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November 02, 2018

食品スーパー、売上速報、9月度、既存店2.3%増!

スーパーマーケット販売統計調査 :2018年9月度  
一般社団法人 日本スーパーマーケット協会 :10/23

キーワード TOP3:
1. 土日が一回多い 2. 青果相場高 3. 地震と台風の影響

総売上高:103.6%(全体)、 102.3%(既存店)

1. 青果 DI:10.7(好調):15.0%(構成比) 106.8%(全体) 105.4%(既存店)
・猛暑や少雨、台風被害などの影響で野菜相場が高騰し、一品単価が上昇した。北海道胆振東部地震により根菜類中心に価格上昇と品薄の影響を受けた。レタスやミニトマト、キュウリなどのサラダ商材やカット野菜は引き続き好調、サンマの好調により薬味用の大根も好調であったが、気温の低下した地域では鍋用野菜の動きもよかった。TV報道の影響でマイタケに特需がみられた店舗もあった。高値で推移している果物類も総じて好調となっており、なかでもブドウの動きがよかった。輸入果物ではバナナやキウイフルーツが引き続き好調となっている。

2. 水産 DI:-1.8(やや不調): 8.6% 101.7% 100.3%
・旬のさんまは、前年不漁・高値で不振となったが、今年は漁獲量が回復し、相場が低下したことで大 幅に売上を伸ばした。同様に秋鮭やシラスなど前年に比べ漁獲量が回復しており好調となった店舗が多 かった。一方で、まぐろやうなぎは相場高騰しており不調、塩干類の動きが悪いという指摘が多くみら れた。刺身類は好不調がわかれている。

3. 畜産 DI:-1.0(やや不調) : 11.5% 103.3% 101.7%
・牛肉は相場高傾向が続くなか、土日が一回多い曜日回りも追い風にステーキ用などを中心に好調 となった店舗も見られる一方で、伸び悩んだ店舗もみられた。豚肉は国産、輸入共に好不調の判断 がわかれた。鶏肉は相場が下落傾向にあり単価下落により苦戦した店舗が多いが、サラダチキンや 鍋需要により善戦した店舗もみられた。近隣店舗との価格競争を指摘するコメントがみられた。加 工肉は引き続き不振とするコメントが多くみられた。

4. 惣菜 DI:4.5(やや好調):10.3% 104.6% 103.0%
・土日が一回多い曜日巡りの追い風を受け好調となったが、台風や悪天候による営業時間短縮や来客数 減の影響を受けた店舗もみられた。ポテトサラダの食中毒報道からの反動増や青果相場の高騰によりサ ラダ関連が好調であった。寿司類や米飯類の動きがよかった一方で、揚げ物やてんぷらなどは伸び悩ん だ店舗が多い。

5. 日配 DI:-1.8(やや不調) :19.9% 103.3% 102.1%
・地域による前年との気温差や体感気温に違いにより、アイス、飲料など涼味系とおでん商材などのホ ット商材の好不調判断がわかれている。和日配では健康報道により、納豆や梅干し、漬物(キムチ)の 好調続いているほか、カニカマにも特需がみられて店舗があった。地震の影響により、牛乳をはじめと する乳製品の仕入れに影響を受け品薄となった地域もみられた。今年は十五夜が 9 月であったことで和菓子が好調となった。台風接近によりパン類で買いだめ需要がみられた地域があった。

6. 一般食品:0.1(やや好調) : 25.8% 103.2% 102.0%
・日配カテゴリー同様に気候条件により、飲料などの夏物商材とホット商材などの秋物商材の好不調 に地域差がみられた。台風接近前の買いだめ需要が発生した店舗がみられたほか、北海道では地震や 停電により、水やレトルト食品、カップラーメンなど保存食品を中心に特需がみられた。一方で、品 薄でチャンスロスがあった店舗もみられた。酒類は不調とするコメントが多い。単価の上昇している 米類は引き続き好調となった。

7. 非食品 DI:-4.6(やや不調) : 6.6% 100.1% 99.6%
・地震や台風の影響で、防災関連として電池や懐中電灯、ガスボンベなどに特需が発生した地域があっ たほか、タバコには増税前の駆け込み需要がみられた。ホームセンターやドラッグストアなどとの競合 の影響が大きく、売場を縮小する店舗もみられる状況は続いている。

PI研のコメント(facebook):
・(一社)日本スーパーマーケット協会が10/23、 スーパーマーケット販売統計調査結果、9月度を公表しました。結果は103.6%(全体)、102.3%(既存店)と、堅調な数値となりました。コンビニではたばこの特需があり、非食品が全体を押し上げましたが、食品スーパーでは、たばこの構成比も高くはないこともあり、「非食品 DI:-4.6(やや不調) : 6.6%(構成比) 100.1%(全体)、 99.6%(既存店)」という結果となりました。好調なのは、「青果 DI:10.7(好調):15.0%(構成比) 106.8%(全体) 105.4%(既存店)」のみであり、他の部門はやや好調とやや不調に明暗が分かれました。好調な青果ですが、「猛暑や少雨、台風被害などの影響で野菜相場が高騰」し、「一品単価が上昇」したことが大きかったといえます。また、「高値で推移している果物類も総じて好調」とのことで、点数よりも価格上昇が売上高を押し上げたとのことです。それにしても、今回のコメントを見ると、天候情報、相場が好不調要因となっているといえ、生鮮食品が売上げの柱だけに、外部要因による影響が大ききことが鮮明といえます。来月以降、天候、相場がどう推移し、業績にどう影響するか、その動向が気になるところです。

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November 2, 2018 |

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