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September 22, 2018

バローH、「店舗数から商品力へのパラダイムシフト」へ!

中期3ヵ年経営計画:
・バローH:
・バローホールディングスでは、中長期的な企業価値向上に向けて、2011年3月期より2015年3月期までの5ヵ年、2016年3月期より2018年3月期までの3ヵ年を対象に中期経営計画を策定・遂行してまいりました。2015年3月期までの5ヵ年は、「事業規模の拡大」を戦略目標とし、スーパーマーケット及びドラッグストアの出店を加速するとともに、規模拡大に対応すべく、インフラ(物流、製造・加工機能)を整備・拡充しました。2018年3月期までの3ヵ年は、「経営効率の改善」を戦略目標とし、スーパーマーケットの既存店強化やインフラの効率改善を図りながら、ドラッグストアをグループの成長を牽引する事業と位置づけ、高水準の出店を続けてまいりました。 
・しかしこの間、少子高齢化による消費・生産人口の減少、消費者の購買行動の変化やオーバーストア・業態間競争の激化など、事業を取り巻く環境は大きく変化しております。このような中、従来の店づくりで店舗数を拡大しても企業価値の向上には繋がらないと判断し、2019年3月期から2021年3月期までの3ヵ年を対象とする中期3ヵ年経営計画では、店舗が提供すべき価値を再設計するとともに、店舗を支えてきた「しくみ」も改良しながら、次の成長を支える基盤を構築してまいります。

基本方針:「店舗数から商品力へのパラダイムシフト」
・成長志向に変わりはないものの、中長期的な成長イニシアティブを「標準的店舗の量的拡大」から「『商品力』を軸としたフォーマットへの転換」とし、店舗収益の改善を中心に収益性の向上を図る。
・重点施策:
・競争力あるフォーマットへの転換:
・主力3事業(スーパーマーケット・ドラッグストア・ホームセンター)では、お客様の来店動機が「近さ」から「商品力」に変わるよう、専門性の追求や強化カテゴリーの魅力度向上を図る。
・スーパーマーケット事業では年間30~40店舗の改装や新設店の大型化・リロケーションを通じ、従来型店舗からの転換を急ぐ。ドラッグストア事業は引き続き成長ドライバーとしての役割を担うものの、改装と併せてリロケーションやスクラップ&ビルドを行い、専門性と利便性を兼ね備えた競争力ある店舗への転換を図る。
資産効率の改善に向けて、グループの経営資源を有効に活用するとともに、上記の効果が見込めない不採算店舗については、3ヵ年で閉鎖や業態転換を進める。
・製造小売業への進化:
・お客様に選ばれる商品力、外販可能なサービス品質・コスト競争力を実現する。
・新たな成長軸の確立:
・スポーツクラブ事業では、低投資かつ月会費を抑えたフィットネスジム「Will_G(ウィルジー)」を3ヵ年でFC展開を併せて200店舗以上出店し、店舗網の早期構築によりシェアの向上を図る。
・地域の社会的課題を解決する機能の提供やインターネット販売業の展開拡大など、グループの経営資源を活かしながら、リアル店舗と共生する事業を育成する。

バローH、第1四半期決算短信:
・当社グループは、「店舗数から商品力へのパラダイムシフト」を基本方針とする新中期3ヵ年経営計画をスタートさせました。競争力あるフォーマットへの転換を図るため、スーパーマーケット事業で改装を、ドラッグストア事業ではリロケーションを中心に進める一方、新たな成長軸の確立に向けて、スポーツクラブ事業でフィットネスジムの出店を加速しました。

PI研のコメント(facebook):
・この5月に公表したバローHの中期経営計画は、食品スーパー業界にとってはかなり、ショッキングな、まさに、「パラダイムシフト」かと思います。食品スーパーのB/Sは資産の大半が新規出店を前提とした土地、建物、敷金保証金であり、総資産に占める比率は約60%となり、これが原動力となり、成長戦略が推進されます。今回のバローHの中期経営計画の基本方針は、「店舗数から商品力へのパラダイムシフト」、この原則を否定したともいえ、成長戦略の放棄ともいえます。見方を変えれば、当面、成長、すなわち、量よりも質へ転換、競争力、収益性を高める経営戦略へ、3年間徹しようというもので、パラダイムシフトといえます。実際、今回のフタバヤの子会社化も、3店舗ですので、量ではなく、生鮮、惣菜の商品力の充実を目指したといえますので、この基本方針に合致しています。中期計画では、「少子高齢化による消費・生産人口の減少、消費者の購買行動の変化やオーバーストア・業態間競争の激化など、事業を取り巻く環境は大きく変化」と、経営環境の変化を捉え、「従来の店づくりで店舗数を拡大しても企業価値の向上には繋がらないと判断」と断定しています。バローHの今回の中期経営計画は、食品スーパーが、まさに、パラダイムシフトの時代に入り、量を拡大する時代は終焉したといえる象徴的な動きといえるかと思います。

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September 22, 2018 |

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