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November 26, 2017

LINEとCPM、決算説明会での議論!

LINEの決算説明会、2017年12月期第3四半期、CPMの議論:
・ログミーファイナンス:
・ターゲティング精度の向上とCPM増加の関係について:

Q:
・まず1点目は、広告単価・CPMに関してお尋ねします。もう少し具体的に、どういったターゲティング精度の向上がCPMの増加につながったのかを教えてください。
・A:LINE株式会社 代表取締役社長CEO出澤剛 氏
・まず、CPMの向上に効いた具体的な取り組みで言いますと、まず新規商品が非常に有効にワークしました。「First View」という、タイムラインの最上部限定で共有されるような広告。そういったところが、単価を押し上げる要因になりました。
・あとは、ターゲティングの精度で言いますと、「Look a Like」という商品で、類似したユーザーに広告を表示させるという部分も実装できまして、こういったところも効いてきたというところです。
・今後の見通しで言いますと、従前から申し上げているとおり、このCPMに関しては3つの要因があります。CPMだけではなくて、このパフォーマンス広告の向上という意味で言うと、掲載面の拡大・ターゲティング精度の向上・セールスの拡大があると思います。
・我々は、日本においては7,100万人という圧倒的なMAUがあります。そこで日々(サービスを)使っていただいているということで言うと、他社を圧倒する質・量ともに兼ね備えたデータがあるというところが、基本的な強みだと思っています。このCPMの向上は、今は想定どおりに進んでおりますし、我々としては手応えを感じているところでございます。

Q:
・2点お尋ねします。まず、第4四半期のパフォーマンス広告のCPMについて、少し考え方を伺えればと思います。
今後、動画広告のスタートや、LINE LIVE等の在庫の開放もあると思います。季節性を考えると、12月は強い季節になっていくと思いますので、CPMについては引き続き、上昇を見込んでいいものでしょうか? もしくは、広告掲載面の拡大もあるので、第4四半期については在庫の拡大のほうが大きくなるのでしょうか?
・A:LINE株式会社 代表取締役社長CEO出澤剛 氏
・ご指摘いただきましたとおり、掲載面が拡大するときは、調整のフェーズが入ります。それにより、いったんCPMが上下するというところは、ご指摘いただいたとおりです。そういう意味で、四半期単位でCPMの比較をするのは、少し難しいと認識しております。
・四半期単位での比較は難しいですけれども、先ほどもご説明したとおり、さまざまな面でCPMの拡大・広告効果が上がるような仕組みを行っております。ある程度のスパンでいうと、CPMは確実に上がっていくというところでやっています。
・もう1つ言えるのは、パフォーマンス広告全体の売上という意味では、インベントリも拡大しております。それぞれ各面においては、CPMの最適化・向上施策に入っておりますので、そこは増加のトレンドが続いていくという見通しでおります。

PI研のコメント(facebook):
・ログミ―ファイナンスが公開したLINEの決算説明会、2017年12月期第3四半期でのQ&Aには興味深いやり取りがあります。CPMについて突っ込んだやり取りです。CPMとはCost Per Mille(1000)のことであり、インターネット広告におけるKPIのひとつです。ちなみに、このQ&Aの中で議論されているMAU、すなわち、Monthly Active UsersもKPIです。リアルの小売業でいえば、客単価と客数にあたり、ID-POS分析ではバスケット金額とID客数にあたります。これにF(頻度)が加わると、ID-POS分析そのものとなりますが、ここではF(頻度)の議論はありませんが、CPMとMAUの議論はリアルの小売業でも参考になり、示唆に富んでいます。それにしても、MAUが「日本においては7,100万人」とは桁違いの凄い数値です。CEOの出澤剛 氏が、「他社を圧倒する質・量ともに兼ね備えたデータがあるというところが、基本的な強み」といっている通りであり、このMAUがLINEの強さの源泉といえます。このMAUの上に、CPMが乗っているわけですが、そのCPMの現状、好調な要因、向上策が議論になっているわけです。リアルな小売業であれば、客単価がなぜ上昇しているのか、今後、さらに上昇するのか、そして、そ向上策は何かを問い、それに答えているわけですので、非常に緊迫感のある興味深いやり取りといえます。そのカギである「First View」、「Look a Like」、さらには、LINE LIVEなど、CPM向上の原因、対策、今後などがきちんと体系づけられており、改めて、KPIの重要性とその原因を特定、改善してゆくことが経営の根幹を支えていることが伺えます。LINE、MAUが限界に近い巨大なボリュームになってもCPMの向上をはかってゆくとのことで、今後、どのような新たな施策が生まれるのか、その動向に注目です。

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November 26, 2017 |

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