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March 31, 2017

アークランドサカモト、2017年度本決算、かつや好調!

アークランドサカモト、2017年2月、中間決算、3/29
・http://www.arcland.co.jp/memory/upfile/1490681169.pdf

CF関連:キャッシュの配分:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:85.46億円(昨年74.88億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△43.15億円(50.50%:昨年△34.58億円)
  ⇒ 有形固定資産の取得による支出 :△23.62億円(昨年△25.65億円) 
・財務活動によるキャッシュ・フロー:△3.98億円(昨年△28.76億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):38.30億円 (昨年11.49億円)

B/S関連:キャッシュの蓄積:
・総資産:873.36億円
・自己資本比率:71.8%(昨年 71.1%)
・現金及び預金:99.93億円(総資産比 11.45%)
・有利子負債:33.00億円(総資産比 3.78%)
・買掛金 :41.01億円(総資産比 4.70%)
・利益剰余金 :483.72億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高:1,030.31億円(1.7%) 、営業利益:88.42億円(0.8%)
・経常利益:95.80億円(1.2%)、当期純利益:50.09億円(5.2%)
  ⇒ 通期予想:売上高:1,050.00億円(1.9%:進捗 0.00%)、営業利益:92.50億円(4.6%:進捗 0.00%)
・原価:63.09%(昨年 63.18%):-0.09、売上総利益:36.91%(昨年 36.82%)+0.09
・経費:28.33%(昨年 28.16%):+0.17
・営業利益:8.58%(昨年 8.66%):-0.08

アークランドサカモトのコメント:
・当社グループでは、主力のホームセンター部門においては変化対応型店舗戦略を推し進め、 「住」関連の専門性を追求するとともに、既存店の改装、売場・陳列の見直しを行い、他店との一層の差別化に力 を注ぎました。
ホームセンター部門の売上高は、626億34百万円(前期比0.1%減)となりました。6月にオープンしたホームセ ンタームサシ上田店が寄与した一方で、既存店売上高については前期比1.4%減となったことによるものです。その他小売部門の売上高は59億39百万円(同5.4%減)となりました。ミートプロ三条店を前期1月に閉店したこ とによる減収が主な要因であります。 その結果、小売事業の売上高は685億74百万円(同0.6%減)、営業利益は新店オープンによる粗利率の低下、オ ープン経費の発生等もあり、33億65百万円(同10.2%減)となりました。
・現在のわが国経済は、大きな変革期に位置していると考えております。当社グループの主力事業であるホームセ ンター業界について考察すると、消費者はモノ消費への充足感を強く抱き、今後予想される人口減少もあり、業界 全体が大きく伸びていく環境にはないと判断されます。そのことは、企業間の弱肉強食化を進め、業界を超えた再 編へと動いていかざるを得ない環境に踏み込みつつあると考えられます。ホームセンター企業の多くは、地方で起 業し、その地位を高めてきました。しかし、地方の中堅ホームセンター企業から淘汰・再編が進み始めた現状にあ って、今後は業界の上位クラス企業群、あるいは異業種企業群をも巻き込んで消費者に支持される企業だけが生き 残っていく構図が予測されます。
・外食事業:
・外食事業は、主力のとんかつ専門店「かつや」のFCを含む店舗数が今年度34店舗純増の374店舗となりました。 その他の業態につきましては、からあげ専門店「からやま」等の出店の一方で、業態転換の為の閉店等を行ったこ とにより、店舗数は52店舗となりました。 その結果、売上高は232億86百万円(前期比11.2%増)、営業利益は33億50百万円(同14.6%増)となりました。

アークランド、今期経常は4%増で3期ぶり最高益更新へ:
・Kabutan:3/28
・https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=k201703280007
・アークランドサカモト <9842> が3月28日大引け後(15:00)に決算を発表。17年2月期の連結経常利益は前の期比1.2%増の95.8億円になり、18年2月期も前期比4.4%増の100億円に伸びを見込み、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

アークランドサカモトの株価:3/30
・http://ke.kabupro.jp/tsp/20170328/140120170328428797.pdf
・時価総額 56,693百万円(3/30) = 1,370円(3/30) × 41,381,686株(3/30)
・株価1,370円(3/30)=PER(会社予想): 10.90倍(3/30)×EPS 125.66円(2018/2)
・株価1,370円(3/30)=PBR(実績): 0.89倍(3/30)×BPS 1,546.02円(2017/2)

PI研のコメント:
・アークランドサカモトが3/29、2017年2月期の本決算を公表しました。小売業界において、2月期の本決算の公表がスタートしたといえます。今後、続々と本決算が公表され、今期の小売業をとりまく経営環境が明らかになってゆくものと思います。その結果ですが、増収、増益とはなりましたが、全体の約70%を占めるホームセンター関連の「売上高は、626億34百万円(前期比0.1%減)」と厳しい現状です。コメントにもあるように、業界全体が大きく伸びていく環境にはないと判断されます。そのことは、企業間の弱肉強食化を進め、「業界を超えた再 編へと動いていかざるを得ない環境に踏み込みつつあると考えられます。」とのことで、極めて厳しい経営環境、特に、業界再編が待ったなしの状況との認識です。このような中、アークランドサカモトの業績を牽引したのは「かつや」であり、「売上高は232億86百万円(前期比11.2%増)、営業利益は33億50百万円(同14.6%増)」、いずれも2桁増の好決算です。全体の約20%の構成比ですが、この伸び率を見ると、今後、大きな柱に成長し、利益にも大きく貢献してくるといえます。ホームセンターと外食、一見、違和感のある組み合わせですが、この外食がアークランドサカモトの経営を力強く支えているのも事実ですので、業界再編の動きと、新たな異業種への挑戦と、ホームセンター業界は今後、様々な成長戦略を打ち出さざるをえない段階に入ったといえます。アークランドサカモト、2018年度、好調な外食事業を背景に、主力のホームセンター事業をどう活性化してゆくのか、その動向に注目です。

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March 31, 2017 |

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