« ヤオコー、2017年3月本決算、積極投資! | Main | ドンキホーテH、第3四半期、増収増益、好調! »

May 20, 2017

エムスリー、Forbes、最も革新的な成長企業、5位!

「世界で最も革新的な成長企業」ランキング 日本トップは5位のエムスリー
・Forbes:5/18
・フォーブスは17日、毎年恒例の「最も革新的な成長企業」ランキングを発表した。同ランキングは、企業価値が20億~100億ドル(約2200億~1兆1200億円)の公開会社が対象(より大規模な企業を対象としたランキングは6月に公開予定)。今年はテクノロジーと医療の両分野の企業が大部分を占めたが、その他の業界からも多数が選出された。
・日本からは、5位に入った医療情報サイト大手のエムスリーを筆頭に、工具通販大手のMonotaRO(モノタロウ、6位)、IT大手のカカクコム(21位)、M&A仲介会社の日本M&Aセンター(25位)の計4社が入った。

CF関連:キャッシュの配分:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:165.55億円(昨年121.36億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△144.90億円(87.53%:昨年△46.07億円)
  ⇒ 連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出:△144.47億円(昨年△26.72億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:△38.97億円(昨年△52.67億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):△18.79億円 (昨年20.68億円)

B/S関連:キャッシュの蓄積:
・総資産:955.46億円
・自己資本比率:70.2%(昨年74.5%)
・現金及び預金:200.95億円(総資産比 21.04%)
・有利子負債:0.00億円(総資産比 0.00%)
・買掛金 :96.48億円(総資産比 10.10%)
・利益剰余金 :556.05億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・売上収益:781.43億円(20.9%) 、営業利益:250.50億円(25.1%)
・税引前利益:249.59億円(25.1%)、当期純利益:169.38億円(25.5%)
  ⇒ 通期予想:売上収益:900.00億円(15.2%:進捗 0.00%)、営業利益:290.00億円(15.8%:進捗 0.00%)
・原価:41.09%(昨年 41.71%):-0.62、売上総利益:58.91%(昨年 58.29%)+0.62
・経費:28.50%(昨年 28.43%):+0.07
・営業利益:30.41%(昨年 29.86%):+0.55

エムスリーのコメント:
・製薬会社向けのマーケティング支援サービス(「MR君」ファミリー)は、基本的な「提携企業」サービスに加え、 「m3.com」のプラットフォーム上で会員医師が主体的、継続的に高頻度で情報を受け取れる「MR君」サービス、会員 医師に対してピンポイントでアプローチする「ワンポイントeディテール」サービス、「m3.com」上で開催される講 演会を会員医師が視聴する「Web講演会」サービスと、意図や用途により選べるサービスメニューを提供していま す。
・治験支援関連サービスは、治験に参加する施設・対象患者を発見する治験支援サービス「治験君」を核に、大規模 臨床研究支援サービスを提供するメビックス株式会社、治験業務の支援を行う株式会社MICメディカル及び株式会社 メディサイエンスプラニング、治験実施医療機関において治験業務全般の管理・運営を支援するSMOである株式会社 イスモ(e-SMO)及びノイエス株式会社を通じて提供しています。
・会員医療従事者を対象とした調査サービス、会員へ医療情報以外のライフサポート情報を提供する「QOL君」等の一般企業向けマーケティング支援サービス、一般の方々からの健康や疾病に関する質問に「m3.com」登録医師が回答する「AskDoctors」 (http://www.AskDoctors.jp/) 、診療所の経営をサポートする「m3.com 開業・経営」等のプラットフォームを活用した派生サービスの拡充も進めています。
・医師、薬剤師向けの求人求職支援サービスを提供するエムスリーキャリア株式会社(以下、「エムスリーキャリ ア」)、電子カルテ等の開発・販売及びサポートを手掛ける株式会社シィ・エム・エス(以下、「シィ・エム・エ ス」)、次世代MR「メディカルマーケター」の育成、提供を行うエムスリーマーケティング株式会社(以下、「エム スリーマーケティング」)、医療福祉系国家試験の対策等の事業を行う株式会社テコム(以下、「テコム」)、医療 系広告代理店であるリノ・メディカル株式会社、株式会社インフロント、株式会社インサイト・アイにおいてもサー ビス展開を進めています。
・海外においては、米国で、医療従事者向けウェブサイト「MDLinx」を運営し、この会員基盤を活かした製薬会社向 けサービスの展開を行っている他、医師向けの転職支援サービスも拡大しています。業務提携の効果もあり、米国に おいて60万人以上の医師にリーチできる体制となっています。英国では、約20万人の医師会員を擁する医師向けウェ ブサイト「Doctors.net.uk」において、製薬会社向けサービスの展開を進めています。中国においては、医療従事者 向けウェブサイトに登録する医師会員数は200万人に迫り、順調に拡大しつつあります。2016年8月にはインドにお いて合弁事業を開始、2016年11月にはフランス、ドイツ、スペインで医薬品情報データベースの提供を行うVidal Groupの子会社化を完了しました。
・日本、米国、欧州、中国、韓国をはじめ、当社グループが世界中で運営する医療従事者向けウェブサイト及び医師 パネルに登録する医師は合計で400万人を超えており、医師パネルを活用したグローバルな調査サービスの提供も行 っています。

エムスリーの株価
・時価総額 977,846百万円(5/18) =3,020円(5/18) × 323,790,100株(5/18)
・株価3,020円(5/18)=PER(会社予想):52.85倍(5/18)×EPS 57.14円(2018/3)
・株価3,020円(5/18)=PBR(実績):14.63倍(5/17)×BPS 206.43円(2017/3)

PI研のコメント:
・エムスリーが日本の企業として、恒例のForbes、「最も革新的な成長企業ランキング2017」で、5位、日本企業の中ではトップに選定されました。ベスト10は、1位Rightmove、2位DexCom、3位ASOS、4位Insulet Corp、5位エムスリー、6位MonotaRO(モノタロウ)、7位Ultimate、Software Group、8位Pandora Media、9位athenahealth、10位達安基因(Da An Geneであり、日本企業が6位にも選ばれています。「今年はテクノロジーと医療の両分野の企業が大部分を占めた」とのことで、エムスリーも医療関係者への支援企業ですので、ここが成長企業の今期のポイントとなっているとのことです。参考に、エムスリーの直近の本決算の結果を掲載しましたが、経営戦略が明確であり、現時点で「医師は合計で400万人」をすでに会員登録済とのことですので、一大市場が世界にでき上がているといえます。しかも、そこに、「製薬会社向けのマーケティング支援サービス」、「治験支援関連サービス」、「会員医療従事者を対象とした調査サービス」、「医師、薬剤師向けの求人求職支援サービス」等を内外で開発、展開しており、順調に成長しているとのことです。結果、売上げ、利益ともに20%以上の高成長であり、自己資本比率も70%を超え、有利子負債 0ですので、超安定の財務基盤です。投資家もPER 52.85倍、PBR 14.63倍、時価総額も977,846百万円、ほぼ1兆円に迫る勢いですので、高く評価しているといえます。日本にもこのような革新的な企業があるとは驚きであり、この結果を受けて、今後の経営戦略がどう変化してゆくのか、その動向に注目です。

━━━━━━ お知らせ! ━━━━━━━━━━━━
 1.NEW! 隔週、ID-POS分析の連載、DRM オンライン、第12回、5/15!
 2.週間!食品スーパーマーケット最新情報:まぐまぐ
 3.facebookに「食品スーパーマーケット最新情報」グループ創設655人!
 4.2016年度版、食品スーパー・ドラックストア財務3表連環分析、リリース!
  *現在Vol.3、ご要望を取り入れ、すばやく改定:お申し込みはこちら
  *食品スーパー・ドラックストア、全上場企業約100社を対象!
  *過去5年間を(ドラックストア3年)、エクセルで自由自在に分析!

May 20, 2017 |

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/62283/65296873

Listed below are links to weblogs that reference エムスリー、Forbes、最も革新的な成長企業、5位!:

Comments

Post a comment