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November 28, 2018

食品スーパー、売上速報、既存店100.3!

スーパーマーケット販売統計調査 :2018年10月度  
一般社団法人 日本スーパーマーケット協会 :11/21

キーワード TOP3:
・1. 日曜日が一日少ない、2. 好天・気温が高い、3. 青果相場高(前年比)

総売上高:101.4% (全体)、100.3%(既存店)

1. 青果 DI:19.2(好調): 14.6% (構成比) 109.4% (全体) 108.0%(既存店)
・夏場の猛暑や台風の影響、北海道胆振東部地震の影響により根菜類で前年に比べやや相場高となり一品単価が上昇しているが、値頃感は維持しており、数量が大きく減少せず販売できたことで好調となった。平年より高い気温により、鍋物用食材の動きは悪いが、レタスやミニトマト、キュウリなどのサラダ商材やカット野菜は好調となった。TV報道の影響でマイタケに特需がみられた店舗もあった。高値で推移している果物類も総じて好調となっており、国産ではりんごやぶどう、みかんなど旬のフルーツ、輸入果物ではキウイフルーツが好調とする店舗が多い。

2. 水産 DI:-1.6(やや不調) :8.4% 101.8% 100.4%
・前年不漁・高値で不振となった旬のさんまは、今年は漁獲量が回復し、相場が低下したことで前月か らの好調が続いている。一方で、平年より高い気温により鍋物用食材(牡蠣やタラなど)は動きが悪か った。秋鮭を好調とする店舗が多いが、相場が安定せず苦戦した店舗もみられた。刺身類は好不調まち まちとなっているが、カツオには前年のアニサキス報道からの反動もみられた。価格が高騰しているう なぎは不調となった。

3. 畜産 DI:-18.7(不調) : 11.7% 98.0% 96.6%
・日曜日が一日少ないなかでも焼肉・ステーキ用牛肉を中心に比較的好調となった店舗もみられる が、平年より高い気温に加え、前年野菜の相場安で伸長した鍋物需要が大きく落ち込み鶏肉や豚肉 を中心に不調となった。加えて鶏肉や豚肉は相場が下落傾向にあり単価下落した影響も受けた。加 工肉は引き続き不調とする店舗が多かった。

4. 惣菜 DI:4.7(やや好調):10.4% 104.7% 102.9%
・日曜日が一日少ない曜日巡りではあったが、前年週末悪天候により行楽需要に影響が大きかった反動 があった地域もあり、米飯類、唐揚げの動きがよく、やや好調となった。ポテトサラダの食中毒報道か らの反動増や青果相場の高騰によりサラダ関連が好調であった。旬の食材を使ったメニュー提案などが 成果をあげている店舗もみられた。寿司類は好不調まちまちとなった。

5. 日配 DI:-5.5(やや不調) :19.7% 101.2% 100.0%
・気温が高めで推移したため、和日配では鍋物やおでん商材、また麺類などのホット商材の動きが悪か った。健康報道により、納豆や梅干し、漬物(キムチ)が好調、カニカマにも特需が続いている。牛乳 やヨーグルト、パン類は好調とする店舗と不調にあげる店舗にわかれている。周辺店舗との価格競争の 厳しさを指摘するコメントがみられた。

6. 一般食品:-10.8(不調) : 25.9% 99.7% 98.6%
・気温が高めに推移した影響で鍋用調味料や麺類やシチューなどホット商材は総じて不振となったほ か、単価の上昇が一巡した米類は伸びなやんだ。ハロウィンに関連した菓子類は好調、報道によりサバ 缶に特需が発生している店舗がみられた。野菜の相場高によりドレッシング類は不調となった。飲料は やや好調となったが、アルコール類は不調とする店舗が多かった。周辺店舗との価格競争の厳しさを指 摘するコメントがみられた。

7. 非食品 DI:-12.4(不調) : 6.8% 97.1% 96.8%
・気温が高く、カイロなどの冬物の動きが悪かったほか、タバコには増税の反動減がみられた。ホーム センターやドラッグストアなどとの競合の影響が大きく、日常使いする家庭用品を中心に販売の低迷が 続いている。

PI研のコメント(facebook):
・日本スーパーマーケット協会から、11/21、2018年10月度の売上速報が公開されました。パネル270、全国の食品スーパーマーケット270社、7,929店舗の集計データです。その結果ですが、101.4% (全体)、100.3%(既存店)であり、微増です。昨対プラスとなった部門は青果、水産、総菜、日配であり、中でも、青果は109.4% (全体) 108.0%(既存店)と好調、全体を牽引したといえます。その要因ですが、「根菜類で前年に比べやや相場高となり一品単価が上昇」、「高値で推移している果物類も総じて好調」と、相場高が寄与したといえます。一般に、食品スーパーは相場高が価格上昇につながり、売上高を押し上げる傾向にありますが、この10月はまさに、青果の相場高が全体の売上を押し上げたといえます。また、この相場高は惣菜にも波及、「青果相場の高騰によりサラダ関連が好調」とのことです。一方、不調だった部門は精肉、一般食品、非食品の3部門であり、特に、精肉は「鶏肉や豚肉は相場が下落傾向にあり単価下落した影響」と、相場安が影響しています。また、「タバコには増税の反動減」のあった非食品も厳しかったといえます。食品スーパー、この10月は好不調共に、相場に左右されたといえ、それだけ、相場の業績への影響が大きいことが改めて鮮明になったといえます。来月以降、相場がどう推移するか、その動向をにらみながら、今後の業績の推移に注目です。

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November 28, 2018 |

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