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November 30, 2016

家計調査、10月、実質0.4%の減少、名目0.2%の減少!

家計調査報告(二人以上の世帯):
・総務省統計局:11/29
・http://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/fies_mr.pdf
・消費支出は, 1世帯当たり281,961円
  ⇒前年同月比:実質0.4%の減少、名目0.2%の減少
  ⇒前月比(季節調整値) :実質1.0%の減少
・消費支出(除く住居等※)は, 1世帯当たり242,269円
  ⇒前年同月比 実質0.1%の減少、名目0.1%の増加
  ⇒前月比(季節調整値):実質1.5%の減少

消費支出の内訳(2016年10月-二人以上の世帯)
・数字は金額、名目、実質、寄与度
・食料:73,493 1.3 -1.0 -0.26:(減少)野菜・海藻,穀類など:3か月連続の実質減少
・住居:19,276 -1.4 -1.6 -0.11:(減少)家賃地代:3か月連続の実質減少
・光熱・水道:18,130 -0.3 6.1 0.39 :(増加)電気代,上下水道料など:2か月連続の実質増加
・家具・家事用品:10,362 1.8 2.8 0.10:(増加)寝具類,家事用消耗品など:2か月連続の実質増加
・被服及び履物:11,581 1.0 -0.2 -0.01:(減少)和服,他の被服など:5か月連続の実質減少
・保健医療:12,602 -3.9 -4.9 -0.23:(減少)保健医療サービス,医薬品:2か月連続の実質減少
・交通・通信:38,566 -1.8 -0.1 -0.01:(減少)自動車等関係費,交通:2か月ぶりの実質減少
・教育:12,634 -1.3 -2.8 -0.13:(減少)補習教育:6か月連続の実質減少
・教養娯楽:28,361 2.8 1.8 0.17:(増加)教養娯楽サービス,教養娯楽用耐久財:2か月連続の実質増加
・その他の消費支出:56,957 -1.3 (-1.5) (-0.30):(減少)こづかい,交際費など:3か月連続の実質減少

減少項目:
・自動車等関係費 [-0.54]: 自動車購入,自動車等関連用品
・交際費 [-0.28]: 贈与金,つきあい費
・野菜・海藻 [-0.20]: ほうれんそう,レタス
・保健医療サービス [-0.20]: 医科診療代
・穀類 [-0.15] :米

増加項目:
・通信 [0.55] :移動電話通信料,移動電話
・電気代 [0.31]:
・教養娯楽サービス [0.31]: 国内パック旅行費,インターネット接続料
・消費支出、10月0.4%減 野菜高騰で節約志向:

日本経済新聞:11/29
・http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS29H1C_Z21C16A1EAF000/
・総務省が29日発表した10月の家計調査によると、2人以上の世帯の1世帯あたり消費支出は28万196円で、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比0.4%減だった。うるう年の影響を考慮すると、1年2カ月連続の減少となる。生鮮野菜の高騰で家計の節約志向が強まり、食料がマイナスとなったほか、自動車購入も減少した。
・品目別に実質の増減率をみると、食料は1.0%減。生鮮野菜が8.8%減、魚介類が5.4%減だった。総務省によると、10月の消費者物価指数(CPI)では生鮮野菜の価格が前年同月と比べ16%上昇。野菜の価格高騰のあおりで食費全体を押し下げた。日曜が前年同月より1日多かったこともあり、外食は1.6%増加した。

参考:
・実質増減率=((100+名目増減率)÷(100+各項目に対応する消費者物価指数の変化率)-1)×100

名目の野菜:
・生鮮野菜 105.4%
・葉茎菜 102.6%
・キャベツ 98.5% ほうれんそう 88.5% はくさい 105.9% ねぎ 108.2% レタス 97.6% ブロッコリー 106.0% もやし 110.1% 他の葉茎菜 106.0%
・根菜 111.5%
・さつまいも 100.9% じゃがいも 113.2% さといも 93.0% だいこん 106.6% にんじん 144.7% ごぼう 105.9% たまねぎ 109.1% れんこん 111.7% たけのこ 97.1% 他の根菜 108.3%
・他の野菜 103.6%
・さやまめ 82.4% かぼちゃ 110.9% きゅうり 100.7% なす 110.7% トマト 101.3% ピーマン 105.7% 生しいたけ 92.3% しめじ 102.1% えのきたけ 98.6% 他のきのこ 127.5% 他の野菜のその他  105.0%

PI研のコメント:
・総務省統計局が11/29、2016年10月度の家計調査報告を公表しました。家計調査には実質と名目があり、日経新聞でも「物価変動の影響を除いた実質で前年同月比0.4%減」と報じているように、実質が重要な判断指標といえます。参考に、実質の数式を示しましたが、「各項目に対応する消費者物価指数の変化率」を加味することがポイントといえます。実質0.4%減の要因ですが、「10月の消費者物価指数(CPI)では生鮮野菜の価格が前年同月と比べ16%上昇。野菜の価格高騰のあおりで食費全体を押し下げた。」と、野菜高騰のあおりが全体に影響したとのことです。ただ、名目の野菜を見ると、生鮮野菜105.4%ですので、名目では上昇しています。結果、現状の食品スーパーの売上高は昨対では堅調に推移しているのが実情というのも、うなずけるといえます。野菜以外では 自動車等関係費、交際費等も実質、消費が減少しており、これらがあいまって全体を押し下げたといえます。来月以降、まだまだ、この厳しさが続くか、それとも反転、消費の回復に向かうのか、先が読みにくい状況といえ、来月の数字がどちらに動くか、注目です。

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November 30, 2016 |

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