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September 27, 2008

日経MJ、新製品週間ランキング9/26、化粧品好調!

   9/26、恒例の日経MJ新製品週間ランキングが公表された。今週金額PI値No.1となったのは家庭用品部門の化粧品、マックスファクター、SK-Ⅱサインズリンクルセラム30gが初登場で金額PI値Aランクの561円となり、全新製品の中でトップとなった。ただし、カバー率は14.4%であり、対象45チェーン、250店舗の中ではわずか36店舗と、限られた店舗での数字である。化粧品は一般的に食品スーパーマーケットでは限られた店舗での販売となることが多い。それは、このSK-Ⅱでもそうだが、平均単価が12,966円と高額になるため、PI値が逆算すると561円÷1000人÷12,966円=0.004%となり、平均的な食品スーパーマーケットの1日当たりの客数2,000人では0.004%×2,000人=0.08個となり、約2週間に1個という数しか売れないことによる。したがって、この客数では、在庫過剰となり、少なくとも客数が1日当たり5,000人、できれば10,000人は欲しいところである。このような食品スーパーマーケットは限られてくるため、GMSタイプ、SCタイプの食品スーパーマーケットとなり、カバー率が落ちる傾向となる。

   家庭用品部門No.2も花王、ソフィーナボーテリンクル美容液25ml、初登場で金額PI値はBランクとなったが、419円となり、化粧品が上位を独占した。この商品も平均単価は4,553円と高額であり、カバー率は24.8%とやはり低い数字である。ちなみに、PI値を逆算すると0.009%とSK-Ⅱの2倍強あるが、それでも通常の食品スーパーマーケットで定番化するのは難しいPI値である。No.3は先週No.1であったP&Gのボールド1kgであり、金額PI値350円であった。ちなみに、平均単価は254円であるので、PI値を逆算すると0.13%であり、客数1日当たり2,000人で2.7個となり、十分に食品スーパーマーケットの定番としておけるPI値である。今週は家庭用品はベスト10の内、6品化粧品が入り、しかも、上位を独占し、なおかつ、No.1のSK-Ⅱは全新製品でトップという数字であり、化粧品が強い新製品週間ランキングとなった。

   今週、もうひとつ新たな動きがあったのはその他食品である。No.1に日清食品、カップヌードルシーフードカレー82gが初登場で金額PI値525円となる快挙である。カバー率も62.4%とまずまずであり、先週No.1のミツカン、金のつぶあらっ便利!超やわらか納豆とろっ豆45g×3個の金額PI値519円を抜いてトップとなった。先週比-220円となったことが大きく、それでも519円はAランクの数字であり、高い金額PI値である。No.3は同じく、ミツカン、金のつぶあらっ便利!におわなっとう45g×3個、金額PI値460円であり、先週比128円ダウンとAランクからBランクへ落ちたが、それでも高い金額PI値である。その他食品はこれ以外にはさほど大きな変動はないが、No.1にシーフードカレーが初登場No.1となったことが大きな動きであり、来週以降、どの辺で金額PI値が落ちつくか気になるところである。

   そして、先先週ぐらいから注目の菓子部門であるが、明治製菓のガルボチップスは先週4位から8位となり、金額PI値153円、先週比74円マイナスとまだ落ち着かない数字であり、もう数週間落ち着くまでにかかりそうである。やはり、広末のCM効果により、一旦はトップ、金額PI値も500円のAランクを超えたが、リピート購買に入るにしたがって、落ち着いた数字になりつつあり、金額PI値を維持する難しさが改めて明確になったといえよう。菓子部門のランキングに残る20位の金額PI値は115円であるので、今後、ガルボチップスがどこで落ち着くかが課題といえよう。今週の菓子部門No.1は、先週同様、ロッテ商事、プチブッセ<テイスティバニラ>8個、金額PI値477円であり、先週比51円マイナスである。カバー率は82.0%という高さであり、菓子部門としては、高い金額PI値であるといえよう。No.2もロッテ商事、チョコパイパーティパック9個、金額PI値270円であり、先週比26円と伸びており、注目である。ただ、No.1の金額PI値477円とはかなり差があり、今後、どこまで金額PI値を伸ばせるかが注目といえよう。

   これ以外の部門、飲料部門、冷凍食品部門であるが、飲料はここ数週間の新製品ラッシュが一段落し、今週はNo.2に入ったキリンビバレッジ、午後の紅茶スペシャル茶葉2倍ミルクティー460ml、金額PI値329円、1品のみであった。No.1は先週同様、日本コカ・コーラ、ファンタふるふるシェイカーが入ったが、金額PI値は先週比190円マイナスと大きく落ち込み、344円であった。今後、どこで金額PI値が落ちつくかが気になるところである。一方、冷凍食品部門では、上位には大きな変動がなかったが、No.5に先週25位から日本水産、たこ焼き22個440gが金額PI値144円で入るなど、アイスクリームから冷凍食品の新製品が上位をしめはじめ、今後、冷凍食品には注目といえよう。

   このように、今週の日経MJ新製品週間ランキングは化粧品がいきなり、全新製品No.1の金額PI値となったり、これまで好調であった飲料部門が低調になるなど、これまでとは少し、様相を呈しており、夏も終わり、いよいよ、秋になり、新製品の動向に変化が生じ始めたといえよう。今後、秋、そして、冬に近づき、どのような新製品が登場してくるか、来週以降も新製品ランキングに注目したい。

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September 27, 2008 in 経済・政治・国際 |

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