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March 26, 2018

アスクル、第3四半期、増収減益!

アスクル、2018年5月期、第3四半期決算:3/16

B/S関連:キャッシュの蓄積:
・総資産:169,716百万円
・自己資本比率:28.9%(昨年29.6%)
・現金及び預金:47,405百万円(総資産比 27.94%)
・有利子負債:51,235百万円(総資産比 60.38%)
・買掛金: 45,299百万円(総資産比26.70%)
・利益剰余金 :21,336百万円

P/L関連:キャッシュの創出:
・売上高: 263,978百万円( 4.9%) 、営業利益: 3,936百万円( △41.2 %)
・経常利益: 3,714百万円( △44.1%)、 当期純利益 : 4,650百万円(  %)
・通期予想:
  ⇒売上高:365,000百万円(8.7%:進捗率72.33%)
  ⇒営業利益: 3,800百万円( △57.1 %:進捗103.58%)
・原価:76.08%(昨年77.21%):-1.13、売上総利益:23.92%(昨年22.79%):+1.13
・経費:22.43%(昨年20.14%):+2.29
・営業利益:+1.49%(昨年2.65%)-1.16

アスクルのコメント:
・当社グループが属するeコマース市場は引き続き成長が見込まれているものの、小売業と通 販大手の提携の動きが加速する等、競争が激化しております。また、配送ドライバー不足等に起因する配送運賃の 上昇傾向等もあり予断を許さない状況となっております。
・当社グループは、当連結会計年度(平成30年5月期)を、「ASKUL Logi PARK 首都圏(以下、「ALP首都圏」)」 火災(平成29年2月16日に発生)から完全復活する基礎固めの年と位置づけております。
・平成30年5月期においては、「LOHACO」の商品出荷能力の回復およびさらなる効率化を目指しており、平成29年 10月に本格稼働させた「ASKUL Value Center 日高(以下、「AVC日高」)」は順調に稼働を開始し、「LOHACO」の サービスレベルは概ね従前の状態にまで回復しております。また、平成29年9月に稼働を開始した関西以西の基幹 拠点となる「ASKUL Value Center 関西(以下、「AVC関西」)」は順調に立ち上がり、平成30年2月に本格稼働い たしました。
・また、完全復活の一助とすべく、第2四半期連結会計期間において、火災により大きな損傷を受けた「ALP首都 圏」については、東急不動産株式会社が出資する特定目的会社への売却を決定し、平成29年11月20日に譲渡いたし ました。当社は今回の火災を契機に、当社の原点である「持たざる経営」へ回帰することを決め、「ASKUL Logi PARK 福岡(以下、「ALP福岡」)」も併せて譲渡いたしました。なお、「ALP首都圏」は全棟解体・新築さ れ、約1年半後に最新の防災設備が導入された安心安全な物流センターとなり、「ALP福岡」は譲渡後も賃借使用 し、継続して安定稼働しております。
・売上高は前年同期比4.9%の増収となりました。主力分野であるeコマース事業のBtoB事業が前年同期比3.7%の 増収と順調に推移したことが寄与しました。一方、BtoC事業は、主力事業の「LOHACO」において、出荷量に制限 がある中、販促等も抑制せざるを得なかったこと、また、当第3四半期連結累計期間中は火災発生前に比べて取扱 商品数が少なかったことにより減収となったものの、ペット・ガーデニング用品を専門に扱う株式会社チャームの 買収・子会社化による売上高増が大きく寄与し、BtoC事業全体では7.3%の増収となりました。
・売上総利益は、PB商品(注1)の拡大等により、BtoB事業とBtoC事業ともに売上総利益率が上昇したこと が寄与し増加いたしました。一方、販売費及び一般管理費は、「AVC日高」等の新設物流センターにおいて高度自動 化を支える物流設備等が導入途上にあり、その中で出荷業務を余儀なくされたため、「ALP首都圏」並みの労働生産 性には至っていないことから物流変動費が一時的に増加し、また、「AVC関西」本格稼働前の地代家賃等の負担が重 く、売上高固定費比率が上昇したため、営業利益は減益となりました。

アスクルの株価:3/23
・時価総額193,408百万円(3/23) = 3,500 円(3/23) × 55,259,400株(3/23)
・株価 3,500 円(3/23)=PER(会社予想):44.56倍(3/23)×EPS 78.55円(2018/5)
・株価3,500円(3/23)=PBR(実績): 3.64 倍(3/23)×BPS 962.27円(2017/5)

PI研のコメント(facebook):
・アスクルが3/16、2018年5月度の第3四半期決算を公表しました。今期は、「「ASKUL Logi PARK 首都圏(以下、「ALP首都圏」)」 火災(平成29年2月16日に発生)から完全復活する基礎固めの年と位置づけ」とのことであり、注目の決算です。結果は増収減益、昨年の当期純利益は赤字決算でしたが、今期は反転、黒字決算となりました。気になるのは、営業利益が3,936百万円に対し、通期予想は3,800百万円、その比率、進捗率は103.58%と100%を超えていますが、株価は下落したことです。四季報ONLINEによれば、「連結決算は順調に最終黒字転換したが、通期予想は据え置いており、これに失望した売り注文に押されている」とのことです。投資家としては業績が急回復していますので、当然、「上方修正されるという期待感」があったものと思われます。アスクル自身は、売上高は「主力分野であるeコマース事業のBtoB事業が前年同期比3.7%の 増収と順調に推移」したことに加え、「ペット・ガーデニング用品を専門に扱う株式会社チャームの 買収・子会社化による売上高増が大きく寄与」とのことで、これが売上高を押し上げたとコメントしています。一方、利益の方は、「物流変動費が一時的に増加」したことに加え、「「AVC関西」本格稼働前の地代家賃等の負担が重 く、売上高固定費比率が上昇」とのことで、経費増が利益を圧迫したとのことです。実際、経費比率は+2.29 ポイントと、大きく上昇しています。アスクル、「ALP首都圏」を売却するなど、「当社の原点である「持たざる経営」へ回帰」に舵を切り、火災からの完全復活を目指し、成果が表れ始めているといえ、今期、残された四半期、そして、来期、どのような収益改善に向け、施策を打ち出してゆくのか、その動向に注目です。

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March 26, 2018 |

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