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September 02, 2017

ブロックチェーンの大規模実証実験、ウォルマート、クローガー!

IBM、大規模なブロックチェーンのコラボレーションを発表
Dole、Driscoll's、Golden State Foods、Kroger、McCormick and Company、McLane Company、Nestlé、Tyson Foods、Unilever、Walmartとともに
世界規模の食品の安全性に対応:

・IBM:8/23
・グローバルな食品サプライチェーンの大手企業から構成されるグループは本日、IBM(NYSE:IBM)とともにグローバルな食品システムにおいて消費者の信頼をいっそう高めるため、大規模なブロックチェーンのコラボレーションに取り組むことを発表しました。このコンソーシアムに参加するDole、Driscoll's、Golden State Foods、Kroger、McCormick and Company、Nestlé、Tyson Foods、Walmartをはじめとする各社は、IBMと協業し、グローバルなササプライチェーンがブロックチェーンから利益を得られる新しい分野を特定します。
・毎年、汚染された食品が原因で、10人に1人が病気を患い、40万人が亡くなっています。 交差汚染、食品由来の疾病の拡散、不必要な廃棄、リコールの経済的負担など、食品の安全性に影響を及ぼす重大な問題の多くは、情報とトレーサビリティーへのアクセスが不十分なことによって拡大されます。正確な汚染源を特定するのに数週間かかる場合もあり、さらなる罹患、収益の喪失、製品の廃棄の原因になります。例えば、最近発生したパパイアのサルモネラ菌汚染は、農場の汚染源を特定するのに2カ月以上かかりました。
・ブロックチェーンは、すべての取引に対して信頼性の高い環境を確立するため、このような課題への対応を支援するのに最適です。グローバルな食品サプライチェーンの場合、農家、サプライヤー、加工業者、流通業者、小売業者、規制当局、消費者といった参加者すべてが、取引対象となる食品の原産地や状態に関し、信頼性のある既知の情報へのアクセス権を得ることができます。このため、食品の提供者やその他のエコシステムの参画者は、ブロックチェーン・ネットワークを利用し、短時間で汚染された製品を追跡して発生源を突き止め、店頭から確実に除去することを保証し、病気の拡散を食い止めることが可能になります。
・Walmartの食品安全担当バイス・プレジデントであるフランク・イアナス(Frank Yiannas)氏は、次のように述べています。「お客様に利益をもたらすため、食品システムの透明性の向上を支持する立場として、Walmartは、食品のトレーサビリティーと食品の安全性に対するより効果的なツールとしてこのテクノロジーをどう活用できるかについて、他社と協力して検討を急ぐことにより、初期の作業を発展させていくことを楽しみにしています。ブロックチェーン・テクノロジーは、グローバルな食品システムにおいてエンドツーエンドの透明性を実現する新しい時代をもたらします。これは、責任ある活動と行動をさらに推進する、食品のエコシステムの参加者に光をあてるような動きです。また、すべての参加者は、信頼性の高い強固なネットワークにおいて、迅速に、自信を持って情報を共有することが可能になります。このことは、すべての人々を対象にグローバルな食品システムの安全を確実に保つために重要です」
・Krogerの企業向け食品技術および規制順守担当バイス・プレジデントのハワード・ポプーラ(Howard Popoola)氏は次のように述べています。「安全性はKrogerにとって重要な価値であり、当社はIBMとのパートナーシップのおかげで、当社のビジネス全体にわたる食品安全の強化に向けたソリューションとしてのブロックチェーン・テクノロジーを、探究してテストすることができます。食品安全というのは、食品小売店および食品会社にとっての普遍的優先事項です。これは競争上の優位性ではなく、私たちのお客様に、サプライチェーンにおける透明性とトレーサビリティーの向上というメリットをもたらすものなのです」

PI研のコメント(facebook):
・8/23、IBMが興味深いニュースリリースを公表しました。タイトルは、少し長いですが、「IBM、大規模なブロックチェーンのコラボレーションを発表、Dole、Driscoll's、Golden State Foods、Kroger、McCormick and Company、McLane Company、Nestlé、Tyson Foods、Unilever、Walmartとともに世界規模の食品の安全性に対応」です。アメリカの小売業とメーカーが協働でIBMの開発したブロックチェーン技術をもとに、食品のトレーサビリティの大規模な実証実験を行うというものです。注目は、ウォルマート、クローガーがともに、この実証実験に参加していることです。ブロックチェーンはビットコインでクローズアップされたインターネットでの安全な取引をするための技術であり、これまで金融関連に活用されてきたといえますが、今回のIBMのニュースリリースのように、食品のトレーサビリティにも活用が可能であり、しかも、これだけの錚々たる企業が参加することが示すように、流通業界全体にとっても関心の高いテーマといえます。記事の中にもありますが、ウォルマートはすでに、「IBMとWalmartによる最近の中国と米国での並行試験では、ブロックチェーンを使用して、サプライチェーンのあらゆる段階を通じ、農場から小売現場の商品棚に至るまで、日単位、週単位ではなく秒単位で製品を追跡できることを示しました。」とあるにように、ブロックチェーン技術を活用することにより、秒単位での食品の追跡に成功したとのことです。ブロックチェーン、この実証実験が終了し、いずれ、実用化にむけての取り組みがはじまると思いますが、ウォルマート、クローガーがどのような仕組みを構築し、食品の安全性を確立してゆくのか、その動向に注目です。

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September 2, 2017 |

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