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January 04, 2018

オークワ、第3四半期、減収減益、経費増!

オークワ、2018年2月期、第3四半期決算:12/26

B/S関連:キャッシュの蓄積:
・総資産:1,380.70億円
・自己資本比率:56.2%(昨年56.0%)
・現金及び預金:107.72億円(総資産比 7.81%)
・有利子負債:217.47億円(総資産比 15.75%)
・買掛金:145.27億円(総資産比10.53%)
・利益剰余金 :483.99億円

P/L関連:キャッシュの創出:
・営業収益:1,984.34億円(△0.2%) 、営業利益:7.30億(△48.3%)
・経常利益:9.08億円(△42.4%)、 当期純利益 :11.40億円(△24.2%)
・通期予想:
  ⇒営業収益:2,700.00億円(0.4%:進捗率73.50%)
  ⇒営業利益:29.00億円(△4.9%:進捗25.18%)
・原価:74.55%(昨年74.72%):-0.17、売上総利益:25.45%(昨年25.28%):+0.17
・経費:28.62%(昨年28.13%):+0.49
・マーチャンダイジング力:-3.17%(昨年-2.85%):-0.32
  ⇒MD力って何?
・その他営業収入:3.55%(昨年3.58%):-0.03
・営業利益:+0.38%(昨年0.73%):-0.35

オークワのコメント:
・小売業界におきましては、お客様の節約意識が依然として根強いことや社会保険の適用拡大の負担増など生活防衛意識は高く、また業種業態を越えた競争の激化等により、業界を取り巻く環境は引き続き厳しい状況が続いております。
・このような状況下において、当社は『業務改革と働き方改革で現場力を高め、多様化するお客様ニーズへの対応に全力を尽くそう』のスローガンの実現に向け、当期は既存店の収益力の改善、新たな成長に向けた基盤作り、お客様の利便性の向上を進めてまいりました。
・既存店の収益力の改善では、「オ-・ストリート紀の川井阪店」(和歌山県紀の川市)、「河内長野店」(大阪 府河内長野市)、「新宮駅前店」(和歌山県新宮市)、「本社中島店」(和歌山県和歌山市)、「ロマンシティ御 坊店」(和歌山県御坊市)、「橿原常盤店」(奈良県橿原市)の全面改装を実施し、店舗特性や地域のお客様ニー ズに合った商品構成の見直しを図り、地域に密着した売場作りに努めております。また、大型改装を行う一方、全 店規模で「こだわり」・「健康」・「簡便」商材の品揃えの拡充及び食料品・日用消耗品の価格の見直しを図り、 客数・客単価の拡大に努めました。しかしながら、前年に比べ営業日数が1日少なかったこともあり、既存店の客 数前年同期比は98.2%でありましたが、客単価は101.1%と前年を上回りました。
・新たな成長に向けた基盤作りでは、岐阜県安八郡安八町に惣菜工場の「オーデリカファクトリー安八」を新設し、 東海地方に合った商品・味の提供ができる体制を整えました。これにより、三重県、愛知県、岐阜県、静岡県にお けるドミナント戦略の一翼を担うインフラ整備が完了いたしました。 また、当期の新規出店としては「那賀店」(和歌山県紀の川市)をオープンし、和歌山県北部地域のドミナント を強化いたしました。
・お客様の利便性の向上では、プライスカット業態店舗においてオーカードのご利用が可能となりました。また、 昨年全店舗導入が完了した電子マネー機能付きオーカード利用促進キャンペーンやオークワアプリによるクーポン 券発行、SNSを活用した情報発信など新たな販促施策に取り組む一方、スーパーセンターパームシティ和歌山店 (和歌山県和歌山市)においてもネットスーパーをスタートし、ネットスーパー事業は合計18店舗の規模となりま した。

オークワの株価:12/29
・時価総額52,701百万円(12/29) = 1,165 円(12/29) × 45,237,297株(12/29)
・株価1,165円(12/29)=PER(会社予想):34.66倍(12/29)×EPS 33.61円(2018/2)
・株価 1,165円(12/29)=PBR(実績):0.67倍(12/29)×BPS 1,740.38円(2017/2)

PI研のコメント(facebook):
・オークワが12/26、2018年2月期の第3四半期決算を公表しました。結果は減収減益、営業利益は△48.3%と半減、厳しい決算となりました。原価は改善しましたが、それを大きく上回る経費増が利益を圧迫したのが要因です。ここへきて、食品スーパー業界の2018年度2月期の第3四半期決算の公表がはじまりましたが、これまで公開された企業の大半は経費増が経営に重くのしかかっており、厳しい決算が多いのが実態です。オークワも同様な傾向であり、食品スーパー業界にとっては、2018年度の本決算も厳しい結果が予想されます。そのオークワの株価ですが、7月をピークに下げており、PERは34.6倍と高い水準ですが、PBRが0.67倍と1.00倍を下回っており、時価総額と総資産との差が大きく乖離、厳しい投資家の目線といえます。オークワ、今期は『業務改革と働き方改革で現場力を高め、多様化するお客様ニーズへの対応に全力を尽くそう』とのスローガンを掲げ、既存店の収益力の改善、新たな成長に向けた基盤作り、お客様の利便性の向上等に取り組んでいますが、まだこれらの施策が数値に表れていないといえ、今後、さらなる業務改革に加え、成長戦略の見直しが課題といえます。オークワ、今期は厳しい決算が予想されますが、来期以降、中長期的な経営戦略をどう打ち出すのか、残り四半期を踏まえ、その動向に注目です。

続きは、・・:https://twitter.com/PurchaseTW

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January 4, 2018 |

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