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July 27, 2017

卸、BS、P/L、三菱食品vs国分!

三菱食品 vs 国分、決算比較:
三菱食品:2017年3月本決算、国分:2016年12月本決算

BS関連:キャッシュの蓄積:
・総資産:6,205.31億円:7,333.92億円
・純資産比率:25.42%:13.96%
・現金及び預金:15.75億円(総資産比 0.26%):159.97(総資産比2.19%)
・売掛金 : 2,820.67億円(総資産比45.46%):3,956.56億円(総資産比53.95%)
・有利子負債:53.38億円(総資産比 0.86%):211.22億円(総資産比3.41%)
・買掛金 : 3,837.18億円(総資産比61.84%):4,694.45億円(総資産比64.01%)
・利益剰余金 :1,101.49億円:830.37億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高:2兆4,114.74億円:1兆7,074.71億円
・営業利益:178.33億円(売上対比0.74%):20.55億円(売上対比0.12%)
・原価:92.91%:98.56%
・売上総利益:7.09%:1.44%
・経費:6.36%:1.33%
・営業利益:0.73%:0.11

PI研のコメント(facebook):
・食品スーパー、コンビニの商品供給を支える卸を代表する2社、三菱食品と国分の直近の決算を比較してみました。ちなみに、三菱食品は食品スーパー36.9%、コンビニ31.6%、国分は食品スーパー41.2%、コンビニ11.6%の売上構成比です。両社とも規模、経営構造等よく似ており、卸特有の特徴があるといえます。特に、食品スーパーの経営構造との最大の違いは、買掛金、売掛金といえます。三菱食品は買掛金が総資産の61.84%、売掛金が45.46%に対し、国分は64.01%、53.95%と、どちらもよく似ていますが、食品スーパーでは考えられない高い数値といえます。買掛金はメーカーから、売掛金は小売業からですので、まさに中間に入り、川上、川下双方からキャッシュの圧迫を強く受けており、莫大な債権が発生、バッファーとなっている構造が如実に表れているといえます。ちなみに、小売業は現金商売ですので売掛金はそもそもわずかであり、買掛金も総資産の約15%ですので、これほど巨額な数字とはならないといえます。さらに、P/Lでも営業利益は原価が大半を占め、売上対比1%を切る低さといえます。経営構造的にも厳しい状況にあるといえます。ただ、この卸が川上、川下双方の中間の需給調整をしているおかげで、日本の流通全体がこれまでうまく回ってきたともいえますので、流通を陰で支えている重要な役割を担っているともいます。流通とは川下、川上だけでなく、そこをつなぐ中間、すなわち、卸抜きでは存在しないともいえ、改めてその重要性がこの決算を見ると鮮明です。日本の消費を考えるには、食品スーパー、メーカーだけではなく、卸を含め、流通構造全体をどうとらえるか、改めて考えて見る必要があるといえます。

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July 27, 2017 |

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