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July 24, 2017

食品スーパー、売上速報、既存店99.4%!

スーパーマーケット販売統計調査:7/21
・一般社団法人 日本スーパーマーケット協会、オール日本スーパーマーケット協会、一般社団法人 新日本スーパーマーケット協会

総売上高: 100.7%(全店) 99.4%(既存店)
・6 月のスーパーマーケット中核店舗における景気判断 DI 現状判断は前月から-0.3 の 43.5、見通し判断 は前月と変わらず 41.4 となり、どちらも大きな変化はみられなかった。
・経営動向調査では、売上高 DI が-11.3 と 2 ヵ月連続の二桁のマイナスとなったほか、収益 DI は-9.5 と低下した。客単価 DI が-2.9 と 2 ヵ月連続のマイナス、来客数 DI も-10.5 と低迷していることが影響 している。生鮮品仕入価格 DI は青果相場の下落により 1.4 まで下押した。
・カテゴリー動向調査では、畜産と惣菜がわずかなプラス圏に回復したものの、他の DI はマイナスと なった。なかでも野菜を中心に単価が下落した青果 DI や寄生虫アニサキス報道の影響を受けた水産 DI、 他業態との競合が厳しい非食品 DI ではマイナス幅が大きくなった。
・景況感調査では、現状判断、見通し判断共に前月から大きな変化はなかった。周辺地域景気判断は横 ばい傾向が続くなかで、スーパーマーケット中核店舗での景況感が悪化している状況が続いている。 2015 年 5 月ピークにして低下傾向が続いておりいまのところ反転の兆しはみられない。
・景気判断は一旦下げ止まりをみせたが、2 か月続けて来客数、客単価ともにマイナスの厳しい状況と なっており、特に客単価維持、上昇への対策が急務である。
・近年、不安定な気候や変化の大きい気温への対応の重要性が高まっているが、同業、他業態との価格 競争と一線を画す独自の取組みが必要な局面をむかえている。

カテゴリー別動向:
・2017 年 6月調査(5 月実績)キーワード TOP3:
・1. 天候要因(晴天・前年に比べ気温低い、気温の変化大きい)、2. 青果相場安、3. 競合との価格競争

青果 DI:-14.6(不調): 13.8%(構成比)98.6%(全店) 97.1%(既存店)
・野菜類は全体的に相場が低下し、一品単価が下落し不調となった。葉物をはじめとするサラダ野菜で はやや数量に伸びがみられたが、土物類は伸び悩んだ。果物では、旬であるさくらんぼや桃、メロンな どが出荷に遅れがみられた影響を受けた。スイカは相場が安く数量的には好調となった。輸入果物では チェリーは昨年不振だった反動から好調だが、キウイは不調となった。カットフルーツは全般的に好調 となった。

水産 DI:-19.1(不調): 8.3% 97.4% 95.7%
・引き続き生魚の入荷が少なく相場も高値が続くなか、生魚、切り身、刺身などがアニサキス報道によ る影響を受け不調となった。そのため焼き魚や炙り魚を拡販する動きもみられた。相場が高いマグロや 鮭、うなぎが好調にあげられており、するめいかは不漁により特に不調にあげられた。

畜産 DI:3.7(やや好調):11.3% 104.4% 102.4%
・晴天に恵まれたことや父の日に合わせてステーキや焼肉用牛肉が好調となった。輸入牛を中心に好調 であるが、一部では和牛やブランド牛の動きもよかった。豚肉は冷しゃぶ用を訴求して好調だが、気温 が上がらなかった地域では伸び悩みをみせた。海産物からの需要シフトを指摘するコメントも多くみら れた。

惣菜 DI:0.8(やや好調):9.9% 102.8% 100.9%
・前年との気温差により揚物や米飯類、涼味商材の好不調が正反対の結果となった。全般的にアニサキ ス報道で寿司類は不調となった。新メニューの提案や父の日に関連した取組みを強化しており、成果を あげている。また夕方の天候不順によりロスが発生したとのコメントもみられた。

日配 DI:-6.2(やや不調):19.6% 101.3% 100.0%
・前年との比較では気温が低い地域では、飲料や涼味系商材を中心に伸び悩んだ一方で、パン類や牛乳 が好調となった。前年特需のあった機能性ヨーグルトや梅干しには反動もみられる。メディアで取り上 げられた甘酒や豆乳などが引き続き好調となっている。競合との価格競争を指摘するコメントもみられる。

一般食品:-2.2(やや不調):26.5% 101.7% 100.5%
・雨が少なく飲料や素麺が好調となったものの、前年に比べ気温の低下した地域では、伸び悩みをみせ た。引き続き、相場高の米類は好調を続けているほか、ビールには前月駆け込み需要からの反動減もみ られたが、単価上昇により落ち込みは少なかった。健康志向の高まりにより海藻や寒天が好調とのコメ ントが散見された。ポテトチップスやチョコレートなど菓子類も比較的好調となった。競合との価格競 争を指摘するコメントが多くみられた。

非食品 DI:-12.0(不調):7.9% 97.1% 97.0%
・前年との気温差により、殺虫剤や制汗剤など季節商材の動きがわるかった。タバコの売上低迷を指摘 するコメントも多い。ホームセンター、ドラッグストアなどとの価格競争が厳しく、低迷が続いており、 売場の縮小などを行う店舗もみられた。

PI研のコメント(facebook):
・7/21、2017年6月度の全国の食品スーパー、7,764店舗の売上速報が新日本スーパーマーケット協会から公表されました。結果は 100.7%(全店)、 99.4%(既存店)とやや厳しい数値となりました。 1. 天候要因(晴天・前年に比べ気温低い、気温の変化大きい)、2. 青果相場安、3. 競合との価格競争、この3つが6月度のキーワードとのことです。特に、厳しかった部門は水産の95.7%であり、「生魚、切り身、刺身などがアニサキス報道によ る影響を受け不調」とのことです。ついで、非食品の97.0%、青果の97.1%が厳しい部門でした。一方、健闘した部門ですが、畜産部門であり、102.4%、「父の日に合わせてステーキや焼肉用牛肉が好調」だったことに加え、「海産物からの需要シフトを指摘するコメントも多く」とのことです。気になるのは、景気動向調査であり、「売上高 DI が-11.3 と 2 ヵ月連続の二桁のマイナスとなったほか、収益 DI は-9.5 と低下」と、売上高、収益ともに大きくDIが下がっていることです。次月以降、今後も厳しい状況が続く見通しといえ、注意深く、食品スーパーの動向を見てゆく必要がありそうです。

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July 24, 2017 |

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