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August 24, 2016

ラオックス、2016年12月、中間決算、減収、大幅減益!

ラオックス 、2016年12月、中間決算、8/12
・http://www.laox.co.jp/
・http://www.laox.co.jp/ir/upload_file/tdnrelease/8202_20160812474727_P01_.pdf
・東洋経済ONLINE:8/22
・ラオックス、「平均客単価4割減」の巨大衝撃:
・“爆買い”失速は、ラオックスの業績に表れている。2016年12月期の中間期(1〜6月)の売上高は350億円と前年同期比2割強の減少。純利益に至っては、店舗整理損などもあり、4.6億円の赤字に転落した。
・全商品を含む平均客単価も、今年6月は2万1404円と、ピークの2015年4月から4割以上下落した。

CF関連:キャッシュの配分:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:11.59億円(昨年 6.63億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー: △35.66億円(307.68%:昨年( △215.36億円)
  ⇒有形固定資産の取得による支出 : △22.38億円(昨年 △10.21億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー: △22.00億円(昨年 293.17億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少): △41.86億円(昨年 87.64億円)

B/S関連:キャッシュの蓄積:
・総資産: 561.03億円
・自己資本比率: 81.2%(昨年 82.3%)
・現金及び預金: 14.30億円(総資産比2.55%: 昨年77.94億円 )
・有利子負債:12.91億円(総資産比 2.30%)
・買掛金 :52.08億円(総資産比 9.28%)
・利益剰余金 :58.34億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高: 350.62億円(△22.4%) 、営業利益: 4.54億円(△90.9%)
・経常利益:4.17億円(△91.6%)、当期純利益: △4.64億円(  %)
  ⇒ 通期予想:売上高:650.00億円(△29.9%)、営業利益: 12.50億円(△85.4%)
・原価:64.33%(昨年 66.48%):-2.15、売上総利益:35.67%(昨年 33.52%):+2.15
・経費:34.37%(昨年 22.41%):+11.96
・営業利益:1.30%(昨年11.11%):-9.81

ラオックスのコメント:
・当社主要事業に係る訪日外国人観光客の動向に関しましては、JNTO(日本政府観光局)の資料によると、継続的 な訪日旅行プロモーション、クルーズ船の大幅な寄港増加等により、訪日外国人観光客数は、1月から6月の6ヶ 月で1,171万4千人(前年同期比28.2%増)となりました。しかしながら、円高基調が続いていることやリピーター 化の進展もあり、訪日外国人1人当たりの旅行支出は、前年同期に比べ9.9%減少という数字が出ております。
・このような状況の中、当社グループは引き続きアジア全体をマーケットと捉え、高品質で信頼できる商品と世界 に誇る日本のおもてなしをもって、ジャパンプレミアムの体現に力を入れております。
「国内リテール事業」においては、多様化する訪日観光客の観光ルート及び商品ニーズに対応すべく、当第2四 半期連結会計期間においては、「大阪日本橋店」、「福岡キャナルシティ博多店」の増床・改装及び「デックス東京ビ ーチ台場店」他3店舗を出店いたしました。
・国内リテール事業 :
・当事業部門におきましては、当第1四半期連結会計期間から引き続き、円高の影響や訪日観光客の商品ニーズ の変化による平均購買単価の下落及び団体旅行から個人旅行(FIT)へのシフトが進んでいること等による売 上額への影響と共に、店舗増大に伴う経費増もあり、当第2四半期連結累計期間の売上高は332億45百万円(前年 同期は400億58百万円、17.0%減)、営業利益は18億91百万円(前年同期は62億36百万円、69.7%減)となりまし た
・「海外事業」においては、上海宝山港ターミナル内の看板広告の運用,店舗展開,ショールーム運営や、台湾両 岸自由貿易センター内の風獅爺デューティフリーショッピングモール店舗への商品供給等の新しい取り組みを始め ております。
・「その他事業」においては、当第1四半期連結会計期間に中国不動産最大手「緑地控股集団有限公司」と共同で 「千葉ポートスクエア」の取得・運営のための合弁会社を設立し、買い物に留まらず、飲食・宿泊・娯楽といった分 野までのインバウンド顧客のニーズに対応できるよう、事業を進めております。

ラオックスの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=8202.T

PI研のコメント:
・今後のインバウンド需要を占う上で、重要な決算発表がありました。その象徴的な企業、ラオックスが8/12、2016年12月期の中間決算を公表しました。結果は減収、大幅減益、特に、当期純利益は赤字となる厳しい決算となりました。P/Lを見ると、経費が異常に膨らみ、34.37%、昨年の22.41%と比べ+11.96ポイント増加しており、これが大幅減益となった要因です。ただ、この状況の中でも、キャッシュフロー、投資は活発であり、昨年からは大幅削減とはなりましたが、営業キャッシュフローの307.68%です。依然として攻めの経営が継続しているといえます。昨年、新株を発行し、292.07億円を調達しており、これが原資となっているといえます。結果、自己資本比率は81.2%と、依然として高い数値を維持しています。ただ、今期、自己株式の取得による支出を △19.98億円、キャッシュを配分しており、株価維持に懸命な状況といえます。その株価ですが、昨年は4,000円近い株価が現在755円と厳しい状況であり、投資家は売りと判断しているといえます。ラオックス、この厳しい経営状況にどのような手を打つのか、次の半期、インバウンド需要のゆくへとともに、その動向に注目です。

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August 24, 2016 |

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