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October 16, 2015

イオン、2016年2月、中間、増収増益、GMS苦戦!

イオン、2016年2月、第2四半期決算、10/07
・http://www.aeon.info/index.html
・http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1289775

CF関連:キャッシュの配分:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:△792.02億円(昨年1,033.96億円)
  →仕入債務の増減額(△は減少):△523.08億円(1,510.43億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△2,542.91億円(昨年△1,609.54億円)
  →有形固定資産の取得による支出 :△2,673.19億円(△2,118.81億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:2,034.80億円(昨年637.14億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):△1,275.57億円(昨年5.82億円)

B/S関連:キャッシュの蓄積
・総資産:8兆1,181.84億円
・自己資本比率:14.9%(昨年15.3%)
・現金及び預金:6,967.39億円(総資産比 8.58%)
・有利子負債:1兆9,916.57億円(総資産比24.53%)
  →銀行業における預金:1兆9,984.38億円(総資産比24.53%)
・買掛金:9,143.77億円(総資産比 11.26%)
・利益剰余金 :5,962.26億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・営業収益:4兆748.89億円(18.7%)、営業利益:722.66億円(66.6%)
・経常利益: 728.52億円(49.9%)、当期純利益:21.29億円(5.4%)
・原価:73.18%(昨年 73.26%):-0.08、売上総利益:26.82%(昨年 26.74%):+0.08
・経費:37.33%(昨年 38.88%):-1.55
・マーチャンダイジング力:-10.51%(昨年 -12.14%):+1.63
・その他営業収入:12.51%(昨年13.58%):-1.07
・営業利益:2.00%(昨年 1.44%):+0.56

イオンのコメント:
・当第2四半期連結累計期間(2015 年3月1日~8月 31 日)の連結営業収益は、4兆 748 億 89 百万円(対前年同期比 118.7%)となり、上期として過去最高となりました。
・当社は、免税カウンターの設置や無料Wi-Fiサービス導入等のインバウンド需要獲得に向けた施策の推進に加え、グループの小売事業を中心に、イオンのブランド「トップバリュ」商品の販売促進や地域特性に合わせた商品・サービスの拡充を図る等、お客さまの価値志向の広がり及び多様化するライフスタイルへの対応を強化しました。また、イオングループのさらなる成長に向け、グループ共通戦略として掲げる「アジア」「都市」「シニア」「デジタル」の「4シフトの加速」及び「商品本位の改革」の推進を図るとともに、これら成長戦略を支える事業及び組織の再編を実施しました。
<GMS事業>
・GMS事業は、営業収益1兆 3,709 億 29 百万円(対前年同期比 102.0%)、営業損失 87 億 12 百万円(前年同期より 43 億 55 百万円の減益)となりました。
<SM・DS事業>
・SM・DS(ディスカウントストア)事業は、営業収益1兆 5,569億 66百万円(対前年同期比 128.0%)、営業利益 61 億5百万円(前年同期より 147 億 24 百万円の増益)となりました。
<小型店事業>
・小型店事業は、営業収益 1,781 億 39 百万円(対前年同期比 116.6%)、営業利益 21 億 63 百万円(同148.3%)となりました。
<ドラッグ・ファーマシー事業>
・ドラッグ・ファーマシー事業は、営業収益 2,944 億 29 百万円(対前年同期比 367.4%)、営業利益 82億 11 百万円(同 631.8%)となりました。
<総合金融事業>
・総合金融事業は、営業収益 1,752 億 91 百万円(対前年同期比 114.6%)、営業利益 272 億 89 百万円(同129.7%)となりました。当第2四半期末における「WAON」の累計発行枚数は約 5,210 万枚、取扱高は1兆 103 億円(対前年同期比107.5%)と順調に増加しました。
<ディベロッパー事業>
・ディベロッパー事業は、営業収益 1,326 億 32 百万円(対前年同期比 112.8%)、営業利益 208 億 77 百万円(同 114.6%)となりました。
<サービス・専門店事業>
・サービス・専門店事業は、営業収益 3,747 億 15 百万円(対前年同期比 104.1%)、営業利益 164 億円(同112.7%)となりました。
<国際事業>(連結対象期間は主として1月から6月)
・国際事業は、営業収益 2,171 億 10 百万円(対前年同期比 122.2%)、営業損失9億 68 百万円(前年同期より 22 億 52 百万円の減)となりました。

イオンの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=8267.T

PI研のコメント:
・イオンが10/7、2016年2月期の中間決算を公表しました。結果は増収、大幅増益の好決算となりました。その他営業収入は下がったものの、原価、経費、特に経費が大きく改善したのが、大幅増益の要因です。ただ、事業ごとに見ると、営業利益722.66億円の中身は、総合金融事業の272億円、ディベロッパー事業の208億円、サービス・専門店事業の164億円によるものであり、本体ともいうべき、GMS事業は営業損失 87.12億万円と厳しい状況です。また、SM・DS事業61.50億円、ドラッグ・ファーマシー事業82.11億円、小型店事業21.63億円と、これらは堅調な数値でした。それにしても、経費は改善したとはいえ、依然として37.33%ですので、原価73.18%、結果、売上総利益26.82%をカバーするには大きな差があり、金融事業、その他営業収益でカバーする形ですので、収益構造は厳しいといえます。それにしても、金融事業の銀行業における預金1兆9,984.38億円は巨大な負債であり、ちょうど、有利子負債1兆9,916.57億円と、トントンという数値であり、金融がイオンの経営にとって決定的な役割を演じているといえます。イオン、今後、GMS事業の改革は必須といえ、後半に向けて、どのような施策を打ち出すのか、その動向に注目です。

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October 16, 2015 |

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