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March 02, 2018

カーリングとAI、新たな視点!

3位決定戦 イギリスを追い込んだラストショット:
・北海道新聞:2/27
・【2月24日 カーリング女子3位決定戦 日本対イギリス】イギリスが有利な後攻で始まった試合は、両チームとも一歩も譲らず、第8エンドまで後攻が1点を取り合う形で進んだ。第9エンド、LS北見の日本はイギリスのミスから1点スチールに成功。そして、第10エンド。イギリスが勝ちを狙って2点を取りにいくラストショットが失敗しLS北見が1点をスチール、5−3で勝利し、カーリングで初めて日本がオリンピックメダルを獲得した。
・ゲームが動き出した第8エンドから第10エンドのラストショットを中心に、山本研究室のカーリング戦略AI「じりつくん」が分析した。
・第10エンド 譲らぬ展開 イギリスの勝率26%と22%の差とは:
・第9エンドに1点スチールしたことで、最終第10エンド開始時のLS北見の勝率は59%となりました。第10エンドで1点を取らせて同点とし、エクストラエンドは有利な後攻でプレーできるからです。
・図9左のストーンの動きはかなり複雑ですが、結果的にLS北見のナンバー2と3の2つのストーンを弾き出すことができると考えられます。「じりつくん」はこのショットを選んだときのイギリスの勝率を26%と考えていました。また、仮にスルー(ストーンを関係ないところに投げて現状の配置を確保する)した場合は、イギリスは1点しか取れず同点になり、不利な先攻でエクストラエンドをプレーするため勝率は22%です。
・「じりつくん」が発見した衝撃的ショット:
・図10のようにハウスの前方にあるコーナーガードを利用して、斜めからLS北見の黄色のストーンを狙うショットです。イギリスが狙ったショットよりも、より角度をつけて黄色のストーンを狙うことにより、赤のナンバー1ストーンが外に出ていく確率を減らすのです。
・コーナーガードに当てるショットは、当てる角度が難しいのですが、もしずれたとしてもハウス中央のLS北見の黄色ストーンに当たらないことが多く、イギリスがそのまま1点を確保できる可能性が高いショットだと言えるでしょう。「じりつくん」は、このショットを選択した場合のイギリスの勝率を50%と見積もっていました。他のショットに比べて、かなり有効なショットであると「じりつくん」は判断していたのです。
・このショットは非常に難易度が高く、実戦で選ぶことはできないかもしれません。しかし、人工知能(AI)が人間の思いつきにくいショットを発見する一つの例になっているかもしれません。

じりつくん: 
・山本研究室(自律系工学研究室)で開発中のカーリング戦略AI。AI同士を戦わせることで、100万の局面を学習している。ある局面について、想定される数万ショットの中から最善手を選ぶ。スイーピングやアイス状況の変化という要素はないものの、期待得点計算やリスク計算などにより、戦略面で実戦の参考になるように開発を目指している。

PI研のコメント(facebook):
・北海道新聞が2/27、興味深い記事を配信しました。「3位決定戦 イギリスを追い込んだラストショット」という見出しの記事ですが、中身はAIの話です。北海道大学の山本研究室(自律系工学研究室)が開発したカーリングのAI、「じりつくん」で平昌オリンピックのカーリング女子3位決定戦の日本対イギリスの試合を再検討したところ、第10エンドのイギリスのショットでの勝つ確率は26%であったとのことです。ただ、スルーの場合は、エクストラエンドでイギリスは不利な先行となるため、勝率は22%、したがって、4%高い26%にイギリスは賭けて負けたと、AIは勝率をはじき出したとのことです。ちなみに、「最終第10エンド開始時のLS北見の勝率は59%」だそうですので、いずれにせよ、イギリスは不利な状況にあったとのことで、26%の勝率に賭けざるをえなかったといえます。では、これ以外の選択肢はなかったのか、AI、「じりつくん」は別のショットを提示、「コーナーガードを利用して、斜めからLS北見の黄色のストーンを狙うショット」だそうです。これであれば勝率は50%あったとのことで、カーリングの「100万の局面を学習」したAI、「じりつくん」ならではの回答だそうです。もし、イギリスがこのショットを選択していれば、結果は逆になっていたかもしれず、AIは実に興味深い答えをはじき出す力があるといえます。LS北見が今後、AIをどう活用するかにも興味がありますが、AIの様々な実践適用への可能性を探る上でも、この記事は参考になるといえます。

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March 2, 2018 |

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