« ドラックストアvs調剤、本決算比較2017! | Main | 流通業にじわり、匿名加工情報の動向! »

June 17, 2017

次世代医療基盤法、匿名加工医療情報の動向!

第21回 日本医療情報学会春季学術大会、
   内閣官房が語る、「次世代医療基盤法」の狙い

日経デジタルヘルス:6/14
・国民の医療情報を匿名加工して、大学や製薬企業の研究開発などでの活用を可能にする仕組みを定めた「次世代医療基盤法」が、2017年4月28日に国会で可決・成立した。医療情報をビッグデータ化して分析することにより、新たな医療行政や創薬、医療機器開発などの研究に生かすことが狙いである。1年後の施行を目指して、今後、詳細なルールや体制づくりが進められる。
・ “集める”機能を共通化:
・次世代医療基盤法の全容とは…:
・認定事業者が匿名化した医療情報の統計データやデータセットを提供する先としては、大学などの研究機関や行政機関、製薬企業、医療機器開発企業や人工知能を活用する次世代の医療システム関連企業などが考えられている。
・どのような世界が実現するのか:
・真っ先に挙げた可能性は、大規模で高品質なデータ分析による、患者に応じた最適医療の提供である。
このほか、新たな医療システム開発として臨床支援のロボット化が進む可能性があるとした。

PI研のコメント:
・日経デジタルヘルスが6/14、「内閣官房が語る、「次世代医療基盤法」の狙い」との見出しの記事を掲載しました。第21回 日本医療情報学会春季学術大会での内閣官房 内閣審議官 健康・医療戦略室次長の藤本康二氏の講演内容を報じたものです。この5/30から医療関係以外の匿名加工情報は動き始めていますが、医療関連は「次世代医療基盤法」が4/28に国会で可決・成立したばかりであり、施工は来年となります。したがって、いま、急ピッチで施行に向けての準備が進んでいますが、先行する他の業種の個人情報と比べてもセンシティブであり、制約も体制も慎重にかつ堅固につくられているといえます。また、その利活用も「大学などの研究機関や行政機関、製薬企業、医療機器開発企業や人工知能を活用する次世代の医療システム関連企業」などが想定されており、しかも、世界的な規模での活用も視野に入れているといえます。したがって、匿名加工医療情報をどう分析し、どう活用するかも同時に検討されており、今後、他の業種が匿名加工情報を利活用する上においても参考になるといえます。結果、この記事でも、どのような世界が実現すかについて、「大規模で高品質なデータ分析による、患者に応じた最適医療の提供」をあげており、まずは患者への還元であり、ついで、「新たな医療システム開発として臨床支援のロボット化が進む可能性」と、医療の進歩をあげています。したがって、ID-POSデータの匿名加工情報も顧客を第1、第2が業界の発展といえるかと思います。えてして、第1の目的がおろそかにされがちですが、ここを再度、検討しなおさないと、ID-POSデータの匿名加工情報の利活用も顧客から支持を失うといえ、重要なテーマといえます。そもそも、この法律の理念は個人データは顧客個人のものであることを再確認した法律でもあるといえますので、ここを常に抑えての運用が課題かと思います。その意味で今後の匿名加工医療情報の動向、注目です。

━━━━━━ お知らせ! ━━━━━━━━━━━━
 1.NEW! 隔週、ID-POS分析の連載、DRM オンライン、第13回、5/29!
 2.週間!食品スーパーマーケット最新情報:まぐまぐ
 3.facebookに「食品スーパーマーケット最新情報」グループ創設655人!
 4.2016年度版、食品スーパー・ドラックストア財務3表連環分析、リリース!
  *現在Vol.3、ご要望を取り入れ、すばやく改定:お申し込みはこちら
  *食品スーパー・ドラックストア、全上場企業約100社を対象!
  *過去5年間を(ドラックストア3年)、エクセルで自由自在に分析!

June 17, 2017 |

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/62283/65420007

Listed below are links to weblogs that reference 次世代医療基盤法、匿名加工医療情報の動向!:

Comments

Post a comment