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January 25, 2018

新春特別セミナー終了、AIを提言!

「新春特別セミナー」:1/23
・日本経営コンサルタント株式会社 主催
・第1講:12:00~:NPO ランチェスター協会:常務理事 副研修部長 名和田 竜
・第2講:13:40~:株式会社IDプラスアイ:代表取締役社長 鈴木 聖一
・第3講:15:20~:Mart編集長:大給近憲
・第4講:17:00~:FOOD TRENDS-US LLC:代表 稔子・T・ウィルソン
・第5講:18:30~:日本経営コンサルタント株式会社:代表取締役 水元 仁志

第2講:
・「人工知能(AI)」「eコマース」の発展で業界に何が起こるのか?
    「スーパーマーケットの未来」と「流通業の未来戦略」を学ぶ!

1.AIって何?
2.AI+ID-POSの分析事例
  ⇒PLSA(Probabilistic Latent Semantic Analysis):商品と顧客は一体、ひとつ!(次元縮減、減らすのではなく、融合)、商品は1つ、顧客は一人ではない、1/10、1/100、・・(ソフトクラスタリング)
  ⇒BN(Bayesian network):因果関係を明確にする(条件付き確率、リフト値)
3.提言

参考:
・マイケル・カレン:https://www.kingkullen.com/
・1930年にはカレンはイリノイ州へリンにあるクローガー・グロサリー・アンド・ベイキング社の支店を担当していた。将来性に乏しい自分の地位の限度を知って、彼はシンシナシティのクロガー・グロサリー・アンド・ベイキング社副社長に手紙を書き、その中で将来のスーパー・マーケットに関する自分のアイデアを開陳した。
カレンはクローガーに対し、南部を除く米国及びカナダにカレンの店として5店舗を開店して彼の提案を実験するように要請した。
・これらの店舗は間口40フィート、奥行き130ないし160フィートの「奇怪なサイズ」(約150坪)にする。店の場所は地代の高い区域から1ブロックないし3ブロック離れたところ。そして、十分な駐車場をもつことを提案した。店は準セルフ・サービス方式の経営にする。つまり20%を対面販売として、80%をセルフ・サービスとする。彼の数字と主張は、当時500から600平方フィート(約15坪)の店、平均500ドルないし800ドルの売上をあげていた産業にとって非現実的に思われた。

マイケル・カレンの手紙:
・「スーパーマーケット流通革命の先駆者」より抜粋:
  The Super Market -A Revolution In Distribution-
     – M.M.ジンマーマン(Zimmerman, Max Mandell)
・食料品部門(青果果物部門)の人件費:250ドル(2.5%):週給
・食料品部長1人:50ドル、果実係1人:25ドル、果実係補佐1人:18ドル、食料品部長補佐1人:25ドル、男子店員2人:36ドル、キャッシャー1人:15ドル、女子店員3人:36ドル、男子店員1人:15ドル、土曜アルバイト店員12人:30ドル
・家賃地代58ドル(0.58%)、投下資本に対する利息30ドル(0.3%)、保険10ドル(0.1%)、水道光熱費7ドル(0.07%)、税金10ドル(0.1%)、減価償却費10ドル(0.1%)、管理費0.2%、包装紙袋代75ドル(0.75%)、所得税30ドル(0.3%)、運送費20ドル(0.2%)、広告費50ドル(0.5%)、仕入費0.4%、M・Jカレン0.4%
合計:6.50%
・一般食料品部門の設備には2,500ドルかけます。肉部門の設備には4,500ドルをかけます。設備の費用総額7,000ドルと商品在庫に23,000ドル、これが各店に要する総額です。換言するならば、各店に30,000ドルを投資する訳です。
・1店舗当たり1週間に8,500ドルの食料品と1,500ドルの野菜果物の販売を見込んでいます。食料品部門は野菜果物も含んで9%の荒利で運営できます。1店舗当たり肉部門の売上は少なくとも1週間に2,500ドルにはなるでしょう。そしてこの肉部門の売上から少なくとも3%の純益は稼げるでしょう。
・300品目を原価で販売したい。200品目を原価の5%高で販売したい。300品目を原価の15%高で販売したい。300品目を原価の20%高で販売したい。
・一般大衆がこのような店にどんな反応を示すか想像できますか。300品目を原価で、200品目を原価の5%高で売るとは!よくお考えになってください。今までにこのようなことをした人が一人でも居たでしょうか。リンドバーグが大西洋横断に成功する前に、大西洋を飛びこえた人が一人でも居たでしょうか。経費を低く維持すること。これこそ、私が他の人を負かせる唯一のものであります。貴職の御採決はいかでしょうか。
・採決は却下であった。マイケル・カレンはクローガー社の社長に面会が許されなかった。
・1930年8月に、キング・カレン食料品会社の最初の店がニューヨーク州ジャマイカ、ジャマイカ通り171番街の一角に開店された。
・1936年4月に52才をもって死亡。

PI研のコメント(facebook):
・商人伝道師、水元さんが経営する日本経営コンサルタント(株)主催の新春特別セミナー、第2講の講師として、「「人工知能(AI)」「eコマース」の発展で業界に何が起こるのか?「スーパーマーケットの未来」と「流通業の未来戦略」を学ぶ!」をテーマに約90分の講演をしました。AI、特に流通業界の動向を中心にしてのテーマでしたので、現在取り組んでいるID-POS分析とAIの分析事例も踏まえ、どこからAIに取り組むべきかの提言も入れました。AIは現在、第3次のブームとなっており、特に、AlphaGo(アルファ碁)に代表される機械学習、デープラーニングが花盛りですが、これ以外にも様々なアルゴリズムがあり、今回はその中でもID-POS分析と相性の良い、PLSA、BN(ベインジアンネットワーク)について、特に分析事例も踏まえ提言しました。ちなみに、この2つのAI、かなりの値段ですが、思い切って購入し、これをもとに、AIの研究開発に入っています。今回のセミナーでの提言のポイントは、「100年前のスーパーマーケット創業への原点回帰!」です。スーパーマーケットは約100年前に生まれた革新的な販売業態といえます。これについては、M.M.ジンマーマンのThe Super Market -A Revolution In Distribution(スーパーマーケット流通革命の先駆者)に、その当時の状況が書かれており、その中にスーパーマーケットの父といわれているマイケル・カレンの「有名な手紙」の詳細が掲載されています。その核心はヨキミセサカエル、部門別管理にあるといえます。現在、ID-POS分析の時代となり、顧客は1店舗で約2万人、商品は約1万種類、ID-POSデータにすると約500万行のデータとなります。これを部門別管理し、マイケル・カレンが提唱したような相乗積を駆使し、マーケティング戦略を打ち出すわけですが、もはや人間がやるには限界を超えているといえます。したがって、ここにAIを投入し、顧客と商品の最適解を導き、店舗を起点に店長が中心となり、再度、マイケル・カレンがやろうとしていた革新的なマーケティング戦略を打ちだすべきではというのが、今回の提言の骨子です。残念ながら、マイケルカレンはクロガーを退社し、新店をオープンし、わずか6年で亡くなっていますが、100年後の日本でこの意思をついだらどうか、AIがまさにその解決策になるのではというのが、今回の講演のポイントです。AIは人知を超えた相反する数値の最適解、黄金比率を導きだし、人間が管理可能なまでに次元縮減、ソフトクラスタリングをし、新たな経営ユニットをつくってくれます。その因果関係を機会学習させ、優先順位をつけ、さらに、Amazon等が取り組んでいるリコメンド分析、ダイナミックプライシングを加えれば、マイケル・カレンの求めた現代における革新的な販売業態、スーパーマーケットができるのではないかと思います。2018年度はAIシフトの元年ともいえますので、このセミナーを手始めに、AIの研究開発体制も整いつつありますので、ID-POS分析とAI、すなわち、IDプラスAI(アイ)に本格的に取り組んでゆきたいと思います。

続きは、・・:https://twitter.com/PurchaseTW

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January 25, 2018 |

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