« CPI(消費者物価指数)、3月、コア指数、0.2%増! | Main | Amazon Go、延期、システム不具合? »

May 01, 2017

関西スーパーマーケット、本決算、増収、営業増益!

関西スーパーマーケット、2017年3月、本決算、4/27

・CF関連:キャッシュの配分:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:28.29億円(昨年25.46億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△55.40億円(195.83%:昨年△30.75億円)
  ⇒ 有形固定資産の取得による支出 :△19.62億円(昨年△29.31億円)
  ⇒ 定期預金の預入による支出 :△51.07億円(昨年 △8.60億円) 
・財務活動によるキャッシュ・フロー:24.77億円(昨年14.10億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):△2.33億円 (昨年0.88億円)

B/S関連:キャッシュの蓄積:
・総資産:573.92億円
・自己資本比率:56.3%(昨年50.3%)
・現金及び預金:91.27億円(総資産比 15.91%)
・有利子負債:94.88億円(総資産比 16.54%)
・買掛金 :70.80億円(総資産比 12.34%)
・利益剰余金 :113.13億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・営業収益:1,206.73億円(0.5%) 、営業利益:18.06億円(31.4%)
・経常利益:22.52億円(21.6%)、当期純利益:7.57億円(△18.1%)
  ⇒ 通期予想:営業収益:1,222.60億円(1.3%:進捗 0.00%)、営業利益:20.70億円( 14.6%:進捗 0.00%)
・原価:75.64%(昨年 76.12%):-0.48、売上総利益:24.36%(昨年 23.88%)+0.48
・経費:24.53%(昨年 24.41%):+0.12
・マーチャンダイジング力:-0.17%(昨年-0.53%):+0.36
・その他営業収入:1.69%(昨年1.69%):+0.00
・営業利益:1.52%(昨年 1.16%):+0.36

関西スーパーマーケットのコメント:
・当社グループは、2015年よりスタートした3ヵ年中期経営計画において「営業方針」「営 業力強化行動施策」「教育方針」「経営管理方針」「新規事業戦略」「成長戦略」の基本方針と戦略に基づき、来 店頻度を高めることを目的とした『お客様目線の店づくり』に取り組んでまいりました。
・「営業方針」では、『お客様目線の店づくり』の実現に向けて、お客様目線での品質・価格・買物環境を追求 し、おいしくて価値のある「当社自慢の品」を中心とした価値訴求型商品の開発・育成に注力するとともに、「当 社自慢の品」既存商品のリニューアルを継続的に実施いたしました。当社はパートタイム労働者の働きや貢献に見 合った正社員との均等・均衡待遇を推進し、パートタイム労働者がいきいきと働くことができる職場環境を整備 し、他の模範となるパートタイム労働者の活躍推進に取り組んでいる企業として、厚生労働省が主催する平成28年 度パートタイム労働者活躍推進企業表彰において「奨励賞」を受賞いたしました。さらに当期は『従業員目線の職 場づくり』を営業方針に加え、従業員の健康維持・増進を目的にノー残業デーや禁煙デーを始めとした健康経営に 取り組み、また「10の制度と2つの安心」と「ウェルカムプログラム」を活用し、従業員が安心して長く働くこと のできる職場環境づくりを進めております。
・「営業力強化行動施策」では、従業員1人ひとりが会社の方針をよく理解し自分で考えて行動し、「小さな改 善」が繰り返しできる企業風土づくりの実現に向けて、7つのプロジェクトチームが「商品力強化」「販売力強 化」「競争力強化」「基本の徹底」「教育」「コスト意識向上」の各課題に取り組んでおります。
・「教育方針」では、人材力強化による営業力アップに取り組み、積極的に自ら学ぶ意欲のある従業員を対象者と した公募制度を取り入れたほか、女性が活躍できる職場環境づくりとして、女性リーダー研修会の開催やプロジェ クトチームへの参画など女性活躍の推進に取り組んでおります。
・「経営管理方針」では、当期を「作業システム改革の元年」と位置づけ、本社職場環境の改善と店舗作業種類の 削減による業務の効率化を図ってまいりました。本社では、パソコン環境の整備により、本社スタッフが外出先に おいても同等レベルのパソコン業務を行えるシステム環境を整備いたしました。店舗ではセミセルフレジの導入拡 大を進めるとともに自動発注システムの全課対応や物流センターの納品形態改善等について取り組んでおります。
・「新規事業戦略」では、収益基盤の早期確立を目指し、惣菜工場の操業開始に向けて取り組んでおります。ま た、9月に「兵庫県伊丹市買物支援事業」の協力店として、1人暮らしの高齢者および高齢世帯の買物をサポート する「電話関西スーパーらくらく宅配」サービスを提供するとともに、高齢者やお身体の不自由な方および妊婦や 子育て主婦など日頃の買物に不自由している方々に対し買物支援や見守り・防犯に協力する「移動スーパー(とく し丸)」事業を1月に開始いたしました。
・「成長戦略」として、当社モデル店舗である「中央店」型店舗への改装を2店舗(「桜台店」と「荒牧店」)実 施し、既存顧客の満足感を高めることにより、顧客数の増加および顧客1名当りの買上単価が増加いたしました。 また、生鮮構成比率を高めることにより売上総利益が増加いたしました。さらに、おいしい惣菜と簡便商品の品揃 えを充実させるために惣菜売場を中心とした小改装を35店舗で実施いたしました。
平成28年10月、今後の成長戦略における更なる企業価値の向上を目的に、エイチ・ツー・オー リテイリン グ株式会社と資本業務提携し、同年11月、同社に対する第三者割当による新株式発行を行いました。

関西スーパー、純利益18%減 店舗の減損計上:
日本経済新聞:4/28
・関西スーパーマーケットが27日発表した2017年3月期の連結決算は、純利益が前の期比18%減の7億5700万円だった。収益性の低い店舗の減損損失を計上した。売上高は微増の1206億円。18年3月期の純利益は改装店舗の稼働により前期比35%増の10億2000万円を見込む。

関西スーパーマーケットの株価:4/17
・時価総額 50,083百万円(4/28) =1,568円(4/28) × 31,940,954株(4/28)
・株価1,568円(4/28)=PER(会社予想):49.11倍(4/28)×EPS 31.93円(2018/3)
・株価1,568円(4/28)=PBR(実績):1.53倍(4/28)×BPS 1,027.11円(2017/3)

PI研のコメント:
・4/27、関西スーパーマーケットが2017年3月期の本決算を公表しました。結果は営業段階では増収増益、特に利益の方は31.4%増と大幅な増益となりました。ただ、当期純利益は「収益性の低い店舗の減損損失を計上」とのことで△18.1%となるやや厳しい決算となりました。営業増益になった要因ですが、原価が-0.48ポイントと大きく改善、経費の+0.12増を補っての改善であり、原価改善が利益を押し上げたことが大きいといえます。「おいしい惣菜と簡便商品の品揃 えを充実させるために惣菜売場を中心とした小改装を35店舗で実施」等の粗利の高い部門の改善が効を奏しているようです。結果、営業キャッシュフローも増加しましたが、気になるのは投資キャッシュフローであり、△55.40億円、営業キャッシュフローの195.83%と、積極的な投資ですが、その中身は「定期預金の預入による支出が△51.07億円」と、新店開発に回っていないことです。結果、新店も今期は「当社モデル店舗である「中央店」型店舗への改装を2店舗(「桜台店」と「荒牧店」)実 施」とのことで、改装にとどまったことです。今期は「エイチ・ツー・オー リテイリン グ株式会社と資本業務提携し、同年11月、同社に対する第三者割当による新株式発行」等もあり、ガバナンスの強化により経営資源をさかざるをえなかったともいえますが、新店開発が遅れている点は気になるところです。関西スーパーマーケット、既存店の減損も一段落かと思いますので、来期の成長戦略、どのような新店を出店してゆくのか、気になるところです。

━━━━━━ お知らせ! ━━━━━━━━━━━━
 1.NEW! 隔週、ID-POS分析の連載、DRM オンライン、第11回、5/1!
 2.週間!食品スーパーマーケット最新情報:まぐまぐ
 3.facebookに「食品スーパーマーケット最新情報」グループ創設655人!
 4.2016年度版、食品スーパー・ドラックストア財務3表連環分析、リリース!
  *現在Vol.3、ご要望を取り入れ、すばやく改定:お申し込みはこちら
  *食品スーパー・ドラックストア、全上場企業約100社を対象!
  *過去5年間を(ドラックストア3年)、エクセルで自由自在に分析!

May 1, 2017 |

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/62283/65216292

Listed below are links to weblogs that reference 関西スーパーマーケット、本決算、増収、営業増益!:

Comments

Post a comment