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December 04, 2018

アマゾン、リコメンド分析を開放!

アマゾン、自社で使ってきたAI機能をサービス化--レコメンドと時系列予測機能を提供:
・ZDNet Japan:11/29
・Amazon Web Servicesは米国時間11月28日、Amazon.comで実際に使用しているのと同じ人工知能(AI)機能をAPI経由で利用できる、新しいツールを発表した。新たに提供されるのは、リアルタイムのパーソナライズレコメンデーションサービス「Amazon Personalize」と、時系列予測サービスの「Amazon Forecast」だ。
・Amazon Personalizeでは、ユーザーは顧客に関するデータ(ページビュー、コンバージョン率、デモグラフィックデータなど)をAmazonに引き渡す。Amazonは「Amazon EMR」のクラスタを作成し、データを詳しく調べる。その後、同社の小売事業で利用するために作られた最大6つのアルゴリズムの中から1つを選択し、データのトレーニングを行い、モデルをホスティングする。それが終わると、API経由でレコメンデーション結果を得ることができるようになる。
・予測を行うための仕組みもPersonalizeとかなり似ている。顧客はAmazonにサプライチェーンや在庫管理データなどの履歴データを渡し、予測に影響を及ぼす可能性があるあらゆる変数も入力する。それを元にAmazon側が、時系列予測を行うのに必要な、ハイパーパラメータの選択やモデルのトレーニングなどの作業を行う。Amazon Forecastは、SAPのソフトウェアや「Oracle Supply Chain」などの、従来型のサプライチェーンソフトウェアにも組み込める。

アマゾン、20年の「知見」を外部に開放 推薦や売り上げ予測をクラウドで:
・日本経済新聞:11/30
・米アマゾン・ドット・コムは28日、同社の中核技術である商品の推薦システムを外販すると発表した。ユーザーは消費者の行動履歴をもとにアマゾンと同様の推薦技術をオンライン小売りや動画配信事業に活用できる。利幅の薄いネット小売りから、同システムを使用するユーザーに課金して収入を得るクラウド事業にシフトして、収益力を高める狙いだ。
・外販するのは個々の消費者にあわせて商品などを推薦できるクラウド経由で使える人工知能(AI)システム。アマゾンが創業以来20年以上かけて、ネット小売りなどで培ってきた技術だ。消費者が何をいつ買い閲覧したかといったネット上の行動履歴に基づき、その人が欲しそうな商品を高い精度で推薦するもので、アマゾンのネット通販の競争力の源泉とされてきた。
・影響は大きそうだ。すでに先行顧客として同システムを使ったインドの動画配信ベンチャー企業はユーザーが見そうな動画を予測して推薦するシステムを作り上げた。米国の結婚式プランニングベンチャーも、ユーザーの検索履歴などを基に適切なサービスを提示する仕組みを構築した。これまでAIと無縁と思われていた企業にも先端技術を使う事業への参入余地が生まれている。
・会社の看板ともいえる技術を外部に開放するのは、アマゾンの収益構造が大きく変わっているからだ。2018年7~9月期のアマゾンの営業利益のうちAWSの占める割合は56%。売上高も前年同期比46%増とアマゾンの大黒柱に育っている。競争が激しく利幅も薄いネット小売りの「知見」を使って、クラウドで大きくもうける総合テクノロジー企業に変貌しつつある。

PI研のコメント(facebook):
・時代が大きく展開しています。Amazonが伝家の宝刀を抜く時が来たようです。ZDNet Japanが11/29、 「アマゾン、自社で使ってきたAI機能をサービス化--レコメンドと時系列予測機能を提供」との見出しの記事を配信、日本経済新聞も11/30、「アマゾン、20年の「知見」を外部に開放 推薦や売り上げ予測をクラウドで」と、同様の内容の記事を配信しました。ポイントは、「アマゾンが創業以来20年以上かけて、ネット小売りなどで培ってきた技術」、その推薦技術(リコメンド)をオンライン小売りや動画配信事業に開放するとのことで、すでに、アマゾンのホームページではこのサービスの販売がはじまっています。今後、アマゾンのホームページで見られる「この商品を買った人はこんな商品も買っています」が、様々なサイトで見られることになると思われます。技術的にはAIによるリコメンドのアルゴリズムですが、アマゾン独自のノウハウが加わっていると思われます。Amazon自身も、「Jassy氏は、このサービスは「従来のサプライチェーンソフトウェアの10分の1のコストで、これまでよりも最大50%正確な予測を提供できる」と主張」とのことです。それにしても、時代がこれだけ早く動くとは驚きであり、今後の動向に注目です。

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December 4, 2018 |

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