« オーケー、2018年3月本決算、増収、微増益! | Main | CPI(消費者物価指数)、コア指数、0.7%! »

June 26, 2018

オーケーのマーチャンダイジング戦略、本決算より!

・青果は、今後の出店拡大、コスト競争力の強化に対応するため、従来の市場内流通に加え、産直等、新たな流通の仕組みづくりを進めます。美味しい果物・野菜を抜群の鮮度と競争力ある価格でお届けするよう改善します。

・精肉の場合、国産豚は週約4,280頭、和牛(A4・A5)は週約90頭(18年3月期平均)をそれぞれ1頭単位で買付け、部位肉に処理して販売しています。国産豚、和牛に加え、輸入牛、国産鶏等についても、差別化の取り組みを進めます。国道16号線内でどこよりも安く、美味しい精肉を提供する最適立地、最低コストの精肉加工流通網を構築して参ります。

・水産は、超低温冷凍本鮪を当社の新たな名物に育てます。-50℃の冷凍の帯(コールドチェーン)を地中海から当社までつなぎました。-50℃の専用冷凍船及び冷凍車で運び、当店に設置された-60℃の専用冷凍庫で保管しています。超低温での温度管理が徹底されており、解凍時はまさにとれたての美味しさが味わえます。現在(18年3月末)、52店舗にて販売中、本年夏までに100店舗以上での取り扱いを計画しています。

・惣菜、ベーカリーは何れも新たな名物商品の開発が急務です。体制を整え、スピードを上げて推進して参ります。

・2019年2月に、当社の寒川常温物流センターが開業します。敷地3万坪、建物高さ約4階建ての自動倉庫で、使用敷地は1.2万坪、保管能力70万ケース、投資額約185億円、在庫は寒川物流センターが保有、センターの運営は三菱食品(株)様のご指導で推進中です。第2物流センターも埼玉地区に開設予定で、伊藤忠食品(株)様のご指導で推進中です。生鮮食品・冷蔵・冷凍商品の供給体制についても、速やかに仕組みを構築、早期に実現を目指します。出来る限りタッチ数を減らし、流通業の責務である無駄のない物流に改善します。

・物流センター稼動後、物流はメーカー様工場→物流センター→店舗となりますが、商流に関しては、情報収集の強化と責任分散の観点から、従来どおり問屋様経由とさせていただきます。商流費(商品代金と帳合料)と物流費(物流コスト)が別個になりますので、コストの見直しが必要です。

・当社の既存店売上前年比の計画値は105%、但し開店1年後の店は120%、2年後は115%、3年後110%ですから、毎年売上を増やし続けることが重要です。売上が増えそうにない商品は、頑張っても売上は増えません。売上を増やせる商品を積極的に取り扱うような営業戦略が立てられなければ売上は増やせません。調達価格が従来値を下回り、値下げが可能になれば値下げします。販売個数は大幅に増加します。こんなことをご一緒に考えて頂けるお取引先様と、仕事を進めて行きたいのです。競い合うことによって、私達みんなの成長があると信じています。

・先ずは、新店を含む売上前年比15%増、数年後には経営目標の20%増を実現します。毎年単品で20%以上成長すると、当該商品の製造コストのうち、固定費部分は成長に伴って低減します。この低減分を商品の品質向上、売価の引下げに充当すれば、競争力は毎年目覚しく強化されます。メーカーブランドでの対応が難しければダブルチョップでも、また、プライベートブランドも選択肢です。『極めて謙虚で、極めて誠実、極めて勤勉』を心掛けて推進します。

PI研のコメント(facebook):
・オーケーの今期、2018年3月期の本決算を見ると、マーチャンダイジング戦略が詳細に語られています。各部門ごとに今期の取り組み内容を解説し、特に、今期から本格展開がはじまる物流改革、そして、これらを踏まえた目標数値も提示されています。中でも注目は鮮魚、「超低温冷凍本鮪」、「-50℃の冷凍の帯(コールドチェーン)を地中海から当社までつなぎ、・・」とのことで、-50度のコールドチェーンが地中海から店舗までつながったとのことで、今後、オーケーのまぐろのマーチャンダイジングには注目です。また、オーケーの精肉の強さの源泉ですが、「1頭単位で買付け、部位肉に処理して販売」とのことで、「国産豚は週約4,280頭、和牛(A4・A5)は週約90頭」と大量の豚と牛を一頭買いしており、これがオーケーの安さと鮮度、そして、品揃えを支えているといえます。オーケーは、今期から本格的な物流体制の構築に入っていますが、それをささえるのが、三菱食品と伊藤忠食品であり、いずれもオーケーの大株主ですので、ステークホルダー一体となった取り組みがはじまっています。これらを受けて、最終数値目標は、「数年後には経営目標の20%増を実現」とのことです。社長も三菱商事出身の二宮涼太郎社長に代わり、ゴーイングコンサーン、永続的な経営の確立を目指し、どう強固なマーチャンダイジング戦略を確立してゆくのか、そのゆくへに注目です。

続きは、・・:https://twitter.com/PurchaseTW

━━━━━━ お知らせ! ━━━━━━━━━━━━
 1.2018年度版、現在集計中!
  *2017年度版、食品スーパー・ドラッグストア財務3表連環分析
  *現在Vol.1:お申し込みはこちら
  *食品スーパー・ドラッグストア、全上場企業約100社を対象!
  *過去8年間を(ドラッグストア6年)、エクセルで自由自在に分析!
      *分析事例:eラーニングで公開
 2.週間!食品スーパーマーケット最新情報:まぐまぐ
 3.facebookに「食品スーパーマーケット最新情報」グループ創設750人!とです。 金に対応する。

June 26, 2018 |

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/62283/66862927

Listed below are links to weblogs that reference オーケーのマーチャンダイジング戦略、本決算より!:

Comments

Post a comment