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October 09, 2015

ユニーグループH、2016年、中間、増収減益、厳しい決算!

ユニーグループH、2016年2月、第2四半期決算、10/2
・http://www.unygroup-hds.com/index.html
・http://www.unygroup-hds.com/ir/library/earnings_reports/document/1508tanshin_unygroup-hds.pdf

B/S関連:キャッシュの蓄積
・総資産:9,672.48億円
・自己資本比率:29.7%(昨年30.7%)
・現金及び預金:608.40億円(総資産比 6.29%)
・有利子負債:3,568.93億円(総資産比 36.89%)
・買掛金:961.38億円(総資産比 9.93%)
・利益剰余金 :1,896.92億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高:5,107.30億円(1.8%)、営業利益:103.26億円(△9.9%)
・経常利益:102.80億円(△8.4%)、当期純利益:△2.78億円( %)
・原価:74.45%(昨年 73.87%):+0.58、売上総利益:25.55%(昨年 26.13%):-0.58
・経費:43.67%(昨年 44.30%):-0.63
・マーチャンダイジング力:-18.12%(昨年 -18.17%):+0.05
・その他営業収入:20.57%(昨年20.94%):-0.37
・営業利益:2.45%(昨年2.77%):-0.32
・特別損失に減損損失を79億85百万円計上したこと等により、四半期純損失2億78百万円(前年同期は四半期純利益38億69百万円)となりました。

ユニーグループHのコメント:
・当社グループが属する小売業界におきましても、消費者の節約志向、同業他社や他業態との競争激化など、引き続き厳しい状況が続くものと思われます。
・このような状況のもと、当社グループは、グループシナジーをさらに高め、企業価値を最大化できるよう、経営方針 を「①総合小売事業とコンビニエンスストア事業の2基幹事業を成長・拡大させる」「②金融・サービス事業の強化によ る顧客満足を向上させる」「③各事業会社の経営基盤の安定に向けた改革をする」「④既存事業の成長に寄与、あるいは 将来ニーズに対応した新規事業を展開する」の4点としました。
・組織面では、PB商品「スタイルワン」「プライムワ ン」の開発において、品目数へのこだわりから質の追求への政策転換を図り、スーパーマーケット、コンビニエンスス トアの異なる顧客ニーズへきめ細やかな商品開発を行うことを目的に、商品開発機能を事業会社であるユニー㈱と㈱サ ークルKサンクスに移譲する組織改編を実施しました。
・また、当社グループの店舗を軸に相互送客できる多様な販売チ ャネルを融合させたネットワークを構築するため、当社にオムニチャネル戦略部を新設しました。
・物流面では、「ユニー グループシナジー5ヶ年計画」に基づき、「物流センターの共有化」を進めており、ユニーグループの北陸エリアと静 岡・山梨エリアの物流拠点となる「ユニーグループ北陸物流センター」、「ユニーグループ静岡物流センター」の2拠点 の稼動を開始しました。
<総合小売業>
・総合小売業は営業収益3,893億99百万円(前年同期比3.2%増)、営業利益24億22百万円(前年同期比33.6%減)となり ました。
<コンビニエンスストア>
・コンビニエンスストアは営業収益770億97百万円(前年同期比1.0%増)、営業利益49億6百万円(前年同期比19.6% 減)となりました。
<専門店>
・専門店の営業収益は272億75百万円(前年同期比9.3%減)、営業利益24百万円(前年同期は営業損失4億63百万円)と なりました。
<金融>
・金融の営業収益は97億3百万円(前年同期比6.5%増)、営業利益21億84百万円(前年同期比25.0%増)となりました。 金融事業においては、顧客基盤の確立している「UCSカード」「ユニコカード」の会員数拡大、取扱高拡大や保険代 理事業の営業力を強化しております。
<その他>
・その他の事業の営業収益は272億2百万円(前年同期比0.2%増)、営業利益8億25百万円(前年同期比107.0%増)と なりました。

ユニーグループHの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=8270.T

PI研のコメント:
・ユニーグループHが10/2、2016年2月期の中間決算を公表しました。ファミリーマートとの経営統合が協議されている中での注目の決算です。結果は増収減益、特に、当期純利益は減損損失の計上も響き赤字決算と、厳しい結果となりました。減益の要因ですが、経費は削減しましたが、原価の上昇に加え、GMS特有のその他営業収入が減少し、ダブルで利益を圧迫したことが要因です。ユニーグループHの収益構造はイオン、セブン&アイHと同じGMS独特の構造であり、経費比率が43.67%という、食品スーパー、ドラックストア等では考えられない高さです。しかも、原価は74.45%、結果、売上総利益は25.55%ですので、ここは食品スーパーと変わりません。したがって、商品売買から得られる利益、マーチャンダイジング力は-18.12%となり、これを不動産収入、物流収入等で補う構図となります。その数値は20.57%にも及びますので、むしろ、ここが本業ともいえる収益構造といえます。ちなみに、ファミリーマートはさらに独特なフランチャイズシステムですので、今回は異質の経営統合ともいえ、難航しているのも頷けるといえます。一方、財務の方も、自己資本比率が29.7%と低く、有利子負債が3,568.93億円と総資産比の36.89%と、圧迫しており、ここも気になるところです。ユニーグループH、この厳しい中間決算をもとに、ファミリーマートとの経営統合はもちろん、どう本体の収益構造を改善してゆくのか、注目です。

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October 9, 2015 |

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