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October 31, 2016

エイチ・ツー・オー R、オーケー、本決算比較2016!

エイチ・ツー・オー リテイリング、オーケー:2016年3月期本決算

CF関連:キャッシュの配分:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:245.39億円(オーケー:223.74億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー: 58.52億円(オーケー:△350.51億円)
 ⇒有形固定資産の取得による支出 :△188.03億円(オーケー: △208.77億円)
 ⇒ 有価証券及び投資有価証券の売却及び償還によ る収入 : 243.73億円(オーケー:24.33億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー: △262.07億円(オーケー:△1.64億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少): 41.57億円 (オーケー:△133.46億円)

B/S関連:キャッシュの蓄積:
・総資産:5,970.41億円(オーケー:1,885.93億円)
・自己資本比率: 42.1%(オーケー:38.9%)
・現金及び預金: 485.21億円(オーケー:628.04億円)
・有利子負債:1,381.54億円(オーケー:662.53億円)
・買掛金 : 622.35億円(オーケー:363.13億円)
・利益剰余金 :1,158.20億円(オーケー:662.07億円)

PI研のコメント:
・関西スーパーマーケットの経営権をめぐり、オーケーとエイチ・ツー・オー リテイリングが熾烈な争いを繰り広げていますが、両社の株式持ち分比率はほぼ拮抗、約10%であり、今後、どちらが、どのように1/3、1/2へと支配権を拡大するか、その動向が注目されています。ここでは、オーケーとエイチ・ツー・オー リテイリングの2016年3月期の本決算のCFとBSの主要指標を比較してみました。仮に、1/3の場合は約100億円、1/2の場合は約200億円の追加キャッシュが必要となりますが、1/2の場合はどちらも拮抗、ほぼ営業キャッシュフローの全額を充てることになります。したがって、株価が上昇すれば、キャッシュフローでは足りず、キャッシュを取り崩すか、現金を取り崩すかになります。優先順位は現金ですので、その状況を見ると、オーケーの方が豊富に現金を保有しており、有利な状況にあるといえます。また、オーケーの場合は食品スーパーマーケット事業に専念していますので、すべての経営資源を集中させることができますが、エイチ・ツー・オー リテイリングの場合は百貨店事業が約半分の売上高構成比ですので、ここにも目配りが必要となります。したがって、キャッシュでの本格的な争奪戦になった場合は、オーケーが有利ともいえる財務状況といえます。今後、どう動くか、予断を許さない状況がしばらく続くと思いますが、本決算の両社の状況を見る限り、かなり早い段階でどちらかが、次の一手にでざるをえない緊迫の状況が生じているといえます。

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October 31, 2016 |

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