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May 28, 2019

食品スーパー、売上速報、4月度、既存店99.0%!

スーパーマーケット販売統計調査:2019年4月度  
・一般社団法人 全国スーパーマーケット協会:5/21
・キーワード TOP3:
・1. 天候要因(気温が低い、花見時期の天候)、2. 曜日めぐり(日曜日が一日少ない、GW10 連休)、3. 近隣との競合(チラシ、特売)

総売上高:100.2% (全体)、99.0%(既存店)

1. 青果 DI:-8.2(やや不調): 13.8% (構成比) 100.5%(全体) 99.3% (既存店)
・全体として相場安にはやや落ち着きがみられはじめたが、販売点数の伸び悩んだことで葉物類や根菜類を中心にやや不調となった。トマト類などサラダ用野菜も苦戦した店舗が多かった。春物の豆類(グリーンピース・スナップエンドウ)、健康報道のあった玉ねぎや舞茸などが好調とのコメントがみられた。ばら売りやカット野菜に対する需要の高まりの指摘が多かった。果物類は低い気温ですいかが不調、柑橘類は好不調まちまちであったが、キウイフルーツやアボカドの動きがよかった。輸入ぶどうが好調とのコメントもみられた。

2. 水産 DI: -0.8(やや不調) : 8.7% 100.3% 99.0%
・今月は気温の影響か好不調動向に店舗での差が大きく全体的な傾向はみられなかった。月末の GW に 向け、生食用や大型の刺身盛り合わせなどの動きがよかった。一方でカツオの売上は伸び悩んだ店舗が 多かった。塩干類に回復傾向がみられた。旬のホタルイカやイカナゴは不漁により大きく落ち込んだ店 舗が多い。海藻類はこれまでの特需からの反動減がみられた。高騰するうなぎは好不調がわかれた。

3. 畜産 DI:-9.5(やや不調) : 11.5% 100.6% 99.2%
・今月は気温の影響か好不調動向に店舗での差が大きく全体的な傾向はみられなかった。月末の GW 時期は和牛などの動きがよかった一方で、それ以外の時期は輸入牛の動きがよかった。ステーキ用の 赤身肉は好調だが、気温により焼肉用は好不調まちまちとなった。豚肉は相場がやや高騰しているが、 気温が低下した地域では国産、輸入豚ともにやや不調とする店舗が多かった。ハムやソーセージなど の加工肉は価格競争の厳しさを指摘するコメントもみられた。

4. 惣菜 DI: 0.8(やや好調) : 10.1% 102.2% 100.5%
・花見時期に気温や天候に地域差があり、行楽商戦に対する評価はまちまちであった。比較的天候に恵 まれた地域では弁当やおにぎりなどの米飯類や寿司類、からあげ、おつまみなどが好調に推移したが、 反対に気温低下など天候不良であった地域では不調となった。旬の食材を使った季節感や加工度の高い 惣菜の動きがよいとのコメントが多くみられた。前年好調であったサラダ関連は反動で不振となった。 出来立ての提供やバイキング形式での販売などが新たな取り組みが成果をあげる一方で、人手不足によ り十分対応できないことへの不安もみられた。

5. 日配 DI: -10.7(不調) :19.4% 100.9% 99.8%
・前年より気温が低かった地域ではアイスや飲料など涼味系商品は動きが特に悪かった。ヨーグルトカ テゴリーや冷凍食品も伸び悩んだ。パン類は好調とする店舗が多かった。健康報道により納豆、甘酒、 梅干しは引き続き好調とする店舗が多い。和日配では、豆腐や漬物、こんにゃくなどの動きが悪かった。

6. 一般食品:-5.7(やや不調) : 25.9% 100.9% 99.8%
・地域による前年との気温差により好不調にばらつきがみられるが、涼味関連は不調となった一方で、 スープやインスタントコーヒーなどのホットメニューが好調な店舗が多い。報道によりサバ缶に特需が 継続しているが、食酢には前年からの反動減を指摘するコメントもみられた。また米類は好不調まちま ちとなった。行楽需要の変化により飲料や酒類の好不調は大きく分かれた。一般食品カテゴリーで値上 げの影響やドラッグストアやディスカウントストアとの価格競争の厳しさへの指摘が目立った。

7. 非食品 DI: -13.1(不調) :7.3% 97.8% 97.5%
・電子タバコを中心に好調とのコメントが多くみられた。気温の低下で季節商材は伸び悩んだ。天候要因による行楽商材の好不調に差が大きかった。供給が不足している紙類を不調とするコメントが多かった。ホームセンターやドラッグストアなどの競合が厳しく低迷が続いている。

PI研のコメント(facebook):
・全国スーパーマーケット協会が5/21、2019年4月度の食品スーパー、270社、7,945店舗の売上速報を公表しました。売上金額は87,519,924万円、全体は100.2%、 既存店は99.0%と、伸び悩んだ結果となりました。今月は気温が低く、日曜日が一日少なく、近隣との競合がゴールデンウィークも重なり、厳しかったとのことです。各部門で見ても、やや好調なのは惣菜のみであり、それ以外の部門はいずれも不調、やや不調です。食品スーパーは生鮮食品の売上構成比が高いため、気候の影響を受けやすく、これらが生鮮3品、日配等に影響を与えたといえます。一般に、食品スーパーの売上げは、既存店は漸減し、新店により増加をはかってゆくパターンですが、この4月度を見ると、全体が100.2%ですので、新店が十分に出店できない低成長の時代に入っているといえます。今後ともこの傾向は続くと思われますので、低成長の中で、既存店の活性化をどうはかるか、ここが経営のポイントとなったといえます。サミットが注目されるのも、既存店の客数増が日本一である点であり、今後、さらに、既存店の活性化が重視されるといえます。今回の結果を見ると、そのポイントは惣菜にあるといえ、今後、食品スーパーがどう惣菜を強化し、既存店の活性化をはかってゆくのか、その動向に注目です。

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May 28, 2019 |

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