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April 12, 2017

イトーヨーカ堂、2017年2月本決算、営業黒字転換!

イトーヨーカ堂(GMS)、2017年2月、本決算、4/6
・http://www.7andi.com/dbps_data/_template_/_user_/_SITE_/localhost/_res/ir/library/kt/pdf/2017_0406kt.pdf

B/S関連:キャッシュの蓄積:
・総資産:7,533.15億円
・自己資本比率:72.33%(昨年72.74%)
・現金及び預金:221.53億円(総資産比 2.94%)
・有利子負債:135.55億円(総資産比 1.80%)
・買掛金 : 538.95億円(総資産比 7.16%)
・利益剰余金 :3,244.98億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高: 1兆2,192.52 億円(△2.9%) 、営業利益:0.52億円(  %)
・経常利益:17.86億円(  %)、当期純利益:△137.97億円(   %)
  ⇒ 減損損失:186.41億円(昨年:55.09億円)
・原価:76.94%(昨年 77.19%):-0.25、売上総利益:23.06%(昨年 22.81%)+0.25
・経費:25.99%(昨年 26.63%):-0.64
・マーチャンダイジング力:-2.93%(昨年-3.82%):-0.89
・その他営業収入:2.94%(昨年2.71%):+0.23
・営業利益:0.01%(昨年 -1.11%):+1.12

イトーヨーカ堂の取り組み:
・http://www.7andi.com/dbps_data/_template_/_user_/_SITE_/localhost/_res/ir/library/ks/pdf/2017_0406ks_02.pdf
1.経営課題:
・売上構成比:衣料20%、住居14%、食品66%
・面積構成比:衣料46%、住居25%、食品29%
・お客様ニーズの変化と商品政策の乖離⇒食品の更なる強化とテナントミックス⇒店舗の構造改革を推進し、店・舗フォーマット・売場構成を見直し再生を図る
2.打ち手⇒GMSの構造改革:
・アリオ: テナント定借満了に合わせ自営衣料・住居減積、SC全体強化で営業利益率3%を目指す
・GMS: 衣料、住居の減積による坪効率向上と食品の強化、テナントと連携した不動産再開発も実施
・食品特化型: 食品は成長カテゴリー、首都圏中心に展開を推進
3.衣料の在庫水準適正化の推進:
・売上に見合った在庫の適正化と赤字幅削減を推進 ⇒過去の実績においても在庫の適正化と荒利率改善の相乗効果が見込める

セブン&アイ、6期連続の営業最高益 前期、ヨーカ堂黒字転換:
・日本経済新聞:4/6
・http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ06I66_W7A400C1TI1000/
・減収ながら増益となったのはイトーヨーカ堂の回復が大きい。前の期に139億円の赤字だった営業損益は5200万円の黒字に転換した。売り場構成の見直しや不採算店舗の閉鎖、販促費の抑制を進めた効果が出た。

PI研のコメント:
・セブン&アイHの2017年2月期の本決算が4/6に公表されましたが、その中で、注目のGMS、イトーヨーカ堂の本決算ですが、減収、営業増益となりました。特に、昨年は赤字決算であっただけに、営業、経常段階ですが、黒字転換したことは大きいといえます。ただし、当期純利益は減損損失が186.41億円と昨年の55.09億円よりも膨らみ、依然として赤字が続いています。営業黒字に転じた要因ですが、原価、経費の改善に加え、その他営業収入も改善し、トリプルで利益を押し上げたことが大きいといえます。店舗のリストラが順調に進んでいることに加え、「店舗フォーマット・売場構成を見直し再生を図る」ことが軌道に乗り始めたといえそうです。現在、イトーヨーカ堂の売上構成比は衣料20%、住居14%、食品66%だそうですが、その売場構成比は衣料46%、住居25%、食品29%とのことです。したがって、「食品の更なる強化とテナントミックス」が当面の課題だそうです。特に、「食品は成長カテゴリー、首都圏中心に展開を推進 」とのことですので、今後、首都圏では食品売場が大きく変化してゆくのではないかと思います。イトーヨーカ堂、今後はアリオ、GMS、食品特化型の3つの方向で構造改革を進めてゆくとのことで、今期黒字転換したことで、加速がつくのではないかと思います。投資家も期待し、株価も上昇基調ですので、新たな年度に入った2018年2月期、その数字がどう変化するか、注目です。

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April 12, 2017 |

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