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October 18, 2015

金融比較、セブン&アイHvsイオン、2016年中間決算!

セブン&アイHvsイオン、金融比較、2016年中間決算:
・http://www.7andi.com/dbps_data/_template_/_user_/_SITE_/localhost/_res/ir/library/kt/pdf/2015_1008kt.pdf
・http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1289775

1.営業概要:
・セブン&アイH :
・金融関連事業における営業収益は 952 億 96 百万円(前年同期比 8.1%増)、営業利益は 241 億 23 百万円(同 0.5%増)となりました。
・イオン:
・総合金融事業は、営業収益 1,752 億 91 百万円(対前年同期比 114.6%)、営業利益 272 億 89 百万円(同129.7%)となりました。

2.コメント:
・セブン&アイH :
・株式会社セブン銀行における平成 27 年 8 月末時点の ATM 設置台数は、主にセブン‐イレブン・ジャパンの積極的な出店に伴い前期末比 781 台増の 21,720 台まで拡大いたしました。また、当第 2 四半期連結累計期間中の 1 日 1 台当たり平均利用件数は、一部提携銀行の顧客手数料有料化の影響等により 100.8 件(前年同期差 2.1 件減)となりましたが、ATM 設置台数の増加に伴い期間総利用件数は前年を上回りました。また、平成 27 年 7 月には同社の米国子会社であるFinancial Consulting & Trading International, Inc.が 7-Eleven, Inc.との間で、平成 29 年 7 月以降に米国セブン‐イレブン店舗内の ATM の設置運営を行う契約を締結いたしました。
・カード事業会社 2 社におけるクレジットカード事業につきましては、株式会社セブン・カードサービスが発行する「セブンカード/セブンカード・プラス」と株式会社セブン CS カードサービスが発行する「クラブ・オン/ミレニアムカード セゾン」の新規発行数は順調に推移いたしました。電子マネー事業につきましては、セブン・カードサービスが「nanaco」のグループ内外への拡大を積極的に推進いたしました。
・イオン:
イオンフィナンシャルサービス株式会社では、クレジット事業において、携帯電話や公共料金を中心にカード決済利用を推進したこと等により、ショッピング取扱高が順調に拡大しました。銀行業では、特別金利キャンペーンの継続とともに、グループ店舗に設置されたデジタルサイネージ等、広告媒体を活用した告知強化が奏功し、住宅ローン取扱高は昨年を大幅に上回りました。電子マネー事業では、お客さまの利便性を高めるため、高速道路のサービスエリアや空港等の交通施設に加え、クリーニング店や美容室等の日々の生活に密着し、利用頻度が高い企業への加盟店開拓を進めました。結果、当第2四半期末における「WAON」の累計発行枚数は約 5,210 万枚、取扱高は1兆 103 億円(対前年同期比107.5%)と順調に増加しました。海外事業では、香港、タイ、マレーシアそれぞれで上場する主要3社を中心に業容の拡大に努めました。とりわけ、タイにおいては、高架鉄道会社BTSグループとのIC乗車券一体型カードの発行に続き、政府系銀行との提携によるATMネットワークの構築を図り、同国における事業基盤を一層強化しました。

3.B/S上の表記:
・セブン&アイH :
・流動資産:ATM仮払金859.59億円
・流動負債:ATM仮受金404.12億円、銀行業における預金 4,982.54億円
・イオン:
・流動資産:銀行業における貸出金 1兆963.20億円
・流動負債:銀行業における預金 1兆9,984.38億円

PI研のコメント:
・セブン&アイHとイオンの金融事業の比較を試みました。中間決算ですので、詳細が公表されていませんので、概要のみの比較となります。どちらも、年間の営業利益はほぼ同じ約250億円前後となります。ただ、その中身が全く違い、セブン&アイHはATMのよる手数料収入での利益に対し、イオンは通常の銀行業のように信用取引による利益による違いがあります。セブン&アイHは約2万台のATMが1日平均100件の取引があり、結果、年間では7億件を超える取引量となり、ここからの手数料収入が主な利益の源泉です。これに対し、イオンは約2兆円の預金をもとに、約1兆円を貸し出し、その利ザヤが利益の源泉です。また、これ以外にもクレジットカード、WAONの手数料もこれに加わります。ここまで、同じ金融をビジネスにしつつも、対照的な利益構造になった要因は、セブン&アイHがセブン・イレブンを柱に店舗数を極限まで増やしたことに対し、イオンはGMSを柱に客数を極限まで増やしたことによるといえます。店舗数で金融をやるにはATMビジネスが最適といえますが、客数で金融をやるにはATMでは難しく、顧客との信用取引が主になるといえます。どんなビジネスも自社の経営資源をどう最大限に活用し、最適な利益構造をつくりあげるかが課題といえますが、同じ金融でも、ここまで対照的なビジネスになるとは驚きでです。

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October 18, 2015 |

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