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December 24, 2018

食品スーパー、売上速報、11月度、既存店98.4%!

スーパーマーケット販売統計調査 :2018年11月度  
一般社団法人 日本スーパーマーケット協会 :12/21

キーワード TOP3:
・1. 平年・前年より高い気温、2. 青果相場下落、3. 客数減(祝日と土曜日が重なる)

総売上高:99.4% (全体)、98.4%(既存店)

1. 青果 DI:-2.4(やや不調): 13.5% (構成比)101.3% (全体)100.2% (既存店)
・月中旬より白菜や大根など大型野菜を中心に相場安となり単価が下落した。平年・前年と比べても 高い気温により、鍋物用食材の動きが悪かった。一方でレタスやトマト、キュウリなどのサラダ商材 は好調となった店舗が多かった。引き続きTV報道によりマイタケに特需がみられた店舗もあった。 果物類ではみかんが前年不作の反動もあり好調、りんごや柿は不調とするコメントが多くみられた。 輸入果物ではキウイフルーツが好調とする店舗が多い。

2. 水産 DI:-10.8(不調) : 8.4% 98.9% 97.6%
・平年・前年より高い気温に加え、前年野菜の相場安で伸長した鍋物需要が大きく落ち込み鍋物用食材 (牡蠣やタラなど)は動きが悪く不調となった。漁獲量が回復したサンマや鮭は好調、カツオには前年 のアニサキス報道からの反動増もあった。刺身類は好不調がわかれているが、マグロは不調とするコメ ントがやや上回った。イカやタコは不漁で入荷が少なく、またうなぎは価格が高騰しているおり、共に 不調となった。

3. 畜産 DI:-16.1(不調) : 12.0% 98.0% 96.7%
・平年・前年より高い気温に加え、前年野菜の相場安で伸長した薄切り肉を中心に鍋物需要が大き く落ち込み不調となった。加えて鶏肉や豚肉は相場が下落傾向にあり単価下落した影響も受けた。 焼肉やステーキ用牛肉は好調とする店舗もみられた。加工肉は引き続き不調とする店舗が多かっ た。

4. 惣菜 DI:1.5(やや好調) : 10.2% 102.0% 100.5%
・週末の天候に恵まれ行楽需要により、米飯類、唐揚げの動きがよく、やや好調となった。前年量り売 り惣菜に O157 報道の影響があった反動もみられた。青果相場の下落でサラダ類、高い気温により麺類 などホット商材の動きが悪かった。旬の食材を使ったメニュー提案などが成果をあげている店舗もみら れた。寿司類は好不調まちまちとなった。

5. 日配 DI:-10.2(不調) : 19.4% 99.5% 98.5%
・平年・前年より高い気温により、和日配では鍋物やおでん商材、また麺類などのホット商材の動きが 悪かった。一方でアイス類は比較的堅調だった。青果相場の下落により漬物類が不調となった。健康報 道により、納豆、カニカマ、梅干しには特需が続いている。牛乳やヨーグルトは好不調がわかれている。 周辺店舗との価格競争の厳しさを指摘するコメントがみられた。

6. 一般食品:-5.5(やや不調) : 26.3% 99.8% 98.9%
・平年・前年より高い気温により鍋用調味料や麺類やシチューなどホット商材は総じて不振となった一 方で、飲料はやや好調となった。単価の上昇が一巡した米類は伸びなやんだ。報道によりサバ缶や食油 に特需が継続している。ボジョレーヌーボーをはじめとする酒類は不調とする店舗が多かった。周辺店 舗との価格競争の厳しさを指摘するコメントがみられた。

7. 非食品 DI:-14.5(不調) : 7.5% 95.7% 95.3%
・気温が高くカイロなどの冬物の動きが悪かったほか、マスクなどのインフルエンザ対策用品も伸び悩 んだ。タバコは売上が持ち直しつつある。ホームセンターやドラッグストアなどとの競合の影響が大き く、日常使いする家庭用品を中心に販売の低迷が続いている。

PI研のコメント(facebook):
・12/21、7,953店舗の食品スーパーの11月度の売上速報が日本スーパーマーケット協会から公表されました。結果は、総売上高:99.4% (全体)、98.4%(既存店)と、厳しい月となりました。食品スーパー全体を大きく牽引している青果が相場安となり単価が下落したことが影響したといえそうです。結果、水産では「鍋物用食材 (牡蠣やタラなど)は動きが悪く不調」、畜産でも鍋物需要が大き く落ち込み不調、惣菜でも「青果相場の下落でサラダ類、高い気温により麺類 などホット商材の動きが悪かった」、さらには、日配でも、「鍋物やおでん商材、また麺類などのホット商材の動きが 悪かった」「青果相場の下落により漬物類が不調」と、様々な部門への影響がでています。また、これに加え、日配では、「周辺店舗との価格競争の厳しさを指摘するコメント」、一般食品でも「周辺店舗との価格競争の厳しさを指摘するコメント」、さらに、非食品でも、「ホームセンターやドラッグストアなどとの競合の影響が大き く」と、競合との影響もあり、業績が厳しかったとのことです。食品スーパーは相場に大きく左右される業態であり、さらに、ここ数年、異業種からのグロサリーでの価格競争にさらされており、厳しい経営環境といえます。次の12月度は食品スーパー最大の売上月、年末商戦といえ、この11月度がどう影響するか、その動向に注目です。

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December 24, 2018 |

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