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February 05, 2014

ガンホー、2013年12月、本決算、空前の増収増益!

ガンホー、2013年12月、本決算、増収増益、2/3、531.5%!
・http://www.gungho.co.jp/index.html
・http://www.gungho.co.jp/ir/uploads/irk20140203_2.pdf

CF関連:キャッシュの配分
・営業活動によるキャッシュ・フロー:858.30億円(昨年 61.34億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△429.57億円(昨年△18.36億円)
  →関係会社株式の取得による支出 △306.83億円(昨年 0.00億円)
  →定期預金の預入による支出 △230.82億円(昨年△22.81億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:2.25億円(昨年 △1.53億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):437.26億円 (昨年 46.48億円)

B/S関連:キャッシュの蓄積
・自己資本比率 59.4 %(昨年 65.5%)
・現金及び預金 648.44億円(総資産比 51.71%)
・商品及び製品 0.56億円(総資産比 0.04%)
・買掛金 5.28億円(総資産比 0.42%)
・有利子負債 8.87億円(総資産比 0.70%)
・未払法人税等 371.35億円(総資産比 29.61%)

P/L関連:キャッシュの創出
・営業収益 1,630.60億円(531.5%)、営業利益 912.28億円(前期881.1%)、経常利益 901.04億円(前期 863.1 %)、当期純利益 547.68億円(前期567.1%)
・原価 32.40%(昨年 36.40%):-4.00、売上総利益 67.60%(昨年 63.60%):+4.00
・経費 11.47%(昨年 27.58%):-16.11
・営業利益 56.13%(昨年 36.02%):-20.11

ガンホーのコメント:
・当社グループを取り巻く環境は、スマートフォン市場の成長が著しく平成25年9月末にはその契約数が5,015万件となるなど、携帯電話契約数の42.2%がスマートフォン契約数となりました(株式会社MM総研調べ)。さらに海外においても同様に普及速度は加速しております。このような事業環境の中、当社グループは「新規価値の創造」と「既存価値の最大化」を経営方針とし、PCオンラインゲームの企画・開発・配信で培ったノウハウを発揮することで、家庭用ゲーム機、携帯型ゲーム機、スマートフォン等、様々な端末に向け新しいゲームタイトルの創出及びゲームの価値向上に努めてまいりました。
・モバイルコンシューマ事業:
・モバイルコンシューマ事業におきましては、当連結会計年度も引き続きスマートフォン向け「パズル&ドラゴンズ」が好調に推移しました。平成25年12月15日には、日本国内累計2,200万ダウンロードを突破、AppStore、Google Playの両プラットフォームの売上ランキングでも堂々一位を維持し、成長を遂げてまいりました。また、第2の柱となる「ケリ姫スイーツ」及び「ディバインゲート」もそれぞれ着実にユーザー数を増やし、売上ランキングでも上位に位置し続けております。
・コンシューマ向けタイトルでは、ガンホーグループ全体で新作タイトル5本の発売を行い、中でも「パズドラZ」は発売開始から8日目で累計出荷本数100万本を突破し、パズドラ人気がデバイスを越えて拡大いたしました。

スーパーセル株式の取得完了に関するお知らせ:ソフトバンク:2013年11月1日
・http://www.softbank.jp/corp/news/press/sb/2013/20131101_01/
・ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)とガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社(以下「ガンホー」)は、昨日(2013年10月31日)、両社がフィンランドに共同で設立した特別目的会社を通じて、フィンランドを拠点にモバイル端末向けのゲーム事業を展開するSupercell Oy(以下「スーパーセル」)の議決権付株式の51%を15.3億米ドル(約1,515億円※)で取得(以下「本取引」)しましたので、お知らせいたします。

ガンホーの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=3765.T

PI研コメント:
・ガンホーが2/3、2013年12月期、本決算を公表しました。結果は空前の増収増益、異常値です。今回から、本決算に関してはP/L、B/S、CFの順番ではなく、キャッシュを重視し、CF、B/S、P/Lの順で提示しています。企業経営をキャッシュという視点で見ると、その戦略がわかりやすいからです。一般に決算短信では本決算、中間決算はCFまで公表しますが、第1四半期、第3四半期はCFは公表されませんので、これに関してはP/L、B/Sの順に見てゆきたいと思います。さて、ガンホーのCFですが、858.30億円と、昨年 61.34億円の約14倍の潤沢なキャッシュを獲得、P/Lを見ると、原価、経費が大きく改善、特に、経費比率が劇的に下がったことがその要因です。経費は高では187.13億円と昨年の71.23億円と2倍以上になっていますが、それを上回る売上高が531.5%と異常値となったことが、その要因です。一般に、売上高が急増すると、経費比率はそれに追いつかず、大きく下がるのが実態ですが、ガンホーはまさにそのような結果となったといえます。そして、この豊富なキャッシュを今期はスーパーセル株式の取得に充てており、次の成長の機会への投資といえます。ただ、大半は現金及び現金同等物の増減額(△は減少):437.26億円と、キャッシュのまま残しており、B/Sの現金も現金及び預金 648.44億円(総資産比 51.71%)と、これも異常値です。今後、この豊富なキャッシュ、どこに投資するのでしょうか、気になるところです。ちなみに、この空前の好決算であるにもかかわらず、自己資本比率 59.4 %とやや低い数値ですが、これは、未払法人税等 371.35億円(総資産比 29.61%)のためです。こう見ると、ガンホー、ありあまるキャッシュの波に翻弄されているようなCFであり、CFを見る限り、今後の経営戦略がまだ十分に確立されていないといえます。スーパーセルも親会社ソフトバクとの共同であり、独自の戦略ではないといえます。ガンホーがパズドラを超え、いつ、独自の戦略を打ち出すのか、このCFの動向に注目です。

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February 5, 2014 |

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