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November 26, 2016

山崎製パン、第3四半期決算好調、工場新設!

山崎製パン、2017年12月、第3四半期決算、10/28
・http://www.marukyo-web.co.jp/web2/wp-content/uploads/2016/11/c6042cedd0033fbc694dfd49107b20aa.pdf
・日本経済新聞 :11/16
・山崎製パン、28年ぶり国内工場新設 神戸に200億円超投資
・http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ15HT7_V11C16A1MM8000/
・山崎製パンは国内で28年ぶりにパン工場を新設する。200億円超を投じ、食パンや菓子パンを生産する工場を2018年に稼働させる。国内食品市場の成長が鈍化するなか、コンビニエンスストアで販売するサンドイッチなどを通じて、パンの需要拡大が続いていることに対応する。

B/S関連:キャッシュの蓄積:
・総資産: 6,888.20億円
・自己資本比率:41.3%(昨年 38.8%)
・現金及び預金:1,157.48億円(総資産比 16.81%)
・有利子負債:982.77億円(総資産比 14.27%)
・買掛金 :700.50億円(総資産比 10.17%)
・利益剰余金 :2,495.04億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高:7,226.80億円(1.7%) 、営業利益: 258.84億円(43.4%)
・経常利益:263.41億円( 41.1%)、当期純利益:125.34億円( 92.5%)
  ⇒ 通期予想:売上高:1兆510.00億円( 2.3%)、営業利益: 340.00億円(25.9%)
・原価:63.47%(昨年 64.28%):-0.81、売上総利益:36.53%(昨年 35.72%):+0.81
・経費:33.19%(昨年 33.35%):-0.16
・営業利益:3.34%(昨年 2.37%):+0.97

山崎製パンのコメント:
・当社グループは、品質向上と新製品開発に積極的に取り組み、「厳 撰 100 品」を中心とした主力製品の拡販につとめるとともに、市場動向に即応した高品質・高付加 価値製品や値頃感のある製品を発売するなど、営業・生産が一体となった部門別製品戦略・営業戦 略を推進してまいりました。
・デイリーヤマザキのコンビニエンスストア事業につきましては、当社グループの総力を挙げて「ヤ マザキベストセレクション」を中心にパン、和洋菓子、米飯、サンドイッチ、調理麺の品質向上と 新製品開発に取り組むとともに、ベーカリーコーナーの品揃えの強化をはかるなど、店舗売上の増 加をめざしました。また、デイリーヤマザキのリージョンと当社の各工場が一体となって店舗運営 の改善や店舗開発につとめました。
・平成 28 年9月1日に商号を変更し新たにスタートしたヤマザキビスケット㈱は、長年培った技術 をもとに新たな製法を用いた新クラッカー「ルヴァン」、「ルヴァンクラシカル」やサンドビスケッ トシリーズ「YBCスタンドパック」などの新製品を発売し、広告宣伝を活用するなど積極的な販 売活動を実施しました。また、当社グループも総力を挙げて、新ブランドYBCの取扱拡大につと め、市場への浸透をはかりました。
・食パン部門(売上高722億94百万円、対前年同期比102.5%) :
・食パンは、「ロイヤルブレッド」、「超芳醇」、「ダブルソフト」の3大ブランドを中心に、品質訴求に よる取扱拡大をはかるとともに、高品質・高付加価値製品の「レーズンゴールド」、「チーズゴールド」 の拡販につとめましたところ、数量・販売単価ともに上昇し好調な売上となりました。
・菓子パン部門(売上高2,670億31百万円、対前年同期比101.3%) :
・菓子パンは、4月より食材食パンに使用する小麦粉のグレードを上げ品質を向上した「ランチパッ ク」が回復し、「ホワイトデニッシュショコラ」などのペストリーが伸長するとともに、食卓ロールの 新製品「北海道産小麦のバターロール」が大きく寄与し、順調な売上となりました。

山崎製パンの株価:
・http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=2212.T

PI研のコメント:
・11/16の日経新聞に「山崎製パン、28年ぶり国内工場新設 神戸に200億円超投資」の記事が掲載されました。山崎製パンが積極的な成長戦略の投資、すなわち、工場新設であり、2018年に稼働とのことです。実際、直近の第3四半期決算を見ても、増収増益、特に、利益が大幅増と好調な決算であり、自己資本比率も昨年の38.8%から41.3%へ上昇、有利子負債も現金の範囲内であり、実質、無借金ともいえ、投資余力は十分といえます。問題はそれだけの需要があるかですが、パン市場は堅調な伸びとのことであり、その中でも菓子パンの市場余力は大きいとのことです。山崎製パンの売上構成比を見ても、菓子パンは45.7%と圧倒的な数値であり、食パンの13.1%の3倍強です。しかも、この四半期決算では、「ランチパッ ク」が回復したとのことですので、今後まだまだ成長の余地は大きいと思われます。山崎製パン、ここで強気の経営を推し進め、いっきにシェアを確保する経営決断を下したといえ、この工場が完成し、稼働する2018年以降、どのような展開となるか、その動向に注目です。

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November 26, 2016 |

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