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July 10, 2017

セブン&アイH、2018年2月第1四半期、増収増益!

PI研のコメント(facebook):
・セブン&アイHが7/6、2018年2月期の第1四半期決算を公表しました。結果は、増収増益、「第 1 四半期として、 営業利益と経常利益が共に過去最高の数値を達成」と好決算です。ただ、株価は下落、投資家は予想と進捗率が下回ったことに加え、「事業構造改革費用を含む特別損失を計上」し、当期純利益が-14.9%と、減益になったことなどを嫌疑したといえ、厳しい評価です。今期やや気になる数値としては、投資CFが営業CFのわずか28.50%であり、財務CFと内部留保にキャッシュを手厚く配分し、投資、すなわち、攻めの意識が数値上は弱い点です。7/6のアスクルとの業務提携はこれらを補完する動きともいえますが、資本提携にまでは踏み込んでおらず、株価の動向を見ても、投資家は買いとは判断していないといえます。コメントでも、この第1四半期は、「様々な社会環境の変化やお客様の心理変化を捉え、付加価値の高い商品及び地域の 嗜好に合わせた商品の開発を推進」とのことですので、商品開発を重視したといえ、成長戦略は第2四半期以降の課題となったようです。セブン&アイH、「国内コンビニエンスストア事業や専門店事業等の増益」により全体の利益を押し上げたとのことですが、今後、課題の百貨店、GMS、そして、懸案のオムニチャネル等をどうグループ全体の成長戦略につなげてゆくのか、そのゆくえに注目です。

続きは、・・:https://twitter.com/PurchaseTW

セブン&アイH、2018年2月、第1四半期決算:7/6

CF関連:キャッシュの配分:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:1,558.98億円(昨年2,617.57億円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー:△444.25億円(28.50%:昨年△983.68億円)
  ⇒ 有形固定資産の取得による支出 :△592.20億円(昨年△691.73億円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー: △471.74億円(昨年△471.58億円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少):△26.77億円 (昨年 △23.84億円)

B/S関連:キャッシュの蓄積:
・総資産: 5兆5,309.49億円
・自己資本比率:41.8%(昨年 42.4%)
・現金及び預金:1兆2,840.56億円(総資産比 23.22%)
・有利子負債:1兆413.01億円(総資産比 18.83%)
・買掛金 :4,419.67億円(総資産比 7.99%)
・利益剰余金 :1兆7,868.65億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高:1兆1,691.70億円( 5.7%) 、営業利益:841.41億円(3.2%)
・経常利益:836.16億円(1.5%)、当期純利益:386.87億円(-14.9%)
  ⇒ 通期予想:営業収益:6兆1,000.00億円(4.5%:進捗 24.07%)、営業利益:3,865.00億円(6.0%:進捗 21.77%)
・原価:78.65%(昨年 76.88%):+1.77、売上総利益:21.35%(昨年 23.12%)-1.77
・経費:39.73%(昨年 41.85%):-2.12
・マーチャンダイジング力:-18.38%(昨年-18.73%):+0.35
・その他営業収入:25.57%(昨年26.10%):-0.53
・営業利益:7.19%(昨年 7.37%):-0.18

セブン&アイHのコメント:
・当社グループは「信頼と誠実」「変化への対応と基本の徹底」を基本方針に掲げ、中長期的な企業価値向上と持続的な 成長の実現に取り組んでおります。
・当第 1 四半期におきましては、様々な社会環境の変化やお客様の心理変化を捉え、付加価値の高い商品及び地域の 嗜好に合わせた商品の開発を推進するとともに、接客力の向上に取り組んでまいりました。
・グループのプライベートブランド商品である「セブンプレミアム」やグループ各社のオリジナル商品につきましては、新商 品の開発を推進するとともに、既存商品のリニューアルを積極的に実施することで品質の更なる向上と新しい価値の提案を 図りました。「セブンプレミアム」におきましては、平成 19 年 5 月の発売開始から本年で 10 周年を迎え、これを機に「更なる 品質の向上」「新たな価値の創造」「新領域への挑戦」の 3 つの方針を新たに掲げ、ますます多様化するお客様ニーズに 対応してまいります。
・なお、当第 1 四半期における「セブンプレミアム」の売上は 3,050 億円(前年同期比 7.4%増)となり、年間計画 1 兆 3,200 億円に対して順調に推移いたしました。
・これらの結果、当第 1 四半期における当社の連結業績は以下のとおりとなりました。
・営業収益は、スーパーストア事業や百貨店事業等が減収となったものの、海外コンビニエンスストア事業等の増収により 1 兆 4,680 億 86 百万円(前年同期比 5.3%増)となりました。
・営業利益は、主に海外コンビニエンスストア事業が減益となったものの、国内コンビニエンスストア事業や専門店事業等 の増益により 841 億 41 百万円(前年同期比 3.3%増)、経常利益は 836 億 16 百万円(同 1.5%増)と第 1 四半期として、 営業利益と経常利益が共に過去最高の数値を達成いたしました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、事業構造改 革費用を含む特別損失を計上したことなどにより 336 億 28 百万円(同 22.1%減)となりました。
・株式会社セブン‐イレブン・ジャパンと 7-Eleven,Inc.における加盟店売上を含めた「グループ売上」は、2 兆 6,749 億 56 百万円(同 4.5%増)となりました。また、当第 1 四半期における為替レート変動に伴う影響により、営業収益を 90 億円、 営業利益を 1 億円押し下げております。

セブン&アイHの株価:
・時価総額 4,042,175百万円(7/7) =4,560円(7/7) × 886,441,983株(7/7)
・株価4,560円(7/7)=PER(会社予想):22.79倍(7/7)×EPS 200.11円(2018/2)
・株価4,560円(7/7)=PBR(実績):1.74倍(7/7)×BPS 2,613.78円(2017/2)

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July 10, 2017 |

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