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February 28, 2014

SmartEbook.com、2013年12月本決算、厳しい決算!

SmartEbook.com、2013年12月、本決算、増収減益、2/19!
・http://www.smartebook.com/
・http://www.smartebook.com/irinfo/files/2014/02/H25_12_tanshin4.pdf

CF関連:キャッシュの配分
・営業活動によるキャッシュ・フロー:△13.27億円(昨年△7.55億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△3.16億円(△23.81%:昨年△2.51億円)
  →無形固定資産の取得による支出△3.06億円(昨年△2.92億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:△0.04億円(昨年 △0.05億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):△15.83億円 (昨年△10.11億円)

B/S関連:キャッシュの蓄積
・自己資本比率 84.4%(昨年 93.8%)
・現金及び預金 13.17億円(総資産比 86.98%)
・有利子負債 0.04億円(総資産対比 0.26%)
・利益剰余金 △59.74億円(総資産比 %)

P/L関連:キャッシュの創出
・売上高 4.61億円(2.6%)、営業利益 △14.23 億円、経常利益 △13.57 億円、当期純利益△22.02億円
・原価 96.31%(昨年 82.44%):+13.87、売上総利益 3.69%(昨年 17.56%):-13.87
・経費 312.36%(昨年 241.11%):-71.25
・営業利益 -308.67%(昨年 -223.55%):-85.12

SmartEbook.comのコメント:
・我が社を取り巻く環境といたしまして、国内のスマートフォン契約数(2013年12月末)は5,328万件に拡大。全世界の携帯電話(スマートフォンを含む)端末の販売台数は、新興国での急速な普及と、一人複数台の契約増加によって、2013年度の18億台から2018年度には21億台に成長すると予測されています。特に、市場の成長は、主に中国、インド、東南アジア、東欧、中南米、中東、アフリカ等で経済成長の波に乗った国にけん引され、中国メーカーも低価格端末を開発して、積極的に参入しています。
・また、日本のコンテンツ市場における、新聞・雑誌も合わせた電子書籍の市場規模は、2013年度の1,729億円から、2018年度には約5,000億円まで成長すると予測されています。(抜粋:株式会社MM総研「スマートフォン契約数およびユーザーの端末購入動向(2013年12月)」)(抜粋:野村総合研究所「2018年度までのIT主要市場の規模とトレンドを展望」) このような状況のもと、当社の事業戦略方針は、グローバルエリアでのスマートフォン等マルチデバイス向け電子書籍プラットフォーム事業を拡大するものであり、各国現地で通信キャリア等とBtoBtoCのビジネスモデルにて協業を進めました。
その事業の早期確立と安定的拡大を実現する為、継続的にプラットフォーム及びビューアアプリケーションの開発と、コンテンツタイトルの拡充に投資を行ってまいりました。
・その結果、コンテンツ事業においては複数のエリアで順次新規サービスが開始されましたが、まだ初期の段階であり、収益への寄与は少なく、前連結会計年度に対して売上高は減収となりましたが、マスターライツ事業においては、海外で保有していたライツの販売を積極的に展開した事により増収となり、全体として前年同期比微増となりました。
・利益面につきましては、国内事業における売上拡大の為に、主にBtoC向けの電子書籍サービスに対して積極的なプロモーションを行った為、広告宣伝費が増加となりました。
・また、営業外では円安基調に伴う為替差益の計上がありましたが、売上収益が伸び悩む中で減損損失、英国子会社の連結除外に伴う為替換算調整額取崩額、海外債権に対する貸倒引当金繰入額等の特別損失を計上することとなりました。
・継続企業の前提に関する重要事象等:
・当社グループは、当連結会計年度において、営業損失14億23百万円及び当期純損失22億2百万円を計上し、4期連続の営業損失並びに当期純損失となりました。これにより、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。(14ページに「4.連結財務諸表 (継続企業の前提に関する注記)」として記載しております。)

SmartEbook.comの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=2330.T

PI研コメント:
・スマートフォンに特化したEbookのSmartEbook.comが厳しい決算です。2/19、2013年12月期の本決算が公表されましたが、増収赤字決算となりました。営業活動によるキャッシュフローも赤字、投資活動によるキャッシュフローも、財務活動によるキャッシュフローへも配分できず、内部留保を△15.83億円と崩さざるをえず、厳しい状況です。また、利益剰余金 △59.74億円も大きくマイナス、自己資本比率 84.4%となっていますが、有利子負債は 0.04億円ですので、資本金で回している状況ですので、「継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在、・・」という経営状況です。しかも、4期連続の営業損失並びに当期純損失ですので、今後、どう、経営を立て直してゆくか、先が読みにくいといえます。SmartEbook.comのビジネスモデルは、「事業戦略方針は、グローバルエリアでのスマートフォン等マルチデバイス向け電子書籍プラットフォーム事業を拡大するものであり、各国現地で通信キャリア等とBtoBtoCのビジネスモデルにて協業を進め、・・」とのことで、ここに投資が多額にかかるのが最大の要因といえます。したがって、「継続的にプラットフォーム及びビューアアプリケーションの開発と、コンテンツタイトルの拡充に投資を行って、・・」という状況が起こり、安定した収益の確保が難しいとのことです。ただ、市場規模は、「日本のコンテンツ市場における、新聞・雑誌も合わせた電子書籍の市場規模は、2013年度の1,729億円から、2018年度には約5,000億円まで成長すると予測され、・・」とのことで、今後、どのようにこの波に乗るかが課題といえます。来期、SmartEbook.comがどのような経営再建に取り組んでゆくのか、注目です。


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February 28, 2014 |

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