-59円、-8.41%)と大きく下がり、(-6.95%、-2.13%、-4.46%、2.39%)という状況である。チャートを見ると、9/18から異変が起きており、この日、通常1万株前後の商いが一気に5万株以上の大商いとなり、前日比100円アップの728円と急上昇した。ただ、その後、今度は株価がじりじりと下がりはじめ、9/26突然大きく下がり、642円で引けた。このところ激しい商いが続いており、不安定な株価が続いている。No.3は平和堂である。9/26現在では1,490円(+13円、+0.88%)、と上昇しているが、前日の9/25、1,477円(-149円、-9.16%)と大きく落ち込み、(-5.75%、-9.47%、-9.20%、- 9.42%)と移動平均乖離率がすべての段階でマイナスとなる厳しい状況となった。チャート自体はここ数ケ月1,650円前後で推移していたので、この数日の急激な下落が株価全体を押し下げた格好となった。その最大の要因は9/24に公表された中間決算予想が減収減益となる厳しい予想であったことが大きかったといえよう。今後、しばらくは、下落傾向が続く可能性が高いといえ、どこで株価が落ちつくかが読みにくい状況といえよう。

   これについで、ベスト10まで、5日移動平均乖離率の大きい食品スーパーマーケットを見てみると、No.4ヤマザワ1,386円 (-5.65%、-6.60%、-5.77%、-5.58%)、No.5原信ナルスホールディングス1,028円(-4.99%、-4.01%、-5.25%、-5.68%)、No.6東武ストア355円(-4.31%、-5.83%、-6.08%、-4.31%)、No.7ダイイチ629円(-4.26%、-7.22%、-7.50%、-7.22%)、No.8マルエツ707円(-3.94%、-19.65%、-22.39%、-19.10%)、No.9ジョイス470円(-3.92%、-3.32%、-2.92%、-4.12%)、そして、No.10フジ1,679円(-3.89%、-1.81%、-5.78%、-5.99%)である。この中でも、特にマルエツの株価が大きく下がっており、8月までは株価は上昇しつづけ、一時は1,000円を超えていたが、9月に入り、株価は急落、ほぼ、右下がりに大きく下げ、9/26現在707円(-23円、-3.15%)となり、どこで落ち着くかが見えない状況である。マルエツの決算内容は良いだけに、業績とは無関係に株価が急落している状況である。

   これに対して、今週株価を大きく上げた食品スーパーマーケットを5日移動平均乖離率で見てみると、No.1は北雄ラッキーであり、9/26現在450円(+8円、+1.80%)となり、移動平均乖離率も(5.63%、3.44%、1.12%、2.04%)すべての段階でプラスで推移している。ただ、チャートを見ると、商いはあまり成立しておらず、ほぼここ数ケ月450円前後で推移しているのが実態である。No.2は大黒天物産であり、9/26現在、1,275円(+73円、+6.07%)と好調であり、移動平均乖離率も(5.45%、8.51%、25.24%、45.71%)とすべての段階でプラスであり、しかも、段階を追うにしたがって加速度が増している。実際、チャートを見ても、この数ケ月間ほぼ右上がりの直線で上昇しており、現在、食品スーパーマーケットの中でも最も注目の株価といえよう。No.3はマルキョウであり、移動平均乖離率は(2.39%、-0.53%、-3.81%、-5.77%)と5日のみプラスであり、実際、チャートを見ても、8月から株価は下がっており、この数日、株価が急騰したことが5日移動平均乖離率を引きあげた原因であるといえよう。

   このように、今週の食品スーパーマーケットの株価も先週同様、厳しい株価であるといえ、特に、ここ数日、株価が急落した食品スーパーマーケットが多いのが特徴である。来週からは、2009年2月度決算の食品スーパーマーケットの決算短信が公表される予定であり、株価が大きく動く時期である。これに、アメリカのサブプライムローンショックも加わるので、しばらくは先が読みにくい状況が続くといえよう。当面、今後の食品スーパーマーケットの株価の動向には注目といえよう。

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September 28, 2008 in 経済・政治・国際 |

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