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January 21, 2018

イオン、GMS事業、回復基調か?

GMS事業:
・GMS事業は、営業収益2兆 2,684 億 77 百万円(対前年同期比 100.3%)、営業損失は 215 億 97 百万 円(前年同期より 163 億5百万円の改善)となりました。株式会社ダイエーからの承継店舗やイオンリテ ール株式会社の継続的な損益改善により増収増益となり、連結業績の改善に寄与しました。
・イオンリテール株式会社は、当第3四半期連結累計期間において9店舗を新規出店しました。6月に 出店した「イオンスタイル神戸南」(兵庫県)では、神戸市中央卸売市場本場と隣接する立地特性を活か した朝獲れ鮮魚の提供や、海鮮丼のコーナーの導入等、鮮度感あふれる売場を展開しています。7月に 出店した「イオンスタイル umie」(兵庫県)は、イオン最大級の食品売場を有し、約 300 席のイートイ ンスペースを設けるとともに、パスタショップ「ペルグラーノ」や、自社牧場で育てた「トップバリュ グリーンアイ タスマニアビーフ」等を用いて展開するステーキショップ「ガブリングステーキ」、近 畿初出店となるチョップドサラダ専門店「サラダビッツ」等を展開し、出来立てメニューを提供してい ます。11 月には「イオンスタイル検見川浜」(千葉県)を、新店では初となるG.G(グランド・ジェネ レーション)店舗として出店しました。G.Gとは、シニアに代わる世代の考え方で、ゆたかな知識と 経験のもと、若々しく年齢を重ね、さまざまなライフスタイルで楽しまれている年長の方々を表し、同 店では、食品・ファッション・くらしの全商品分野で、ココロとカラダの「健康」をテーマにした商品・ サービスを提案します。また、「電球の交換を手伝ってほしい」といった日々の困りごとを解決する「暮 らしのパートナー」サービスや、イベントスペースでの健康体操等、店舗を起点とする「コミュニティ」 をテーマにしたサービスも幅広く展開しています。一方で、お客さまの節約志向にお応えする価格の実 現に努めるとともに、51 店舗で既存店舗の活性化を推進し、客数と買上点数の拡大に取り組みました。 当第3四半期連結会計期間の既存店売上高は対前年同期比 98.9%となり、第2四半期連結会計期間の 対前年同期比を 0.6 ポイント上回りました。荒利益率の改善に加え、販促費用の効率化等、経費削減の 取り組みが奏功し、営業損益は前年同期差で 74 億 64 百万円改善しました。
・イオン北海道株式会社は、「地域に合わせた店づくりの推進」として9店舗で活性化を行なったほか、 海外旅行博への参加によるPR活動等インバウンド需要にも積極的に対応しました。9月より実施して いる「イオン北海道誕生 10 周年祭」のセールやイベントが、多くのお客さまからご支持いただきまし た。また、品揃えの見直しを実施したまいばすけっと事業、および最大受注件数の引き上げや医薬品取 り扱い地域を拡大したネットスーパー事業では、売上高がそれぞれ対前年同期比で2桁成長し、営業利 益の拡大にも貢献しました。その結果、当第3四半期連結累計期間における同社の売上高は過去最高(対 前年同期比 101.2%)を更新し、販管費の抑制等により増益となりました。

ダイエー再編の進捗:-42億円(前期差 +15億円)
・移管店舗:既存店売上、荒利益率ともに改善継続。イオンの得意日の売上や トップバリュ売上が大きく伸長。
・ダイエー:EDLPの推進や加工センター活用による店舗の働き方改革等の経費削減により 損益改善

PI研のコメント(facebook):
・イオンの2018年2月期、第3四半期決算は増収増益、特に、営業利益は20.4%増となる結果となりましたが、その数値に貢献したのがGMS事業の赤字幅縮小が大きかったといえます。GMS事業は実際、回復基調となったといえるのか、その数値をもう少し、落としてみたいと思います。その中核企業のイオンリテールですが、既存店は依然として、「売上高は対前年同期比 98.9%」と厳しい状況にありますが、「対前年同期比を 0.6 ポイント上回り」と、前期比では回復基調にあるといえそうです。また、「荒利益率の改善に加え、販促費用の効率化等、経費削減の 取り組みが奏功し、営業損益は前年同期差で 74 億 64 百万円改善」とのことで、営業利益も赤字幅が大きく改善しています。特に、店舗の改装においては、「約 300 席のイートイ ンスペース」を設けたり、「G.G(グランド・ジェネ レーション)店舗として出店」など、高齢化に合わせた店づくりに挑戦するなど、改革を推し進めています。さらに、課題のダイエーも-42億円と赤字ですが、前期差 +15億円と、回復基調といえます。イオンリテール以外のGMS事業の中のイオン北海道も「当第3四半期連結累計期間における同社の売上高は過去最高(対 前年同期比 101.2%)を更新」と、堅調な数字を達成しています。こう見ると、数字は明らかに回復基調になってきているといえますので、課題のGMS事業も「イオングループ中期経営計画(2017 年度~2019 年度)」の中で、黒字化も見てきたといえそうです。イオンのGMS事業、残り四半期ですが、今期の回復基調をもとに、中期経営計画の最終年度、来期、黒字化へ向けてどのような業務改革を打ち出すのか、その動向に注目です。

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January 21, 2018 |

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