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October 26, 2017

三越伊勢丹H、クイーンズ伊勢丹、株式66%譲渡!

当社子会社における会社分割及び株式譲渡の予定に関するお知らせ:
・三越伊勢丹ホールディングス:10/23
・当社は、本日開催の取締役会において、当社の連結子会社である株式会社三越伊勢丹フードサ ービス(以下、IMFS)が、平成 30 年 3 月末日を目途として、会社分割(以下、本会社分割)に より、IMFS が営むスーパーマーケット事業等を、当社が新たに設立する 100%子会社(以下、新 会社)に承継させるとともに、新会社株式の 66%を株式会社丸の内キャピタル(以下、「丸の 内キャピタル」)が管理・運営する丸の内キャピタル第二号投資事業有限責任組合に譲渡するこ とを決議し、丸の内キャピタル第二号投資事業有限責任組合との間で株式譲渡契約(停止条件付) を本日付で締結いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。
・本日の契約締結に至る経緯:
・IMFS については、平成 23 年に旧株式会社クイーンズ伊勢丹(以下、「クイーンズ伊勢丹」、 旧株式会社伊勢丹の食品関連子会社)と旧株式会社二幸(以下、「二幸」、旧株式会社三越 の食品関連子会社)の経営統合を経て現在に至っております。
・クイーンズ伊勢丹については過去、積極的な出店拡大戦略を進めましたが、その後、競合と の同質化に伴う競争激化等により、複数店舗の撤退を余儀なくされ、これに伴い業績が低迷 いたしました。
・一方の二幸についてもギフト市場の縮小等により業績低迷していたことから、両社の統合に より、IMFS として三越伊勢丹のグループ力を活かした業績改善に努めてまいりましたが、 出店・リモデル関連コストやインフラ投資等が増加したことで収益が悪化し、近年において は抜本的な改革が必要な状況となっておりました。
現在、当社グループは、将来の持続的な成長に向けて、「百貨店本業の再構築」「成長事業 の選択と集中」に重点的に資源配分し、あわせてその実現のための「基盤構築」として 2017 年から 2018 年度にかけて、構造改革にスピードを持って取り組んでおります。
・これらの経緯を踏まえ IMFS については、本年度進めている自主再建策に加え、スーパーマ ーケット事業分野において改革の実績をもつ丸の内キャピタルとの資本・業務提携を通じた 再生計画の実行が再生の早期実現に向けては最善であると判断するに至りました。

百貨店のスーパー経営、挫折の歴史 三越伊勢丹が売却:
・日本経済新聞:10/23
・百貨店は館ごとに異なる客層に合わせて品ぞろえを工夫するが、スーパーはチェーン全体で運営を効率化し、規模の利益を狙う。事業モデルの違いもあって、百貨店のスーパー事業で成功例はほとんどない。

PI研のコメント(facebook):
・10/23、三越伊勢丹Hが「当社子会社における会社分割及び株式譲渡の予定に関するお知らせ」とのニュースリリースを公表しました。既に、日本経済新聞が事前に報道していましたが、これが三越伊勢丹Hの正式な公表といえます。内容は新たな子会社をつくり、その子会社の株式の66%を丸の内キャピタルに譲渡するというものであり、10/23日付で契約したとのことです。ニュースリリースの「本日の契約締結に至る経緯」を見ると、「クイーンズ伊勢丹については過去、積極的な出店拡大戦略を進め、・・」とのことで、これが「競合と の同質化に伴う競争激化」が起こり、結果、「複数店舗の撤退を余儀なくされ、これに伴い業績が低迷 」とのことです。日経新聞によれば、「ピークの2008年に21店舗まで拡大」とのことですので、仮に2店舗撤退すれば、10%減となり、その瞬間に経費率が急上昇、既存店の経営が厳しい局面に陥りますので、原則、スクラップ&ビルドで店舗数を減らさないことが出店戦略のポイントといえます。結果、その後も、「出店・リモデル関連コストやインフラ投資等が増加したことで収益が悪化し、近年において は抜本的な改革が必要な状況」だったとのことです。ここ最近では、「17年3月期は11億円の営業赤字となった。赤字は5期連続で、立て直しが急務」との経営状況だったとのことに加え、本体も、「現在、当社グループは、将来の持続的な成長に向けて、「百貨店本業の再構築」「成長事業 の選択と集中」に重点的に資源配分し、・・」と、百貨店事業に選択と集中をせざるをえないことが重なった上での今回の決断とのことです。日経新聞の記事には、「百貨店は館ごとに異なる客層に合わせて品ぞろえを工夫するが、スーパーはチェーン全体で運営を効率化し、規模の利益を狙う、・・」と、経営戦略の違いがあり、この成功事例はほとんどないとのことです。クイーンズ伊勢丹、丸の内キャピタルのもとで、まずは赤字改善、そして、既存店のリモデル化、さらには、成長戦略をどう構築し、実行してゆくのか、その動向に注目です。


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October 26, 2017 |

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