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July 10, 2018

セブン&アイH、第1四半期、増収増益!

セブン&アイ・ホールディングス、2019年2月期、第1四半期決算 :7/5

CF関連:キャッシュの配分:
・営業活動によるキャッシュ・フロー:227,066百万円(昨年 155,898百万円)
・投資活動によるキャッシュ・フロー: △407,698 百万円(179.55%:昨年△44,425百万円)
  ⇒有形固定資産の取得による支出 : △265,361百万円(昨年 △59,220百万円)
  ⇒ 事業取得による支出 : △167,327百万円(昨年 △1,056 百万円)
・財務活動によるキャッシュ・フロー: 180,184 百万円(昨年 △47,174 百万円)
・現金及び現金同等物の増減額(△は減少): △10,141 百万円 ( 61,621百万円)

B/S関連:キャッシュの蓄積:
・総資産: 5,808,587百万円
・純資産比率: 41.0%(昨年 44.2%)
・現金及び預金: 1,307,489百万円(総資産比 22.51%)
・有利子負債:1.169,726百万円(総資産比20.14%)
・買掛金: 464,911百万円(総資産比8.01%)
・利益剰余金 :1,897,526百万円

P/L関連:キャッシュの創出:
・営業収益:1,599,034百万円( 8.9%) 、営業利益:86,376百万円( 2.7%)
・経常利益:84,931百万円(1.6%)、当期純利益: 42,887百万円(27.5%)
・通期予想:
  ⇒営業収益: 6,683,000百万円( 10.7 %:進捗率23.93%)
  ⇒営業利益:415,000百万円( 6.0%:進捗20.82%)
・原価:81.00%(昨年79.64%):+1.36、売上総利益:19.00%(昨年20.36%):-1.36
・経費:29.90%(昨年31.64%):-1.74
・マーチャンダイジング力:-10.90%(昨年-11.28%):+0.38
  ⇒MD力って何?
・その他営業収入:19.01%(昨年20.36%):-1.35
・営業利益:+8.11%(昨年9.08%):-0.97

セブン&アイ・ホールディングスのコメント:
・お客様の選別の目が一層厳しくなるこのような環境の中、当社グループは「信頼と誠実」「変化への対応と基本の徹底」 を基本方針に掲げ、中長期的な企業価値向上と持続的な成長の実現に取り組んでおります。
・当第 1 四半期におきましては、様々な社会環境の変化やお客様の心理変化を捉え、付加価値の高い商品及び地域の 嗜好に合わせた商品の開発を推進するとともに、接客の質を改善するなど、お客様満足度の向上に取り組みました。
・国内コンビニエンスストア事業 :
・株式会社セブン‐イレブン・ジャパンは、お客様ニーズに合わせた新しい店内レイアウトの導入に加え、新商品の発売 及び継続した品質向上に取り組んだ結果、当第 1 四半期における既存店売上は前年を上回りました。しかしながら、平成 29 年 9 月より実施しているセブン‐イレブン・チャージ 1%特別減額等の影響により、営業利益は 557 億 72 百万円(前年 同期比 6.4%減)となりました。また、自営店と加盟店の売上を合計したチェーン全店売上は 1 兆 2,013 億 94 百万円(同 4.6%増)となりました。
・ 海外コンビニエンスストア事業:
・北米の 7-Eleven, Inc.は、収益性の低い既存店舗等の閉店を進めるとともに、オリジナル商品の開発及び販売に注力し た結果、当第 1 四半期におけるドルベースの米国内既存店商品売上は前年を上回って推移し、営業利益は 140 億 87 百 万円(前年同期比 40.0%増)となりました。また、自営店と加盟店の売上を合計したチェーン全店売上は、本年1月に完了 した Sunoco LP 社の一部店舗取得が寄与したことなどに伴う商品及びガソリン売上の伸長により、8,684 億 94 百万円(同 20.3%増)となりました。
・スーパーストア事業:
・総合スーパーである株式会社イトーヨーカ堂は、事業構造改革の一環として衣料と住居の自営売場縮小及び食品の営 業強化等に注力しました。これらの結果、既存店売上は前年を下回ったものの、営業利益は 24 億 22 百万円(前年同期比 248.5%増)となりました。 食品スーパーである株式会社ヨークベニマルは、生鮮品の販売強化や子会社の株式会社ライフフーズによる即食・簡 便のニーズに対応した惣菜の品揃えの拡充に努めましたが、当第 1 四半期における既存店売上は前年を下回り、営業利 益は 27 億 13 百万円(同 17.3%減)となりました。

セブン&アイ・ホールディングスの株価:7/4
・時価総額4,047,494百万円(7/6) =4,566円(7/6) × 886,441,983株(7/6)
・株価4,566 円(7/6)=PER(会社予想):19.23倍(7/6)×EPS 237.41円(2019/2)
・株価4,566円(7/6)=PBR(実績):1.69倍(7/6)×BPS 2,694.91円(2018/2)

PI研のコメント(facebook):
・セブン&アイHが7/5、2019年2月期の第1四半期決算を公表しました。結果は増収増益、特に、営業利益は第1四半期として過去最高益となりましたが、株価の反応は鈍く、投資家は慎重な姿勢を示しているといえます。この第1四半期決算で気になるのは、海外コンビニエンスストア事業の貢献が大きく、これまで全体を大きく支えてきた国内コンビニエンスストア事業が減益、営業収益も2.5%増にとどまったことです。しかも、全体の営業利益は通期目標の20.82%にとどまっており、やや不安定な印象をぬぐい得ないといえます。これはキャッシュフローを見ても、投資キャッシュフローが営業キャッシュフローの179.55%と異常値となっており、その要因は、今期、アメリカの中堅コンビニ、Sunoco 1,100店舗を約33億ドル(約3,700億円)で買収したことによります。しかも借入で賄ったため、有利子負債も1兆円を超え、自己資本比率も 41.0%と昨年 の44.2%から下がっています。結果、海外コンビニエンスストア事業の売上高、営業利益ともに増加し、セブン&アイHの決算には大きく貢献しましたが、他の事業、特に柱の国内コンビニエンスストア事業が減退したことが投資家の不安材料となったと思われます。ただ、国内コンビニエンスストア事業の既存店強化の新レイアウトへの改装は新店を含め1,600店になったとのことで、その効果は確実に数値改善につながっているとのことのです。セブン&アイH、今期、好調な海外コンビニエンスストア事業に加え、主力の国内コンビニエンスストア事業の新レイアウト店舗への改装スピードをどう上げ、利益改善、そして、新店開発、M&Aを含めた成長戦略をどう推し進めてゆくのか、その動向に注目です。

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July 10, 2018 |

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