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May 03, 2017

コーセー、2017年3月本決算、増収増益、過去最高!

コーセー、2017年3月、本決算、4/28

CF関連:キャッシュの配分:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:173.27億円(昨年264.10億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△81.58億円(47.09%:昨年△199.48億円)
  ⇒ 有形固定資産の取得による支出 :△109.41億円(昨年△70.75億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:△62.50億円(昨年△40.57億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):26.25億円 (昨年22.20億円)

B/S関連:キャッシュの蓄積:
・総資産:2,471.91億円
・自己資本比率:66.3%(昨年63.2%)
・現金及び預金:719.21億円(総資産比 29.10%)
・有利子負債:16.28億円(総資産比 0.66%)
・買掛金 :95.33億円(総資産比 3.86%)
・利益剰余金 :1,572.05億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高:2,667.62億円(9.6%) 、営業利益:391.60億円(13.1%)
・経常利益:395.64億円(14.5%)、当期純利益:216.57億円(16.1%)
  ⇒ 通期予想:売上高:2,820.00億円(5.7%:進捗 0.00%)、営業利益:415.00億円( 6.0%:進捗 0.00%)
・原価:25.13%(昨年 24.44%):+0.69、売上総利益:74.87%(昨年 75.56%)-0.69
・経費:60.20%(昨年 61.34%):-1.14
・営業利益:14.67%(昨年 14.22%):+0.45

コーセーのコメント:
・当社グループは、中期経営計画「グローバルブランド育成期」の2年目を迎え、 「世界に通用するブランドの育成」と「経営資産の継続的なパフォーマンス向上」の2つの基本戦略のもと、世 界で存在感のある企業への進化を目指し、一段と成長のスピードを加速させてまいりました。
・当期における当社グループの業績につきましては、化粧品事業のハイプレステージ領域及びコスメタリー事業 の主力ブランドが牽引したことに加え、各セグメントのメイクブランドが好調だった結果、売上高は前年同期比 9.6%増の266,762百万円(為替の影響を除くと12.3%増)となり、4期連続で過去最高を更新しました。なお、 連結売上高に占める海外売上高の割合は20.7%となりました。
・利益につきましては、プロダクトミックス等の影響により原価率が上昇したものの、積極的な販売費の投入に よる増収効果及び一般管理費の効率的な運用により、営業利益は39,160百万円(前年同期比13.1%増)、経常利 益は39,564百万円(同14.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は21,657百万円(同16.1%増)となり、い ずれも過去最高となりました。
・化粧品事業:
・化粧品事業につきましては、ハイプレステージ領域において、高級化粧品を扱う(株)アルビオンをはじめ、重 点グローバルブランドとして育成を強化した「コスメデコルテ」や計画を大幅に上回った「タルト」が牽引し たことに加え、「ジルスチュアート」「アディクション」などのメイクブランドも伸長しました。プレステー ジ領域では、メイクカテゴリーにおいて、新製品投入やプロモーション展開により「エスプリーク」が好調に 推移しました。また、スキンケアカテゴリーにおいては、肌の水分保持能を改善できる有効成分を配合した 「ONE BY KOSÉ 薬用保湿美容液」を発売したほか、「雪肌精」がグローバルカウンターの導入や高級ラインを 投入するなど、ブランドイメージの向上と顧客接点の拡大を図りました。これらの結果、当事業の売上高は 199,028百万円(前年同期比10.5%増)、営業利益は36,983百万円(同14.7%増)となりました。
・コスメタリー事業:
・コスメタリー事業につきましては、ヘアケアの「ジュレーム」や日やけ止めの「サンカット®」など、重点 カテゴリーブランドが総じて好調だったコーセーコスメポート(株)が牽引したほか、セルフメイクブランドの 「ファシオ」「ヴィセ」、ネイルブランド「ネイルホリック」等が伸長しました。これらの結果、売上高は 65,634百万円(前年同期比7.6%増)、営業利益は5,627百万円(同5.5%増)となりました。

インスタ映えマニキュア大ヒット コーセー3期連続増益:
朝日新聞:4/29
・全129色のマニキュア「ネイルホリック」が、インスタグラムなどSNSの写真に映えると、人気に火がついた。1本税抜き300円と手頃。若者を中心に、いろんな色を試して撮った写真がSNSで拡散され、5秒に1本売れるほどの大ヒットになった。
一方、メイク商品はスキンケア商品に比べて原価率が高いのが悩み。渋沢宏一経理部長は「スキンケア商品の売り上げを上げ、20年には売上高3100億円を目指したい」と話した。

コーセーの株価:
・時価総額 676,819百万円(5/2) =11,170円(5/2) × 60,592,541株(5/2)
・株価11,170円(5/2)=PER(会社予想):28.44倍(5/2)×EPS 392.79円(2018/3)
・株価11,170円(5/2)=PBR(実績):3.89倍(5/2)×BPS 2,871.60円(2017/3)

PI研のコメント:
・4/28、コーセーが2017年3月期の本決算を公表しました。「売上高は前年同期比 9.6%増の266,762百万円(為替の影響を除くと12.3%増)となり、4期連続で過去最高を更新」、また、「親会社株主に帰属する当期純利益は21,657百万円(同16.1%増)となり、い ずれも過去最高」とのことで、増収増益の過去最高の決算となりました。朝日新聞も、「全129色のマニキュア「ネイルホリック」が、インスタグラムなどSNSの写真に映えると、人気に火がついた、・・」とのことで、ヒット商品も業績を牽引したとのことです。投資家も高く評価していると見え、株価も高値で推移、PER、PBRともに高い数値を維持しています。やや気になるのは、このような好業績の中、投資キャッシュフローを見ると、△81.58億円と営業キャッシュフローの47.09%であり、投資を控えていることです。コーセーは現在、「中期経営計画「グローバルブランド育成期」の2年目」とのことで、グローバルブランドの育成が経営の優先課題ですので、M&A等含め、ここはキャッシュの蓄積を図っているようにも見えます。コーセー、「スキンケア商品の売り上げを上げ、20年には売上高3100億円を目指したい」とのことですので、いよいよ、売上高3,000億円が視野に入ってきましたので、そのカギを握るスキンケア、どう今後伸ばしてゆくのか、その動向に注目です。

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May 3, 2017 |

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