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June 15, 2017

番外編、食品スーパー2017、本決算速報、全社平均!

食品スーパー決算速報2017、全社平均:番外編

1. CF関連:キャッシュの配分:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:7,349百万円(昨年6,075百万円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:-5,814百万円(79.12%:昨年-6,522百万円)
  ⇒ 有形固定資産の取得による支出 : -5,355百万円(昨年-5,951百万円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー:-763百万円(昨年 -200百万円)
・現金及び現金同等物の増減額:753百万円 (昨年 -617百万円)

2.B/S関連:キャッシュの蓄積:
・総資産:102,392百万円
・自己資本比率:45.2%(昨年42.4%)
・現金及び預金:9,419百万円(総資産比 9.20%)
・有利子負債:21,732百万円(総資産比 21.23%)
・買掛金 :13,037百万円(総資産比 12.74%)
・利益剰余金 :31,792百万円

3. P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高:216,618百万円(2.8%) 、営業利益:6,339百万円(3.4%)
・経常利益:6,598百万円(4.3%)、当期純利益:3,714百万円(14.9%)
・原価:74.6%%(昨年 75.0%%):-0.4、売上総利益:25.4%(昨年 25.0%)+0.4
・経費:25.4%(昨年 24.8%):+0.6
・マーチャンダイジング力:+0.0%(昨年+0.2%):-0.2
・その他営業収入:2.7%(昨年2.5%):+0.2
・営業利益:2.7%(昨年 2.7%):+0.0

PI研のコメント:
・食品スーパー決算速報2017、番外編、集計企業約40社の単純平均を昨年の同様の数値と比較してみました。大きな変化はないといえ、特に、P/Lでは営業利益が奇しくも2.7%と下一桁まで同じ数値となりました。ただ、気になる点もいくつかあります。まずは、CFですが、営業CFが増加したにもかかわらず、投資CFは減少しており、投資を控えたことです。結果、財務CFの方に厚く配分し、キャッシュを確保し、将来に備えたといえます。今期は成長戦略よりも、財務改善を重視したといえます。結果、B/Sにおいては自己資本比率がアップし、有利子負債も減少しましたので、財務の改善を重視した経営判断が業界全体の傾向として表れているといえます。ちなみに、1店舗当たりの資産、土地、建物、敷金等の数値は、奇しくも5.21億円と昨年と同じ数値となりました。新規出店には依然として約5億円かかるといえます。そして、P/Lですが、原価は改善しましたが、経費が上昇、結果、差引、マーチャンダイジング力はプラスマイナス0、これをその他営業収入で補い、2.7%の営業利益です。この数値も奇しくも昨年と一緒、P/Lの全体構造は変わっていませんが、その中身は経費増が経営を圧迫しつつある現状が浮かび上がったといえます。こう見ると、今期、2017年度は昨年度と大きな変化はないといえますが、投資を控え、成長戦略をよりも財務改善を優先した年であったといえ、経費増を不動産収入、物流収入等で補ってはいますが、経営者にとっては攻めよりも、守りを余儀なくされた年であったといえそうです。これを踏まえ、2018年、新年度はどのような経営戦略を打ち出すのか、各社の今後の動向に注目です。

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June 15, 2017 |

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