« 平和堂、第3四半期、減収減益、原価、経費増! | Main | AI、お菓子に参入、ロッテ、カラマンシ―! »

January 06, 2018

ブロックチェーン、わかりやすい報告書!

平成27年度 我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備
ブロックチェーン技術を利用したサービスに関する国内外動向調査
・報告書 :経済産業省(株式会社野村総合研究所):平成 28 年 3 月

1 本調査の背景と目的:
2本報告書で用いる用語と略語:
3ビットコインとブロックチェーンの成り立ち
  3.1 Satoshi Nakamoto による論文
  3.2 ビットコインの特徴
  3.3 ビットコインを構成する技術
  3.4 ブロックチェーン
  3.5 ビットコインのブロックチェーンの課題
4 ブロックチェーンの応用
  4.1 ブロックチェーンの応用
  4.2 ビットコインのブロックチェーンの課題への対応
  4.3 ブロックチェーンの分類とユースケース
  4.4 既存企業によるブロックチェーン活用の取り組み状況
  4.5 ブロックチェーンの発展の方向性
5 ブロックチェーンの活用
  5.1 ブロックチェーンの機能とユースケース
  5.2 期待されるユースケース
6 社会へのインパクトと中長期課題
  6.1 社会へのインパクト
  6.2 中長期的な課題
  6.3 行政への期待
7 まとめ
  7.1 ブロックチェーンとは何か
  7.2 誰が、何に使えるのか
  7.3 どんな影響があるのか
  7.4 課題は何か
  7.5 政府は何をするべきか
参考資料 1 ブロックチェーンに関する検討会

Satoshi Nakamoto による論文:
・2008 年 11 月の末に、暗号技術者が情報交換する米国のメーリングリストにおいて、 Satoshi Nakamoto を名乗る人物が、一本の論文についてメールをしたのが、ビットコイン の始まりである。「Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System」と題された論文にお いて、Nakamoto は、ビットコインの特徴として、下記を挙げている。
・第三者機関を必要としない直接取引の実現、非可逆的な取引の実現 、 少額取引における信用コストの削減、手数料の低コスト化、二重支払の防止
・メーリングリストでしばらく議論が行われたのち、2009 年 1 月に、最初のブロックが生 成され、ビットコインおよびビットコインのブロックチェーンの運用が始まった。
・その後、現在までビットコインのシステムは停止状態になったことはなく(ゼロ・ダウ ンタイム、等といわれる)、米国だけでなく世界中に利用者が拡大している。日本では 2014 年初頭の交換所の破綻で注目を集めたが、2015 年に入り、FinTech の気運の高まりと共に、 ブロックチェーンにも注目が集まるようになってきた。

用語解説:
・ブロックチェーン:
・一般名詞としてのブロックチェーンの呼称として用い る。Ripple などのいわゆる distributed ledger なども含 むものとする。ビットコインも含め、個別のブロックチ ェーンに言及する際は「ビットコインのブロックチェー ン」「Ethereum のブロックチェーン」などと明示する。
ハッシュ:
・ 「ハッシュ関数」にデータを入力すると、一定の桁数の値(ハッシュ値)が出力される 仕組みであり、同じデータからは同じハッシュ値が得られるが、わずかでも異なるデータ を入力すると、全く異なるハッシュ値が得られるのが特徴である。ハッシュ値から元のデ ータを推測するのは非常に困難とされる。この特徴を利用して、データの改ざんの検出な どに用いられる。ビットコインでは、ブロックチェーンデータの連続性の検証・保証や、 ハッシュ値の計算を利用した、Proof of Work によるブロックチェーンの生成に用いられて いる。
・プルーフ・オブ・コンセプト (PoC)
・「概念実証」とも訳され、新たなサービスやシステムの 検討を行うために、簡易なシステムを構築して確認を行 うこと。

PI研のコメント(facebook):
・恐らく、ブロックチェーンを理解するには、現時点では最もわかりやすい報告書ではないかと思います。経済産業省が平成28年3月に公表した「ブロックチェーン技術を利用したサービスに関する国内外動向調査」であり、野村総研がまとめたものです。全部で7章構成+参考資料で116ページの資料ですが、本文は75ページであり、さらに、ブロックチェーンの基本を理解するには、はじめの22ページで十分といえます。ここでは参考に、ブロックチェーンの産みの親ともいうべきSatoshi Nakamotoの論文の日本語訳のブログをリンクしました。Satoshi Nakamotoは、いまでも謎の人物であり、日本人ではないとの噂があります。SBIグループの北尾吉孝社長が交流をもっているとのことで、決算発表の記者会見で公表していますが、その時のビデオを視聴すると興味深い発言が多々あります。経済産業省のこの報告書で特に注目はユースケースです。この内、「地域通貨」ではいわゆるポイントカードにブロックチェーンを採用することにより、まさに、地域通貨として経済価値を生む可能性が高いことを解説しています。そして、もうひとつは「サプライチェーン」です。ここへブロックチェーンを活用することにより、「取引記録(受発注、納品予想/到着日時等)、加工品の加工履歴、個品単位の識別情報(ロット番号、仕様)、純正品であることの保証情報等」の一連の流れを管理することができ、しかも、全小売業、メーカー、卸等をまるごとつなぐ、まさに、サプライチェーンが実現することです。報告書では市場規模も算出していますが、莫大な規模となり、経済全体へのインパクトも大きいといえます。実際、アメリリカではウォルマート等がすでに取り組んでいますので、その実現も時間の問題といえます。ブロックチェーンは、今後、流通業の基幹部分に次々に活用されるといえ、この報告書はその基本を知る上において、現時点では最良の資料といえるかと思います。

続きは、・・:https://twitter.com/PurchaseTW

━━━━━━ お知らせ! ━━━━━━━━━━━━
 1.2017年度版、食品スーパー・ドラッグストア財務3表連環分析、リリース
  *現在Vol.1:お申し込みはこちら
  *食品スーパー・ドラッグストア、全上場企業約100社を対象!
  *過去8年間を(ドラッグストア6年)、エクセルで自由自在に分析!
      *分析事例:eラーニングで公開
 2.週間!食品スーパーマーケット最新情報:まぐまぐ
 3.facebookに「食品スーパーマーケット最新情報」グループ創設700人!
 4. 隔週、ID-POS分析の連載、DRM オンライン、第13回、5/29!

January 6, 2018 |

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/62283/66233619

Listed below are links to weblogs that reference ブロックチェーン、わかりやすい報告書!:

Comments

Post a comment