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May 19, 2017

ヤオコー、2017年3月本決算、積極投資!

ヤオコー、2017年3月、本決算:5/11

CF関連:キャッシュの配分:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:158.05億円(昨年154.28億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△232.67億円(147.22%:昨年△152.36億円)
 ⇒ 有形固定資産の取得による支出 :△236.09億円(昨年△144.65億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:250.83億円(昨年△22.42億円)
 ⇒長期借入れによる収入:338.00億円(昨年62.00億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):176.21億円 (昨年△20.51億円)

B/S関連:キャッシュの蓄積:
・総資産:1,798.70億円
・自己資本比率:42.3%(昨年47.7%)
・現金及び預金:223.86億円(総資産比 12.45%)
・有利子負債:512.85億円(総資産比 28.52%)
・買掛金 :202.09億円(総資産比 11.24%)
・利益剰余金 :745.16億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・営業収益:3,430.61億円( 5.4%) 、営業利益:145.20億円(4.8%)
・経常利益:142.14億円(5.0%)、当期純利益:99.27億円(9.5%)
  ⇒ 通期予想:営業収益:3,540.00億円(3.2%:進捗 0.00%)、営業利益:150.00億円( 3.3%:進捗 0.00%)
・原価:72.08%(昨年 71.89%):+0.19、売上総利益:27.92%(昨年 28.11%)-0.19
・経費:28.27%(昨年 28.42%):-0.15
・マーチャンダイジング力:-0.35%(昨年-0.31%):-0.04
・その他営業収入:4.79%(昨年4.77%):+0.02
・営業利益:4.44%(昨年 4.46%):-0.02

ヤオコーのコメント:
・当期は第8次中期経営計画3ヶ年の2年目にあたり、「スーパーではなく『ヤオコー』と呼ばれる存在へ」を メインテーマに掲げ、「商品・販売戦略」、「運営戦略」、「育成戦略」、「出店・成長戦略」の4つの課題を 柱に、当社の基本方針である「ミールソリューションの充実」と「価格コンシャスの強化」をベースとして、お 客さまの「豊かで楽しい食生活」の実現に取組んでまいりました。
・【出店・成長戦略】
・新規出店につきましては、4月に浦和中尾店(埼玉県さいたま市)、千葉ニュータウン店(千葉県白井市)、 10月に柏南増尾店(千葉県柏市)、1月に藤沢片瀬店(神奈川県藤沢市)、3月に浦和美園店(埼玉県さいたま 市)、藤岡店(群馬県藤岡市)の6店舗を開設いたしました(平成29年3月31日現在154店舗)。また、既存店の 活性化策として、12月に中之条店(群馬県吾妻郡中之条町)、2月に行田門井店(埼玉県行田市)、3月に岡部 店(埼玉県深谷市)の3店舗においてスクラップ&ビルドによるリニューアルを実施したほか、既存店10店舗に ついて大型改装を実施いたしました。特に、旗艦店舗である川越南古谷店(埼玉県川越市)では、次世代の新店 舗フォーマットづくりに向けたチャレンジを数多く採り入れております。
・ 【商品・販売戦略】
・導入から5年が経過した「ヤオコーカード」をベースとするFSP(フリークエント・ショッパーズ・ プログラム)を活用し、ターゲットをより明確にした販促企画やマーケティングを展開いたしました。なお、当 期末におけるヤオコーカード会員数は200万人を突破いたしました。

連結決算開始に伴う連結業績予想に関するお知らせ :
・当社は、平成 28 年 12 月 12 日付「株式会社エイヴイおよびエイヴイ開発株式会社の株式の取得 (完全子会社化)に関するお知らせ」のとおり、平成 29 年4月3 日に株式会社エイヴイおよびエ イヴイ開発株式会社の発行済株式の全株式を取得し子会社化いたしました。 これにより、平成 30 年3月期第1四半期より、株式会社エイヴイ及びエイヴイ開発株式会社を 連結子会社とする連結決算を開始するとともに、新たに通期連結業績予想を公表いたします。
・営業収益: 4,000億円、営業利益: 165.00億円(4.13%)

ヤオコーの株価:
・時価総額 187,064百万円(5/17) =4,675円(5/17) × 40,013,722株(5/17)
・株価4,675円(5/17)=PER(会社予想):18.15倍(5/17)×EPS 257.55円(2018/3)
・株価4,675円(5/17)=PBR(実績):2.39倍(5/17)×BPS 1,959.66円(2017/3)

PI研のコメント:
・ヤオコーが5/11、2017年3月期の本決算を公表しました。結果は増収増益の好決算となりましたが、やや気になるのは投資キャッシュフローの増大です。△232.67億円と、営業キャッシュフローの147.22%と、巨額の投資です。しかも、長期借入れによる収入338.00億円(昨年62.00億円)と、その大半を借入でまかなっていることです。今期はお知らせにもあるように、昨年の12月、エイヴイを子会社化したこともあり、さらに、6店舗の新店開設、3店舗においてスクラップ&ビルドによるリニューアルを実施、既存店10店舗に ついて大型改装を実施など、投資がかさむ案件が目白おしだったこともあるかと思いますが、それを加味しても、かなりの投資額といえます。それだけ、ここは攻めとの強い経営判断が働いたといえ、ヤオコー、攻めの経営に徹した本決算であったといえます。ちなみに、来期の営業収益ですが 4,000億円予想であり、116.60%となり、エイヴイの連結による大幅増収とのことです。現在、ヤオコーは「基本方針である「ミールソリューションの充実」と「価格コンシャスの強化」をベース」にしていますが、今後は「価格コンシャスの強化」が、エイヴイの子会社化により鮮明になってくると思われます。ヤオコー、今後、異文化の企業を取り込み、どのような経営戦略を打ち出すのか、その動向に注目です。

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May 19, 2017 |

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