« 卸売業とID-POS分析、ここがポイント! | Main | マックスバリュ中部、2012年1月、本決算、増収減益! »

March 15, 2012

商品を洗え、磨け、輝かせ、墨字、昇龍!

   facebookがタイムラインになるのにちなみ、ウォールを新しい写真に変えた。ウォールとは自分のfacebookのホームページのまさにホームにあたる場所であり、写真は、その真上に掲載されるパノラマのような大きな写真のことである。いろいろ悩んだすえ、書家の黎明さんに頼んで、「商品を洗え、磨け、輝かせ」を力強い墨字で、たたみ大の大きさで書いてもらい、その題字の横で私が「いいね!」をしている写真を撮影し、それを公開することにした。

   ただ、今回公開した、この墨字(すみ字)の構図になるにあたっては、黎明さんと綿密な打ち合わせを行った。当初は単純な縦に、商品を洗え、磨け、輝かせを考えていたが、ひとつひとつの意味を知りたいとのことで、ID-POS分析について数時間に渡ってプライベートセミナーを行った。まず、この3つの言葉の背後にあるのは顧客であり、「洗え」とは、商品を顧客の海の中で洗い直すところからはじまるという話をした。これまでの商品政策、すなわち、マーチャンダイジングをすべてID-POS分析を通じて、顧客から見直すという意味であると説明し、ここが最初のステップ、ホップであると話した。

   これまでのマーチャンダイジングは商品と商品の関係を見るものであり、棚割、すなわち、カテゴリーの中での商品の関係、部門の中での商品の関係、店舗の中での商品の関係、さらには、競合店との商品の関係を見るものであった。そこには顧客が存在せず、いかに商品間の優位性、特に価格が安いかどうかが中心になってマーチャンダイジング戦略が組立てられていた。これに対して、ID-POS分析は商品と商品の関係ではなく、商品と顧客との関係を見るものであり、いかに顧客との絆を深めるかがポイントであると、手振り、身振り、さらには、数式をホワイトボードいっぱいに使い一生懸命解説した。その中で、これまでのマーチャンダイジングとID-POS分析のマーチャンダイジングとはどんな関係にあるのかと質問をうけたので、その関係はID-POS分析が100%これまでのマーチャンダイジングを包み込む関係にあると話した。

   この解説でわかっていただけたのかどうか、わからないが、何か、イメージは少しできあがったようなので、とりあえず、ホップの次、ステップ、「磨け」はどのような意味かということになった。そこで、これについては、商品を洗い終わった後には、ID-POS分析の基本が理解できるようになり、これまでの商品と商品の関係から商品と顧客との関係が数字でも見えるようになるので、実際に顧客と様ざまなコミュケーションをとり、その絆を深めることだと解説した。

   コミュニケーションとはどんなことかと質問されたので、ID-POS分析におけるコミュニケーションとは、商品と顧客との接点すべてにかかわることであり、商品を通じて顧客とのコミュニケーションが図られるということを話した。具体的には、ポイント、クーポン、DM、チラシはもちろん、棚割、フェイシング、エンド展開、レイアウト改善など、ありとあらゆるコミュニケーションがあると解説した。特に、POPは最大のコミュニケーション手段であり、ID-POS分析ではまず、誰に向けてのPOPなのか、何を訴えているPOPなのかを、実際の数値で検討する必要があるとし、無限のコミュニケーションPOPがあると解説した。

   そして、最後、ホップ、ステップの次、ジャンプ、「輝かせ」であるが、これは当然、商品を顧客の海の中で洗い、顧客とコミュニケーションをとることで磨かれるので、磨かれれば磨かれるほど、商品が輝いてゆき、顧客によって輝かされることになると解説した。黎明さんが、どこまで理解されたかどうかわからないが、かなりイメージができあったようで、次のようなことを提案された。ということは、商品を玉(ギョク)にたとえ、龍が玉を大事に抱え、その玉が顧客の海の中で洗われ、磨かれ、結果、輝き、龍とともに天に昇ってゆくイメージはどうかということになった。

   「いいね!」ということになり、そのイメージができあがると、黎明さんが一瞬の内に書き上げたのが今回の「商品を洗え、磨け、輝かせ」である。ちょうど真ん中に商品があり、品の字は丸味をおび、玉のようなイメージが醸し出されており、その商品を左から「洗え」、下に来て、「磨け」、特に「け」が右上に向かいかけ、その右上に「輝かせ」、この「せ」が大空に突き抜けんばかりのかすれ文字となった。全体を遠くから見ると、龍が玉(ギョク)をかかえ、天高く勢いをつけて昇龍してゆくような墨字となっており、「商品を洗え、磨け、輝かせ」のまさに本質を射抜き、スカッとした書画ができあがったといえる。

   今年はこれで決まり、このテーマ、「商品を洗え、磨け、輝かせ」を1年かけて、じっくりと取り組み、ID-POS分析を極め、これまで約20年に渡って取り組んできたマーチャンダイジングをすべて洗い直し、商品と商品の無味乾燥な関係から、商品と顧客とのコミュニケーションを通じ、いかにその絆を深めるマーチャンダイジングを構築してゆくかに全力を傾けたいと思う。写真撮影後、黎明さんに、この書を関係者に差し上げたいとお願いしたら、これ以上の書は書けないとお断りされた。そこで、黎明さんとも相談し、著作権フリーとした。この書、欲しい方、デジタルですが、ご自由にお使いください。

facebookに連載小説!「おむつとビールは誰にある? 」をスタート、3人!
  *これを読めばID-POS分析は完璧、ただいま無料公開中!
facebookに「食品スーパーマーケット最新情報」のグループ創設55人、リクエスト
菓子パン無料診断!(全国RDS-POSデータと徹底比較、課題が浮き彫りに!)
食品スーパー2011財務3表連環分析、vol1!(MD力、出店余力、出店意欲!) 
週間!食品スーパーマーケット最新情報まぐまぐ! まぐまぐプレミアム!資料集

March 15, 2012 in CRM、FSP |

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/62283/54224633

Listed below are links to weblogs that reference 商品を洗え、磨け、輝かせ、墨字、昇龍!:

Comments

Post a comment